投稿日:2023.11.27
矯正を検討している方必見!矯正歯科の選び方
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
矯正治療を行う!と決めることはなかなか簡単なことではないと思いますが、一大決心をした後に一苦労するのが矯正歯科を決めることです。
専門の矯正歯科医院以外にも一般歯科医院で矯正治療を行っている所も多くなってきました。
どこで治療を行っても同じと思っている方はいませんか?
数ある歯科医院の中には、杜撰な治療を行うところもあるので終了後イメージと違ったり咬み合わせが合っていなかったり、100%納得のいく結果になるとは限りません。
大金を払って治療を受けるので、みなさんが「矯正してよかった!」と満足できるように矯正歯科の選ぶポイントを説明していきます。
目次
矯正歯科を選ぶポイント
後悔しないためにまず重要なことは、歯科医師の実績と経験値です。
納得のいく仕上がりにするには、精密検査や治療の過程が大切でしっかりと歯科医師が患者の口腔内を確認し、治療計画を立てることが失敗を防ぐことに繋がります。
そこには適切な知識と経験のある歯科医師の治療計画が必要不可欠になりますが、歯科医院のサイトや実際にカウンセリングに行っただけではわからないですよね。
そこで1つの判断材料になるのが「資格」です。
矯正治療に対する技術の高さや実績を証明する「認定医」と「臨床指導医(旧専門医)」という日本歯科学会が認定した専門的な資格が存在します。
両者の違いは審査基準が異なり、臨床指導医の方がより厳しい審査に合格する必要があります。
認定医
・日本歯科学会会員に5年以上在籍している
・矯正歯科医院にて指導医の下で5年以上従事している
・学会誌への論文を発表している
・試験に合格している
臨床指導医
・日本矯正歯科学会会員に7年以上在籍している
・認定医資格を取得している
・矯正歯科に関する論文を発表している
・日本矯正歯科学会が定める10の治療例を提出している
・試験に合格している
この資格保有者は、現在矯正治療を行っている歯科医師約2万人のうち、認定医は約3000人、臨床指導医は約300人です。
矯正治療を行っている医師の総数に対して少ないので、もしかしたら通院のしやすい範囲には在籍していない可能性もあります。
もちろん資格を取得していない歯科医師でも実績や経験値の高い方はたくさん存在しますが、より安心・信頼して確実に実績のある歯科医師の元で治療を受けれる目安にはなるでしょう。
その他に確認しておくべきポイントは、以下の通りです。
1 通院のしやすさ
矯正治療を行うにあたって精密検査を行い、治療の説明など何度か受診し、いざ開始すると大体月に1度調整のために通院する必要があります。
さらに矯正装置の破損や痛みなどトラブルが発生した場合にも、すぐに通える範囲の方が苦にならないので、家や職場からアクセスしやすいところが良いでしょう。
2 歯科医院の雰囲気
矯正治療にかかる期間の平均は保定期間も合わせると、3~4年半程です。
治療が始まると長い付き合いになるので、歯科医師やスタッフの人柄や雰囲気を予め確認しておくと良いでしょう。
矯正治療は痛みやトラブルがでやすいので、寄り添ってくれる親切さによってモチベーションが関わるため要チェックポイントです。
3 治療の説明について
精密検査の結果で歯の動き方や可能な矯正装置・具体的な期間・費用など、医師からしっかりと説明を受ける必要があります。
機械的な説明やメリットだけでなく、患者に寄り添って丁寧でわかりやすく、メリットデメリットも説明してくれると信頼できるので、安心して治療を開始できます。
患者様1人1人のことを考えて大切にしてくれている歯科医院を選びましょう。
4 取り扱っている矯正方法の種類
歯列矯正には「表側ワイヤー矯正」「裏側ワイヤー矯正」「マウスピース矯正」の主に3つの方法があります。
その中でも、ワイヤーやブラケットにも金属や白色や透明や種類があります。
全ての矯正歯科が取り扱っているわけではなく、ワイヤー矯正だけのところもあれば、マウスピース矯正だけのところもあります。
選択肢が多い方が患者様の歯並びや骨格に合った矯正方法を提示でき、患者様の要望に応える装置を提案できます。
5 精密検査の種類
矯正治療を行うために、精密検査で口腔内の状態や骨格などの資料作りが治療の質を左右します。
より正確な診断を行うためには、セファログラムで撮影することが必須です。
