投稿日:2022.1.21
虫歯や歯周病がもたらす健康被害
こんにちは!横浜駅前歯科・矯正歯科です!
最近テレビで芸人さんが、「虫歯が20本あり、お医者さんに説教された」というニュースを目にしました。
虫歯がそんなに多量であることから察するに、治療に行っていないであろうことが推測されます。
きっと痛みもかなりあったでしょう。
ですので、よくもまぁそこまで放置したなぁと若干感心してしまいますが、かなり危険なことなので
皆さんはきちんと治療を受けて下さいね!
では、何が危険なのか?
虫歯や歯周病を放置するとどのような健康被害がもたらされるのか、ということについてお話しましょう。
原因は複合的かつ様々な要因によって歯の病気になりますが、まずは簡単に虫歯と歯周病について説明いたします。
虫歯
虫歯の原因菌が出す酸によって歯が溶かされ、もろくなり、歯に穴が空いてしまう病気。
歯周病
歯と歯茎の隙間にあるプラーク=歯垢(細菌の塊)によって歯の周りの歯茎や歯を支える骨が壊されていく病気。
虫歯も歯周病も、原因菌によって歯の健康を害することには変わりませんが、虫歯は「歯」がダメになる病気で、
歯周病は「歯の周り」がダメになっていく病気です。
虫歯を放置すると・・・
まずはどんどん広がっていき、歯が破壊されてしまいます。
その後は歯の根っこの先まで広がって、原因菌が顎の骨にまで到達し、炎症を起こします。
今度は、その炎症した部分から原因菌が血管に入り込み、血液に乗って、体内を巡り、
巡り巡って最終的には脳や心臓に到達してしまう場合もあるのです!
歯周病を放置すると・・・
歯茎から出血しやすくなる、歯茎がブヨブヨしてむず痒くなるなどの症状が出てきます。
さらに悪化すると歯を支える骨を溶かし、歯が抜けてしまうこともあります。
それだけでなく、細菌が全身に回ると重大な病気の原因となりかねないのです!
虫歯や歯周病が引き起こしかねない身体の疾患
・心筋梗塞 ・脳梗塞
・狭心症 ・糖尿病
・早産 ・肺炎
・低体重児出産 など
上記の通り、虫歯や歯周病の原因菌が全身に回ると重大な病気を引き起こし、
最悪の場合、死に至る可能性すらあるのです。
虫歯や歯周病は、食べ物や口腔内環境など様々な要因によって引き起こされますが、自分で予防ができる病気の一つですので、
健康のためにも長生きするためにもしっかりと予防しましょう!
予防するには・・・
①歯磨きやフロスなどの口腔ケア
最も簡単に自分でできる予防方法です。
ただし、歯磨きも正しくできてこその予防効果ですので、歯医者さんに一度教えてもらうのがオススメです。
②かかりつけ医を見つけ、定期的な歯科検診を受ける
自分で歯磨きをきちんとしている方でも、落としきれない細かい汚れや着色がありますので、
大体3~6ヶ月に一度は定期検診を受けるのがオススメです。
定期検診に行っていると、虫歯ができても小さなうちに治療できるので、痛みもお金もかからずに済みます。
③矯正治療
そもそも歯並びが悪いと口腔ケアはしにくくなりますし、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。
虫歯や歯周病、ひいては健康のためにも歯科矯正は必要な治療と言えます。
歯並びや嚙み合わせについて相談したい方は、無料相談を行っていますので、お気軽に当院へご相談ください。
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