投稿日:2024.1.31
矯正中でもキスはできる?心がけたいポイントを解説します!
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
「矯正治療中でもキスはできるの?」と疑問に感じていませんか?
自分が治療中の方はもちろん、相手が治療中でしていいのかと悩む方も少なくありません。
こちらのページでは、矯正治療中に行うキスの注意点やトラブルを防ぐポイントを分かりやすくまとめました。
ぜひご参考にしてみてください。
目次
矯正治療中でもキスはできる
「矯正治療中だからキスをしてはいけない」というルールはありません。
しかし、キスの仕方によっては痛みをともなったり、装置の脱離や粘膜を傷つけてしまうなどトラブルにつながることもあるため注意が必要です。
矯正治療中のキスで注意すべき2つのこと
トラブルを避けるために注意すべきことは以下の2つです。
相手に矯正治療中であることを伝える
矯正治療中は、歯が通常よりも不安定な状態になるため、ものが当たったり圧がかかると痛みを感じる傾向にあります。
痛みが強いときは、白米を食べるのもつらいという方も珍しくありません。
通常とは痛みの感じ方に大きな差があるため、そのことをお相手には伝えておくほうがトラブルは防ぎやすいでしょう。
反対に伝えずに強い痛みを感じてしまうと、恐怖心からお相手やキスに対して拒否反応がでてしまう可能性があります。
関係自体も悪くなりかねないので、恥ずかしい気持ちや隠したい気持ちがあっても、しっかり伝えるようにしてください。
「勢いよく」ではなく「ゆっくり」を意識する
強い痛みを防ぐには、歯に刺激を与えないことが大切です。
勢いよくキスをすると歯と歯が当たって強い痛みを伴う可能性が高いため、注意が必要です。
ゆっくり行うことを意識してください。
歯が当たると装置が外れてしまい、急な来院や治療期間の延長が必要になる場合もあります。
痛みを感じた場合は素直に相手に伝える
お相手が矯正治療を経験していない場合、どんなときにどんな痛みを感じるのかが分からないため、気をつけることができません。
痛みを感じたときは素直にお相手に伝えるほうが、お互いにとっていい結果につながりやすいといえます。
矯正治療中のキスを失敗させないポイント
自分やお相手が残念な気持ちになってしまうのには、かならず原因が存在します。
矯正治療中のキスを成功させたい方は、以下のポイントを抑えてチャレンジしてみましょう。
痛みが強いときはキスを控える
ワイヤー矯正の場合は調整日から1週間、マウスピース矯正の場合は装置を変えてから1週間は、強い痛みを感じやすい傾向にあります。
ズキズキとした痛みが常にあるため、気持ちの面でも余裕があるとは言えません。
仮に無理にキスをして痛みを感じてしまうと、お相手との関係が悪くなりかねないので、その期間は控えることをおすすめします。
丁寧なお手入れを習慣化する
矯正治療中は、装置があることで磨き残しが増えて、虫歯や歯周病、口臭のリスクが高まります。
マウスピース矯正であっても、装置をはめている間は唾液が歯の表面に触れないため、殺菌効果や自浄作用など「唾液の効果」が期待できず、通常よりもリスクが高くなるので注意しましょう。
お相手に不快感を与えないためにも、丁寧なお手入れを習慣化することをおすすめします。
定期メンテナンスを忘れずに受ける
定期メンテナンスは、治療をスムーズにすすめるうえで欠かせないものです。
矯正治療の状況を確認・調整するのはもちろんですが、そのほかにも歯のクリーニングやお手入れ方法のご相談・指導を受けることもできるため、清潔な状態を維持しやすくなります。
矯正治療中は、自分では気づきにくいトラブルも少なくありません。
定期メンテナンスは忘れずに受けるようにしましょう。
キスがしやすい矯正治療方法は?
キスのしやすさを重視するなら、裏側矯正とマウスピース矯正がおすすめです。
それぞれの特徴を以下でくわしくみていきましょう。
歯の裏側に装置がつく「裏側矯正」
装置が唇の裏側に 裏側矯正はワイヤー矯正の一種で、装置が歯の裏面につくのが特徴です。当たらないため、傷がついたり装置が脱離するといったトラブルがおこりません。
デメリットとしては、装置が舌に当たり滑舌が悪くなることがあります。
装置の感覚に慣れるとほとんどもとに戻りますので、過度な心配はいりません。お手入れが表側矯正にくらべると難しい点と、高い技術が必要な治療であることから歯科医院によっては取り扱いがない点にも注意が必要です。
薄くて取り外しが可能な「マウスピース矯正」
マウスピース矯正は、使用する装置が薄いため違和感が少なく、唇の裏側に傷がつかないのが特徴です。
デメリットとしては、装置は取り外しが可能ですが、1日20時間以上は装着する必要があります。
1日のうち外せる時間は2〜4時間で、それにはお食事やお手入れ時間も含まれるため、デート中にずっと外して過ごすのはおすすめできません。
矯正治療中のお口のなかを清潔に保つケア方法
矯正治療中のお口のなかを清潔に保つには、以下のポイントを抑える必要があります。
キスのときに困らないよう、しっかりチェックしておきましょう。
1歯用の歯ブラシを使用する
歯ブラシには、1歯用のタイプが存在します。
それを使えば装置の周りやワイヤーの真下をしっかり磨けるため、毎回のお手入れで使うようにしましょう。
磨ける範囲が狭い1歯用のタイプは、普通の歯ブラシよりも磨き終えるまでに時間がかかります。
できるだけ早く終わらせたい場合は、普通の歯ブラシで装置がついていない面を磨き、1歯用の歯ブラシで装置がついている面を磨くなど工夫が必要です。
1歯用の歯ブラシを見たことがない方や使い方が分からない方は、お気軽に歯科医院へご相談ください。
デンタルフロスを全体に使用する
患者様のなかには「デンタルフロスは歯石がつきやすい場所につかうもの」と誤解している方がいますが、歯の側面の汚れを落とすものであり、全体に使ったほうが汚れの除去率がアップします。
少なくとも1日1回は使うようにしましょう。
歯間ブラシを使用する
歯間ブラシは、デンタルフロスと違って歯のすき間が小さすぎると通せないときがあります。
無理にとおすと歯ぐきを傷つけるため、歯間ブラシが通らないところはフロスで代用してください。
すき間にくらべて小さすぎる歯間ブラシを使うと、汚れがしっかりとれないため注意が必要です。
自分にあった歯間ブラシのサイズが分からない方は歯科医院へご相談ください。
歯ブラシで舌の上をきれいにする
汚れや細菌は舌の上にも存在し、放置すると口臭につながります。
舌の上に歯ブラシを寝かせ、奥から手前に優しく撫でるように動かすことで汚れが取れます。
力を入れすぎると舌の粘膜を傷つけるので注意しましょう。
仕上げにうがい薬を使用する
うがい薬は、歯と歯ぐきのすき間に薬液が浸透するので、歯周病予防、口臭予防に効果があります。
歯の表面に付着した汚れは物理的な刺激でしか落とせませんので、事前に歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなどできれいにしてからご使用ください。
矯正治療中にキスをするときは工夫をしてトラブルを避けよう
矯正治療中でもキスをすることは可能です。
表側矯正の場合は、唇の裏を傷つけたり装置が脱離しやすいため、勢いよくするのはやめましょう。
また、どの矯正方法であっても調整直後や装置を変えたばかりのタイミングは、強い痛みを感じる傾向にあります。
お相手との関係を悪くしないためにも、痛みが落ち着いてからするようにしてください。
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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