投稿日:2023.7.3
歯並びと睡眠の関係とは??
目次
歯並びと睡眠の関係は??
「歯並びと睡眠の関係はあるのでしょうか?」歯並びにお悩みの患者様に、時々この様なご質問をいただくことがあります。
今回は、歯並びと睡眠の関係について詳しく掘り下げてみましょう。
〜歯並びの悪さが睡眠に関係している?〜
実は、歯並びの悪さが睡眠に関係しているというお話は、本当です。
歯並びと睡眠は深く結びついているのです。
そして、歯並びの悪さも然ることながら顎の小ささによって睡眠時にいびきをかきやすくなる、睡眠時無呼吸症候群につながるということが挙げられています。
睡眠の質が低下することで、様々な弊害が起こります。
・睡眠不足
・酸素の吸入が低下して脳や体が低酸素の状態になる
・寝てもだるい
・日中に突然意識を失う
・記憶力の低下
・朝起きられない
・夜間に何度も起きて頻尿になる
これらの症状を放置しておくと、居眠り運転や、運転時に突然意識を消失するなどで重大事故に発展する可能性もありますので、ご注意ください。
〜小さい顎で起こる弊害とは?〜
顎が小さいことにより、歯並びが悪くなります。
本来歯が正しく並ぶはずのスペースも取れず、歯並びがガタガタになってしまいます。
そこでさらにガタガタしてしまっているところに舌を収納しておくスペースが十分に取ることができず、睡眠時に舌が行き場を無くして喉の方に落ちてきます。
そうすることでイビキが発生することや、睡眠時無呼吸症候群になってしまうのです。
〜どんな歯並びが質の良い睡眠に理想なの?〜
質の良い睡眠をとるためには、いびきが出ないように、睡眠時無呼吸症候群にならないようにするということを考えていくと、小さすぎる顎を広げて、歯並びを整える。
顎を広げて歯並びを整えて舌を収納して置けるスペースを作ることが大切だと言われています。
〜睡眠の質を上げるのに、歯並び以外は治療しなくてもいいの?〜
いびきをかいてしまう。睡眠時無呼吸症候群と診断されている場合には、睡眠の質はとても悪いと言えるでしょう。
その場合には、歯並びを整えることも大切ですが、その他にも治療する方法があります。
睡眠時無呼吸症候群の場合には治療方法が確立されています。
・スリープスプリントを入れる
夜寝る際に、舌の根元が沈下しないように下顎を前に出して呼吸をしやすくするスリープスプリントというマウスピースを入れて寝ていただきます。
・矯正治療を行う
顎が小さく舌を収納できるスペースがない場合に、顎を広げて舌が収まるようにします。
顎を広げて歯並びも整えることで、お口の中の環境も良くなります。
・シーパップを着用する
就寝時に呼吸ができるようにつける、一定の圧で空気が出ているマスクを着用します。
そうすることで、呼吸が安定します。
・ダイエット
体重が増加すると、喉の周囲の脂肪がつき、軌道が狭窄すると言われています。
体重のコントロールをして、増加させないように気をつけましょう。
・飲酒しすぎない
過度な飲酒で、喉の筋肉が弛緩していびきをかきやすくなると言います。
就寝前の飲酒は控える様にしましょう。
〜まとめ〜
いかがでしたか?歯並びと睡眠には深い関係があることを理解していただけたかと思います。
ひょっとして、自分かもしれない?と思った方は、ご相談だけでも構いません。
ぜひ横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談下さい。