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投稿日:2023.12.22

口内炎がなかなか治らない理由とは?

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆

歯列矯正をしていると、口内炎に悩まされた経験はありませんか?
矯正中は口内炎になりやすいと感じる方が多いかもしれません。
食事や会話がしにくいだけでなく、痛みが続くのはつらいですよね。
矯正中の口内炎は、矯正装置が粘膜に当たり傷がつくだけでなく、他の問題が原因になっている可能性もあります。
今回は、矯正中に口内炎ができる原因や治りにくい理由、痛みの和らげ方、口内炎を作らないための予防法についてご紹介します。

口内炎

口内炎がなかなか治らない理由とは?

口内炎の原因が改善されていない場合

口内炎の原因とは、
①ストレスや疲労による免疫力の低下
栄養不足
口の中を噛んだこと、歯ブラシや矯正装置などで傷つけたこと
などが考えられます。これらの原因が改善されない限り、口内炎はなかなか治りません。

口内炎の種類が重症な場合

口内炎には、3つの種類があります。
アフタ性口内炎:最も一般的な口内炎で、小さな円形や楕円形の潰瘍が口の中にできます。
ヘルペス性口内炎:ヘルペスウイルスによって引き起こされる口内炎で、小さな水ぶくれが口の中にできます。 
③カンジダ性口内炎:カンジダ菌によって引き起こされる口内炎で、白い膜状の口内炎が口の中にできます。
最も一般的なアフタ性口内炎は、一般的に数日〜2週間程度で自然に治りますが、ヘルペス性口内炎やカンジダ性口内炎は、治療をしないと数週間〜数ヶ月かかることもあります。

口内炎

矯正中に口内炎ができやすい理由とは?

矯正治療中は、口内炎ができやすいことが知られています。矯正装置が舌や頬などの粘膜に当たって傷つくことや、歯の動きによって口内環境が変化することが原因です。

矯正中に口内炎がなかなか治らない理由は?

矯正装置が原因で口内炎が治りにくい

矯正装置は、舌や頬などの粘膜に当たって傷つくことがあります。その結果、口内炎ができやすくなり、治りにくいという悪循環に陥ります。
特に、ワイヤー矯正では、ワイヤーが舌や頬に当たって口内炎ができやすい傾向があります。
また、インビザラインなどのマウスピース矯正でも、マウスピースが歯に当たることで口内炎ができることがあります。

口内炎

矯正治療によって口腔内環境が変化する

矯正治療によって、歯の位置や噛み合わせが変化します。その結果、口腔内環境も変化し、口内炎ができやすくなることがあります。
矯正中は、口腔内に下記の変化が起きやすいと言われています。どんな変化が起きるか詳しく説明していきます。

 【口腔内環境変化①】唾液の分泌量が減少する

矯正装置が歯に当たることで、唾液の分泌量が減少します。唾液には、口腔内を清潔に保ち、細菌の繁殖を抑える働きがあります。
そのため、唾液の分泌量が減少すると、口内炎ができやすくなることがあります。

【口腔内環境変化②】口腔内が乾燥する

矯正装置が歯に当たることで、口腔内が乾燥しやすくなります。口腔内が乾燥すると、粘膜が傷つきやすくなり、口内炎ができやすくなります。

【口腔内環境変化③】歯周病のリスクが高まる

矯正治療中は、歯周病のリスクが高まります。歯周病の炎症によって、口腔内環境が悪化し、口内炎ができやすくなることがあります。

口内炎   

口内炎を早く治すための方法とは?

