投稿日:2022.1.12
歯の痛みにも効くハーブティー!?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、いま巷では代替医療が注目されつつあります。その一つがハーブです。
ハーブの薬効は古くから知られており、ヨーロッパでは実際に薬のように用いられています。
特にイギリスでは体調や体質に合わせて、ハーブが治療薬として処方されていたりもするのです。
日本では医師法や薬機法により規制があるため「薬」として用いられることは少なく、ハーブをお料理の「スパイス」として、もしくは「ハーブティー」として手軽に楽しむことが多いと思います。
そこで今回は、メディカルハーブインストラクターが在籍する当院から、矯正中におススメのハーブティーをいくつかご紹介させていただきます☕
目次
歯列矯正中にハーブティーがおすすめの理由
歯列矯正中は、歯の痛みやストレスを感じやすい時期です。
ハーブティーは、リラックス効果をもたらしてくれるだけでなく、自然の力で痛みをやわらげる効果も期待できます。
痛みをやわらげる効果
ハーブティーには、鎮痛作用のある成分が含まれているものがあります。
たとえば、ペパーミントには、メントールという成分が含まれており、清涼感を与え、痛みを一時的に麻痺させる効果が期待できます。
リラックス効果
歯列矯正による歯の痛みは、ストレスや緊張を引き起こすことがあります。
カモミールやラベンダーなどのハーブティーには、心身をリラックスさせる成分が含まれており、心身を落ち着かせる効果が期待できます。
殺菌・抗炎症作用
矯正装置を装着すると、どうしても口内環境が悪化しやすく、口内炎などのトラブルが起こりがちです。
セージやタイムといったハーブには、殺菌・抗炎症作用あり、口内環境を整える効果が期待できます。
歯列矯正中におすすめのハーブティー
歯列矯正中は歯の痛みや口内炎、ストレスなど、さまざまな症状に悩まされることがあります。
そんな時、ハーブティーは心強い味方になってくれます。
ここでは、歯列矯正中におすすめのハーブティーとその効果をご紹介します。
歯が痛い時にオススメのハーブティー
矯正中は、歯が動くことによって痛みが生じることがあります。
その際におすすめのハーブティーを紹介します。
クローブ
スパイシーで甘みがあり、ピリッとした辛味を感じるクセのある味わい。
歯痛といえばこれ!というハーブです。
濃すぎると刺激が強いので、適度な濃さで使用しましょう。
ペパーミント
歯磨き粉の香味料としてもよく使われているペパーミントは、スーッと爽やかな味わい。
消炎作用・殺菌作用もあるため、歯磨き粉に用いられることが多いハーブです。
口臭予防も期待できます。
これらは痛みの補助的な緩和に役立ちます。
しかし、強い痛みが生じていたり、持続的な痛みがある場合は、かならず歯科医師に相談しましょう。
着色しにくいハーブティー
矯正装置が着色してしまうことが心配な方は、以下のハーブティーがおすすめです。
カモミール
りんごのような優しい香りでフルーティーな味わい。
アレルギー症状の緩和や風邪の初期症状に効果的で、リラックス効果が高いことも知られています。
ルイボス
甘みと少しクセのある味わい。
美肌効果・リラックス効果・むくみ予防にも効果的です。
口内炎のケアにおすすめのハーブティー
矯正装置がお口の粘膜に触れると、口内炎が発生することがあります。その際におすすめなのが以下のハーブティーです。
セージ
抗炎症作用や殺菌作用があり、口内炎の治りを早める効果が期待できます。
ハーブティーとして飲用するだけでなく、うがい薬としても活用できるので便利です。
タイム
タイムも殺菌・抗炎症作用があり、口内炎の緩和に効果が期待できます。
さらに歯肉炎の予防や口臭対策にも有効です。
番外:寒い冬におすすめのハーブティー
最後に、寒いこの時期におすすめのハーブティーもご紹介いたします。
ジンジャーティー
ピリッとスパイシーで爽やかな味わい。