矯正専門歯科であれば、ほとんどのところがセファログラムでの精密検査を行いますが、一般歯科ではパノラマ写真しか撮影しないところもあります。
セファログラムがなくても治療は開始できますが、診断の正確性は欠けてしまうのでセファログラム、更にはCTを設置しているところだと専門性の高い矯正治療を行うことができるでしょう。
6 予約のとりやすさ
受診日を自身の予定に合わせて予約が取れたり、予約日を変更する場合に期間が開かずに予約がスムーズに取れるところの方が通院しやすいです。
人気な矯正歯科では初診予約が何か月先まで埋まっていたり、希望の日時に予約が取りにくいこともあります。
毎回受診日の期間が開いてしまうと、治療期間が長期化してしまう可能性もあるので、ご自身の受診できる日時が診療日かどうか、予約が取りやすいかどうか予め確認しておきましょう。
7 矯正医の勤務形態
一般歯科で矯正治療をする場合、矯正医は非常勤のところが多く、週に1回や1ヶ月に1~2回の出勤だけ。なんてこともあります。
そうすると予約が集中してしまうので、希望の日時に予約が取りづらくなってしまったり、トラブルが起こった際すぐに対応できないことも考えられます。
それに比べると矯正専門歯科や大学病院は、矯正医が常勤のため安心して治療を受けれる1つの材料になるでしょう。
3つの医療機関の特徴
矯正治療を行うには3つの選択肢があります。
1. 矯正治療を行っている一般歯科医院
2. 専門の矯正歯科医院
3. 歯科大学附属病院
この3つの特徴や利点について解説していきます。
1.矯正治療を行っている一般歯科
一般歯科はかかりつけ医として虫歯治療や定期検診など総合的な治療を行っています。
1番身近な存在で行き慣れた歯科医院の場合は、医院の雰囲気も知っているので通院しやすい点、矯正治療前の抜歯や虫歯治療、矯正中のクリーニングも1つの歯科医院で行える点ががメリットです。
しかし矯正治療は主治医が担当する一般歯科は少なく、非常勤で矯正医を雇って矯正の診察日が決められているところが多い傾向にあります。
診療日以外は矯正医が出勤していないので、矯正装置が外れたりトラブルが起こった時に対応ができない場合もあります。
最近ではマウスピース矯正が人気で、マウスピース矯正のみを取り扱う一般歯科医院も多くなってきています。
マウスピース矯正は歯の模型を採ってコンピューターでオーダーメイドのマウスピースを作ってもらい、それを患者様に渡すだけなので、特別な知識や技術がなくてもセミナーを受講すれば行える矯正方法です。
矯正医を雇わずにほとんど矯正治療初心者質の実績のない歯科医師が行っている可能性も考えられるので、質の高い治療は期待できません。
全て1つの歯科医院で済むのは利点ですが、矯正治療の専門性を考慮すると欠点も多いように思います。
2.矯正治療専門の歯科医院
矯正歯科は矯正治療の研修を受け、認定医の資格を取得した医師が開業しているケースが多いので、医師に専門的な知識や実績があるのは保障できます。
さらに勤務しているスタッフも一般歯科のスタッフと比較すると矯正に関する知識は高いです。
設備も矯正治療の種類も揃っているので、患者様の希望を考慮した上で最適な治療方法を提案することができます。
また、一般歯科によってはクレジットカード払いや分割払いができない医院もありますか、矯正歯科の場合はクレジットカード払いや分割払い、デンタルローンに対応している医院が多いので、支払い方法を選べる点も大きなメリットになるでしょう。
3. 歯科大学附属病院
大学病院は矯正専門医が多く在籍しており、設備も充実しているため顎変形症や口蓋裂などの難症例の治療にも対応しているため、臨床経験や知識は豊富なので安心して治療を受けられるでしょう。
そして矯正歯科以外にも歯科に関する全ての診療科目が揃っているので、矯正治療前の抜歯や虫歯治療が必要な際には大学病院内でスムーズに治療を受けれます。
しかし研修医や歯科学生の教育機関でもあるため、治療中に見学されることや、医師の指示のもと研修医が治療に当たる可能性があるのでご理解が必要です。
まとめ
サイトや口コミだけを参考にせず、これらのことに気を付けながらご自身の目で矯正歯科を選ぶと満足度の高い矯正治療を受けることができるでしょう。
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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