矯正装置を調整してもらう

矯正装置が原因で口内炎ができている場合は、矯正医に相談して矯正装置を調整してもらいましょう。
矯正装置が舌や頬に当たらないように調整することで、口内炎を治しやすくなります。また、食事や会話の際には、矯正装置に舌や頬が当たらないように注意してみましょう。

市販の口内炎薬を使う

市販の口内炎薬を使うのも効果的です。口内炎薬には、痛みや炎症を抑える効果があります。

口の中を清潔に保つ

ブラッシングやマウスウォッシュなどで、口の中を清潔に保ちましょう。口内が清潔であれば、口内炎の原因となる細菌の繁殖を抑えることができます。

十分な睡眠をとり、ストレスを溜めない

十分な睡眠をとり、ストレスを溜めないようにしましょう。睡眠不足やストレスによって、免疫力が低下し、口内炎ができやすくなることがあります。 

口内炎がなかなか治らない場合は、医療機関を受診する

口内炎が2週間以上治らない場合は、口腔がんの可能性もありますので、早めに医療機関を受診しましょう。

口内炎

矯正治療中の口内炎予防法とは?

矯正装置を慣らす

矯正装置を装着したばかりの頃は、舌や頬が矯正装置に慣れていないため、口内炎ができやすい傾向があります。矯正装置を装着してから数週間は、舌や頬が矯正装置に慣れるまで、口内炎ができやすいことを認識しておきましょう。

ブラッシングやマウスウォッシュを丁寧に行う

ブラッシングやマウスウォッシュを丁寧に行うことで、口内を清潔に保ち、口内炎の原因となる細菌の繁殖を抑えることができます。

【ブラッシングやマウスウォッシュを行う際に気を付けたいポイント】
歯ブラシは、毛先が柔らかいものを使う。
ブラッシングは、優しく、丁寧に行う。
マウスウォッシュは、説明書に従って使用する。

十分な睡眠をとり、ストレスを溜めない

十分な睡眠をとり、ストレスを溜めないようにしましょう。睡眠不足やストレスによって、免疫力が低下し、口内炎ができやすくなることがあります。

【十分な睡眠をとるためのポイント】
★178時間の睡眠をとる。
寝る前のカフェインやアルコールの摂取を控える。
寝る前にリラックスできる時間を取る。

【ストレスを溜めないためのポイント】
趣味や好きなことに没頭する。
友達や家族とコミュニケーションをとる。
適度な運動をする。

栄養バランスの良い食事を摂る

【栄養バランスの良い食事をとは?】
ビタミンB2B6C、亜鉛などの栄養素をバランスよく摂ることで、口内炎の予防に効果的です。

【ビタミンB2B6C、亜鉛を多く含む食材とは?】 
ビタミンB2:牛乳、卵、レバー、納豆、豆腐
ビタミンB6:豚肉、鶏肉、さつまいも、バナナ、アボカド
ビタミンC:レモン、オレンジ、キウイ、パプリカ、ブロッコリー
亜鉛:牡蠣、牛肉、鶏肉、レバー、ナッツ類
口内炎予防の為、これらの食材を積極的に摂るようにしましょう♪

口内炎

矯正治療中の口内炎対策グッズは?

矯正用ワックス

矯正装置が舌や頬に当たって痛い場合は、矯正用ワックスを使って保護することができます。ワイヤーやブラケットなどの矯正装置が口腔内や、口内炎に当たって痛いときなどに保護する目的で使うものです。

口内炎 3Mワックス

 口内炎薬

口内炎薬には、痛みや炎症を抑える効果があります。市販の口内炎薬や、医師から処方される口内炎薬があります。

★こちらの記事もお勧めです★→歯列矯正治療を検討中の方は必見!矯正をするとなにが起こる?あるあるを知ろう!

まとめ

口内炎を早く治すために、下記の3つを気をつけていきましょう!

★口の中を清潔に保つ
★十分な睡眠をとり、ストレスを溜めない
★バランスの良い食事をとり、栄養不足を防ぐ

矯正治療中は、特に口内炎ができやすいため、予防対策をしっかりと行うことが大切です。また、口内炎ができてしまった場合は、早めに対処して治癒を早めましょう。
矯正器具が原因の場合は、口内炎対策グッズを使用してみたり、
矯正医に相談して矯正装置を調整してもらうなど、出来ることを行っていきましょう!

歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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