投稿日:2021.10.8
歯並びが悪くなる「舌癖」について
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
目次
舌癖(ぜつへき)について
今回は、歯並びが悪くなる原因のひとつである舌癖についてお話ししていきます。
舌癖とは、口がポカーンと開いて歯の隙間から舌が出てしまうことや、
飲み込む時に、舌で前歯を押してしまうなどの悪習慣のことを言います。
舌癖は様々な原因で起こり、たくさんの健康被害をもたらす可能性があります。
例えば、舌癖があると舌で歯を押してしまい、歯並びが悪くなっていきます。
悪化すると、やがて矯正が必要なほどの噛み合わせになってしまうのです。
当院では、舌癖を治すためのトレーニング方法を患者さんにお伝えしています。
その内容について、少しだけお伝えしていきます♪
①舌癖とは?
舌癖は様々な原因で起こり、歯並びを悪くする原因になるので、矯正を始める方は要注意です。
つぎのようなことを無意識にしていると、舌癖があります!
・何かに集中している時に口がポカーンと開いてしまい、歯と歯の隙間から舌が出ている
・飲み込む時に舌を突き出し、歯を押すような動きをしてしまう
・常に舌が歯に触れている
②舌癖があると、こんなことが起こります!
舌癖があると、歯並びが悪くなるだけでなく、健康に支障をきたす場合があります。
・舌で歯を押すことで噛み合わせが悪くなり、矯正で綺麗になった歯並びが元に戻る
・口が開いている時間が長く、乾燥して唾液が少なくなり、虫歯や歯周病の原因菌が増える
・口が開いているので様々な細菌が入ってきて、風邪を引きやすくなる
これはほんの一例です。
人間は1日に、600~2000回ほど無意識に飲み込む動作(嚥下)をします。
舌癖があると、そのたびに舌で歯を押して動かしていることになります。
③舌癖を改善するにはMFT(口腔筋機能療法)を行いましょう
舌癖を改善させる方法は、MFT(口腔筋機能療法)を行うことです。
MFTは、舌やお口周りの筋肉を鍛えて舌癖をなくし、お口の健康を保つためのトレーニングです。
MFTには、舌が正しい位置に置かれているか、鼻呼吸が出来ているかなど、重要なポイントがあります!
Point①唇はいつもリラックスした状態で閉じている(鼻呼吸をする。口呼吸はNG!)
Point②舌は上あごにリラックスした状態で挙上している(舌先はスポットに)
Point③上下の歯はわずかに2~3mmほど離れている
上下の歯が常に噛み合っているのに気づいたら、意識して離してみましょう。
④自宅でお試しMFTトレーニング
当院では、矯正装置の装着と同時のタイミングでMFTについてお伝えしています。
歯並びを治すだけではなく、その原因を改善することで矯正後の後戻りも防ぐことが出来ます。
まずは簡単に出来る2つの方法をご紹介しますので、トライしてみましょう!
★舌を上に持ち上げる練習 ホッピング
・舌全体を上あごに吸い上げ、「ポン」と音を出す。
※舌の先はスポットにつけ、まるめないこと。
★普段から舌を上あごに付けておく習慣をつける ポスチャー
・舌の先をスポットにつけ、ストローを5分間噛んでいる。
※くちびるは閉じていること。
MFTは継続することが重要です!
MFTは継続して行うことで、舌癖も無くなっていき、効果が出てきます。
上記で紹介したトレーニングはほんの一例ですので、ご興味があれば当院にご相談下さい。
矯正を始めるタイミングと同時にMFTについてお伝えしています♪
綺麗な歯並びの維持や舌癖の改善のために、MFTを始めてみませんか?
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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