投稿日:2023.11.15
歯列矯正でほうれい線が濃くなるって本当?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
「歯列矯正をしたらほうれい線は薄くなる?それとも濃くなる?」と気になっていませんか?
ネットには「薄くなる」「濃くなる」の両方の情報が存在するため、歯列矯正を始めたいけど決断ができないという方も多いかと思います。
こちらのページでは、歯列矯正とほうれい線の関係を注意点を含めて分かりやすくまとめました。
歯列矯正をはじめて後悔したくない方や、ほうれい線の正しい対処法を知りたい方はぜひご参考ください。
目次
歯列矯正をすることでほうれい線は薄くなる?
ほうれい線は年齢を重ねるとでやすくなるため、歯列矯正をすればかならず無くなるという保証はありません。
しかし、歯並びや口周りの筋肉とほうれい線は関係が深く、矯正治療によってほうれい線が薄くなったという意見もあります。
矯正治療とほうれい線の関係について深く知ることで、適切な解決方法をよりスムーズにみつけやすくなるでしょう。
歯列矯正でほうれい線が薄くなるケースで考えられる理由
すべての方には当てはまりませんが、歯列矯正でほうれい線が薄くなるケースも存在します。
特徴や考えられる理由を以下でくわしくみていきましょう。
唇の位置が低くなる
出っ歯や受け口など前歯が前方に出ているタイプは、唇が前に押し出されるため頬との境目に線ができやすい傾向にあります。
真横から見たときの口元の位置を「頬と同じ」あるいは「頬より内側」に下げることで、ほうれい線が薄くなる可能性があります。
しかし、頬のボリュームや骨格によっても効果は異なるため、個人差は大きいといえるでしょう。
表情筋がバランスよく鍛えられる
ほうれい線は、表情筋が衰えるとできやすい傾向にあります。「噛み癖がある」「噛み合わない歯がある」「欠損歯がある」という状況は噛む位置が偏るため、表情筋の負担のバランスが崩れてほうれい線につながりやすいとされています。
歯列矯正や入れ歯・ブリッジ・インプラントといった機能回復治療をして全体で噛めるようになると、表情筋がバランスよく使われて、ほうれい線が薄くなるケースも少なくありません。全体で噛める状態は全身の健康にとってもメリットがあるため、維持することが大切です。
噛み癖がある方は、一度歯科医院へご相談ください。
歯列矯正をした結果ほうれい線が濃くなったというケースも?
重度の出っ歯の場合、歯列矯正で歯の傾斜を直すことで伸びた皮膚が余った状態になり、その部分が垂れてとほうれい線につながる可能性があります。
ほうれい線はあくまで肌トラブルであるため、歯列矯正でかならずしも良くなるわけではないということを理解しておきましょう。
そうすることで、より納得のいく治療につながりやすくなります。
ほうれい線の根本的な原因を知ろう
歯列矯正をしたからほうれい線ができるわけではありません。
歯列矯正をしてほうれい線が濃くなったと感じる方は、もともとのほうれい線が歯並びの崩れによって偶然薄くみえていたケースがほとんどです。
スピーディーに理想の見た目に近づくためにも、ほうれい線の根本的な原因を正しく理解しておくことをおすすめします。
肌の弾力を保つ成分の不足
肌の弾力を保つには「コラーゲン」と「エラスチン」が必要です。
加齢や栄養が偏ることでコラーゲンとエラスチンが不足し、肌のたるみにつながります。肌がたるむとシワができやすくなるため、ほうれい線を予防したい方は頬のたるみに注意しましょう。
脂肪組織の構造の変化
体重の変化が大きければそれだけ脂肪組織の構造が変化しやすくなります。
脂肪組織も肌のハリに大きく関わってきますので、ほうれい線を予防または改善したい方は「身長に合ったベストな体重」をできるだけキープするといいでしょう。
表情筋の衰え
表情筋は肌全体を内側から支える役目をもっており、衰えると肌がたるんでほうれい線が濃くなる傾向にあります。
表情筋を鍛えてほうれい線が薄くなったという方は少なくないため、ぜひトレーニングを習慣化しましょう。
ほうれい線予防・対策に効果的なお口トレーニング
「歯列矯正でほうれい線が濃くなったらどうしよう」と不安に感じている方や、すでにほうれい線でお悩みの方向けに、矯正中でもできるお口トレーニングをご紹介します。
トレーニングは1日だけでは効果を感じられません。
継続することで徐々に効果が発揮されますので、根気よく続けるようにしましょう。
舌回し
ほうれい線の裏側をゆっくりなぞるイメージで、舌を上から下へ大きく動かします。
上下の唇の裏側全体を舌でなぞると舌がしっかり伸びて、つながりのある筋肉も一緒に鍛えられます。
舌が柔軟に動くようになると滑舌もよくなるため、対人関係にもいい影響を与えるでしょう。
口角上げ
鏡を見ながら割り箸を横に咥えて口角を上げ、5秒間キープします。
割り箸がないときは、普段使っている箸や歯ブラシの持つ部分で行っても問題はありません。
口角が自然と上がるようになるとお顔の印象が明るくなり、仕事や面接などで役立ちます。
顔マッサージ
頬骨にそって親指の腹を下から上へ持ち上げるように動かします。
次に、頬骨の下のくぼみを円を描くようにマッサージして、最後に耳の下からデコルテに向かってゆっくり下ろすイメージでリンパを流します。
肌が乾燥した状態でマッサージを行うと、摩擦で肌を傷つけたり荒れる恐れがありますので、滑りをよくするためのクリームを事前に塗っておくなど工夫をしましょう。
MFTトレーニング
MFTは歯科医院で行っている治療の一つで、小さなお子様でも続けられる簡単なトレーニング法です。口周りや表情筋を鍛えることができ、続けることで唇をしっかり閉じる、舌を
正しい位置に誘導する、発音がよくなるといった効果が期待できます。
口周りの筋肉がしっかり鍛えられてバランスよく使われるようになると、ほうれい線にもいい影響を与えますので、ぜひ習慣化して理想のお口を手に入れましょう。
当院では患者様のお口に合わせてトレーニングを組み合わせてお伝えしています。
効果を実感しやすいトレーニングをご希望の方は、お気軽にご相談ください。
歯列矯正とMFTトレーニングの組み合わせもおすすめ
矯正治療で歯並びを整えても、口周りの癖が残っていると再び崩れてしまう恐れがあります。
歯列矯正とMFTトレーニングを組み合わせることで、口周りの癖が改善し、後戻りの予防にも効果的です。
表情筋が鍛えられることでより理想の美しさに仕上がりやすくなりますので、モチベーションも維持しやすくなるでしょう。
とくに舌を前に出す、唇を噛む、口の中の空気を無意識に吸ってしまうという方は、後戻りや治療後の崩れがおこりやすいため、MFTトレーニングと併用して歯列矯正をすすめることをおすすめします。
歯列矯正で見た目をよりよくしたい方は当院までご相談を
ほうれい線は皮膚トラブルの一つであり、歯列矯正をしたからといって確実に改善できるとは限りません。
しかし、歯並びの崩れを放置することは虫歯の発生や進行につながり、それによって噛むバランスが崩れると、表情筋の負担に差ができてほうれい線を引き起こす場合があります。
表情筋を鍛えた結果、ほうれい線が薄くなるケースは少なくないため、歯列矯正をご希望の方はMFTトレーニングを組み合わせておこなうとさらに満足のいく結果につながりやすくなるでしょう。
当院では患者様のお悩みに合わせて治療法をご提案しております。
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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