投稿日：2023.2.14

バレンタインデーと矯正治療

バレンタインデーのスイーツには罠がある！？

皆様、ハッピーバレンタイン！本日2/14はバレンタインデー。

女性から男性だけではなく、友チョコやご自分へのご褒美としてスイーツを買う方も多いですよね♪

なんとなくスイーツが食べたくなる日、でも気を付けないといけません！

スイーツを食べた後の口腔ケア次第で、矯正治療が長引くかもしれないのです！！

矯正治療が長引く原因：虫歯が出来る

矯正治療中に気を付けて頂きたいこと・・・それは虫歯です！

虫歯は、お口の中で虫歯菌が酸を作り、その酸が原因で歯が溶けてしまう病気です。

虫歯菌によって歯が溶けてしまうと咬み合わせが変わってしまい、治療計画を初めから組み直す場合があります。

その為、虫歯の大きさや進行度合いにより矯正治療を一旦ストップして、虫歯治療を優先しなければいけないことも・・・。

それは矯正治療が長引く原因になってしまい、治療の期間がどんどん後に延びてしまいます。

また、治療が必要な箇所によっては一時的に矯正装置を外す必要があるので、患者様にとっても負担になりかねません！

気付かない間に以下のような行動をしていませんか？ちょっとチェックしてみましょう！

・砂糖が多く含まれる食べ物をよく食べる

・飲食した後のブラッシングをしない

・時間を気にせず、砂糖入りの食べ物を長時間に渡って食べ続ける

・甘い飲み物を好んで飲む

・歯磨き粉の種類を気にしていない

いくつ当てはまりましたか？それでは、それぞれの対応策についてお話ししていきます♪

①砂糖が多く含まれる食べ物をよく食べる

バレンタインに食べるチョコレートには、たくさんの砂糖が含まれています。

砂糖は虫歯菌にとっては大好物なので出来るかぎり摂取を減らしたいところですが、たまには甘い物も食べたいですよね♪

なので、苦み強めのカカオを多く使用したチョコレートや、砂糖の代わりに健康に良い甘味料を使用したチョコレートなどがおススメ🎵

歯医者さんが監修の、キシリトールが甘味料のチョコレートも有名ですよね！！

砂糖をなるべく減らすけれど、甘い物は我慢せずにストレスが少ない矯正期間を過ごしましょう♡

➁飲食した後のブラッシングをしない

飲食した後のブラッシングを怠ってしまうと大量のプラーク（歯垢）が残り、それが原因で虫歯菌が繁殖しやがて酸を作ります。

その酸によって歯が溶けてしまう為、飲食した後のブラッシングが非常に重要です！

プラークを取り除くため、当院の患者様には歯ブラシ指導を行っています。

おススメの歯ブラシも取り扱っておりますので、こちらの記事もご確認下さい↓↓

衛生士が本当にオススメする、矯正用歯ブラシはコレ！

③時間を気にせず、砂糖入りの食べ物を長時間に渡って食べ続ける

間食をするとき、ついつい食べ過ぎてしまったり、だらだら食べてしまうことってありますよね。

お口の中に増えた酸は唾液の働きにより中和されます。唾液のおかげで、溶けてしまった歯の表面がもとに戻るのです。

ですが、長時間に渡りだらだら飲食を続けると酸が増え続け、溶けてしまう一方になります。

間食をするときは時間を決め、食べ終わった後のブラッシングも欠かさず行いましょう！

④甘い飲み物を好んで飲む

コーヒーに入れる砂糖はもちろん、炭酸ジュースやスポーツドリンクを飲む場合も要注意です。

たくさんの砂糖が含まれていますから、ブラッシングせず放置するとやはり虫歯の原因になりかねません。

そういった飲み物を飲んだら、うがいをしたり早い段階でブラッシングをしましょう。

また、夜寝る前に飲んだ場合も、きちんとブラッシングしてから就寝するようにしましょう♪

⑤歯磨き粉の種類を気にしていない

歯磨き粉といっても、いろんな種類がかなりたくさんあります。

フッ素が多く配合されている歯磨き粉を選べば、虫歯になりにくい強い歯にすることも可能です！

強い歯を作って健康的に矯正生活を楽しみましょう♪