投稿日:2022.9.26
治療期間が延びてしまう原因(外的要因)
こんにちは!横浜駅前歯科・矯正歯科です😊
矯正治療に携わっていると、「歯の動きが良いなぁ」「歯がなかなか動いてくれないなぁ」と思うことは、しばしばあります。
カウンセリングに来られる方にお話を聞いても、「家族が矯正治療をしているが4年以上かかっている」
「友人が1年くらいで終わった」など治療期間に関しては様々な意見を伺うことが多いです。
口腔内の状況によっては同じような治療でも期間は異なりますし、歯の生体反応の良し悪しは実際に動かしてみないと分かりません。
なので絶対に何年間ヶ月で終わります、というものでもないのですが
抜歯治療をした場合は大体2~3年、非抜歯治療をした場合は約1~2年くらいが目安になります。
では、治療期間が延びてしまうのはどのような場合なのか、お話していきます。
治療期間が延びてしまう場合(外的要因)
適した治療を選択できていない
抜歯が必要な症例であるのに非抜歯で行った、適した装置を用いていないなどが考えられます。
ドクターの腕や実績により、選択する装置が異なる場合もありますが
患者側が、適した装置よりも自分の希望で装置を選択してしまうケースも多く見られます。
ex.)ワイヤー矯正が適した症例なのに「マウスピースでしかやりたくない」
表側矯正が適した症例なのに「裏側矯正でないと無理」など
職業柄であったり、会社的によっては特定の装置以外認められないという場合もありますが、
基本的にはドクターの診断結果に従うのがお勧めです。
定期的な通院が出来ていない
ほとんどの医院で、処置後に次の来院目安をお伝えしますが、
その目安よりも大きく期間が空いてしまうと治療が少しずつ遅れます。
それが何度が続くと治療期間が延びてしまいますので
『来院ペースを守る』ことが最短で終わらせる秘訣です!
患者が治療に協力的でない
矯正治療をスムースに進めていくには『患者様の協力が必須』です!
長時間のゴムかけ使用・来院ペースを守る・装置の不具合を少なくする(脱離や破損)など
これらは患者様に協力してもらう必要があります。
まとめ
患者様が来院した時、私たちは最大限の力を尽くして治療を行います。
しかしながら、その力をより高めるも、無駄にするも患者様次第であることを申し添えておきます。
矯正治療は私たち医療チームの努力だけではスムースに進めることはできませんので、
二人三脚で最適最短な治療を目指しましょう!