身体を温める効果が高いことで知られています。
エルダーフラワー
マスカットのような甘くフルーティーな味わい。
欧州では「インフルエンザの特効薬」と言われ、実際に風邪の初期症状に効果的とされています。
エキナセア
やや草っぽさはありますが、比較的クセの少ない味わいです。
免疫力向上効果が期待できるので、インフルエンザや風邪、感染症予防にも効果的とされています。
歯の痛みに効くハーブティーの飲み方・使い方
基本の飲み方だけでなく、うがい薬として活用するなど、さまざまな方法を試してつらい痛みをやわらげましょう。
基本の飲み方
ここでは、ハーブティーの基本的な飲み方を紹介します。
1.お湯を沸かす
ティーカップとティーポットはあらかじめ温めておきます。
沸騰したてのお湯を少し冷まし、90℃前後のお湯を用意します。
熱湯だとハーブの成分が壊れてしまう可能性があるので注意しましょう。
2.ハーブを蒸らす
ティーポットにハーブを入れ、お湯を注ぎます。
蓋をして5分程度蒸らします。
3.ゆっくりと飲む
蒸らし終わったら、茶こしでこしながらティーカップに注ぎます。
ゆっくりと味わいながら飲みましょう。
うがい薬として使用
ハーブティーは飲用だけでなく、うがい薬としても使用可能です。
口内を清潔に保ち、炎症を抑える効果が期待できます。
基本の飲み方と同様にハーブティーを作ります。
蓋をしたら15分程度蒸らしましょう。
うがいをする前に人肌程度に冷まします。
口に含み、20~30秒ほどかけて、口の中全体に行き渡るようにうがいをします。うがいが終わったら吐き出します。
より効果的な飲み方
ハーブティーに、はちみつを加えることで、殺菌効果を高め、喉の痛みを和らげる効果が期待できます。
また、複数のハーブをブレンドすることで、それぞれの効果を相乗的に高めることができます。
ハーブティーを飲む際の注意点
ハーブティーを安全に楽しむためにも、以下の3つのポイントをしっかり確認しておきましょう。
ハーブティーだけで完治はしない
あくまで症状を緩和するための補助的なものです。
歯の痛みは、虫歯や歯周病など、さまざまな原因が考えられます。
痛みを完全に取り除くことはできませんので、自己判断で治療を遅らせることなく、早めに歯科医院を受診しましょう。
アレルギーに注意
ハーブの中には、アレルギー反応を引き起こす可能性のあるものがあります。
初めて飲むハーブティーの場合は、少量から試すようにしましょう。
また、アレルギー体質の方や過去にアレルギー症状が出たことがある方は注意が必要です。
心配な場合は、医師に相談してから飲むようにしましょう。
持病がある場合は医師に相談
中には、薬との相互作用を起こす可能性のあるものがあります。
特に、持病のある方や現在薬を服用している方は、必ず医師に相談してからハーブティーを飲むようにしましょう。
妊娠中や授乳中の方も注意が必要です。
まとめ
ハーブティーはシングルで飲んでも美味しいのですが、ブレンドすると相乗効果も得られますし、クセのあるものでもマイルドで飲みやすくなったりするのでおすすめです。
今回は矯正中にもオススメのハーブティーをご紹介いたしましたが、体調やアレルギーで合わないものがあったり、妊娠中には避けたほうが良いものもあります。
自然のものは手が加わっていない分、ダイレクトに反応が出ることが考えられるためです。
それだけ自然の力は偉大で薬効も確かであると言えますが、お薬と同じように飲む分量・頻度・体調・体質を考慮の上、楽しんでいただければと思います。
横浜駅前歯科・矯正歯科は「横浜駅西口」から徒歩3分と駅から近く、平日夜間・土曜も診療しています。
歯並びが気になる方は、まず無料カウンセリングにお越しください!
矯正専門のカウンセラーが詳しくお話させていただきます。
無料カウンセリングはこちらから☆
※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。