投稿日:2024.3.20
歯並びと口の形には関係がある!好感が持たれる口元とは?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
一人ひとり顔のパーツが違うので、当然口の形も異なります。
唇の形が綺麗な方もいれば、口元が出ていたり下唇だけが出ていたり十人十色ですが、実は歯並びが口の形に影響していることをご存じですか?
人の第一印象はほとんど顔で決まりますが、顔のパーツでも口元は清潔感や表情などが出ます。
口角が下がっている口の形だと不機嫌な印象を持たれるので、好感を持たれる口元が良いですよね。
歯並びを改善すると口の形が変わる可能性があるので、お顔の印象が変化するかもしれません。
どんな歯並びが口の形に影響するのか、好感を持たれる口の形にするためにすべきことを説明していきます。
目次
歯並びと口の形の関係
上顎の前歯が出ていたり、反対に下顎が出ている場合は口の形に影響を及ぼしやすいです。
歯列矯正で歯並びを改善すると唇や口角に変化を感じられます。
変化の度合いは歯並びの状態によって異なりますが、コンプレックスが改善されると自信に繋がるので、表情が明るくなりお顔の印象が変わるきっかけになります。
どのような歯並びがどのような口の形になるのか、歯列矯正するとどのような口の形になるのか説明していきましょう。
1)上顎前突
上顎前突はいわゆる出っ歯と言われる歯並びで、上顎の前歯が前に突出している状態です。
前歯が前に出ているので上唇に厚みが出てしまう傾向があります。
さらに口が閉じにくく、不自然な形になるケースもあります。
歯列矯正で治療すると前歯が後方に移動しキレイな歯列弓になるので、上唇の厚みの改善も期待できます。
また口を閉じやすくなるので、不自然な形も改善され、キレイなリップラインが形成されるでしょう。
2)下顎前突
下顎前突はしゃくれとも言われる歯並びで、下顎が上顎より前に出ている状態です。
下唇が厚く、横から見ると下唇が飛び出ていることが多いです。
さらに口角が下がってしまいやすいので、怒っている印象を持たれることもあるでしょう。
下顎前突の場合、軽度な症例は歯列矯正で改善できますが、骨格に問題があると手術が必要になります。
治療により下顎の位置が正常になると、下唇が薄くなったように感じ、フェイスラインもすっきりするので口元の印象が大きく変わります。
そして口角も上がりやすくなるので、表情が明るくなるでしょう。
3)叢生
叢生はガタガタの歯並びや八重歯が含まれますが、スマイルライン(上顎の歯の先端を結んだ線)が揃っていないので、唇に歪みがでることがあります。
内に入り込んでいる歯があれば唇もへっこみ、反対に出ていればモコッと盛り上がりやすくなり、不均一な形になりやすいです。
歯列矯正で歯並びを改善すると、スマイルラインが整えられ左右対称になるので、口を閉じた時も均一な形になるでしょう。
また八重歯があると歯に唇が引っかかり、口角が上げにくく不自然な笑顔になってしまうこともありますが、八重歯が改善されると唇が引っかかることもないので自然な笑顔を作ることができます。
4)上下顎前突
上下顎前突は上下顎が前に出ているので、口元が全体的に突出しており「口ゴボ」と言われています。
歯が前に出ている分上下の唇に厚みを感じやすく、口が閉じにくいので無理に閉じると力が入り、下あごに梅干しジワができやすいです。
歯列矯正で上下顎の歯を後方に移動し、口元の突出感がなくなると、口が閉じやすくなり梅干しジワも改善されます。
唇の厚みも自然になり、口角が上がりやすくなります。
さらに横顔の美しさの基準であるEライン(鼻先から顎先を結ぶ線)が整う可能性もあり、印象が大きく変わるでしょう。
5)過蓋咬合
過蓋咬合とは噛み合わせが深く、噛んだ時に上顎の歯が下顎の歯を覆い被さる状態です。
噛んだ時に高さが出ないので唇が薄く見えやすく、口角も下がり気味になるので不機嫌な印象を与える可能性もあります。
歯列矯正で噛み合わせを改善すると、噛み込みが浅くなり高が確保できるため、唇に自然な厚みが出て綺麗な形になるでしょう。
6)開咬
開咬は噛み合わせた時に上下顎の前歯に隙間ができるため、口が開いた状態になります。
唇は厚みが出やすく、口を閉じようとすると力が入るため、不自然な形になりやすいです。
歯列矯正で前歯の噛み合わせが改善すると、口が自然に閉じれるようになるので綺麗な形態の唇になるでしょう。
常に口がポカンと開いていると口呼吸になりやすく、口呼吸は口腔内が乾燥するので虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
口が開いた状態だと口輪筋が衰えていくので、お顔のたるみやほうれい線の原因になります。
そして歯並びは唇と頬、舌の圧力で歯列弓のバランスを保ちますが、口呼吸は唇と頬からの圧力がかからないので歯並びが乱れていきます。
また口に力が入っていないので、口元に絞まりがなくだらしない印象を与えてしまいやすいです。
歯列矯正を行っても口呼吸が改善していないと、綺麗に並んだ歯並びが元に戻ってしまう「後戻り」が生じてしまうので、口呼吸の改善も重要です。
開咬だけでなく、上顎前突や上下顎前突、下顎前突は口が閉じにくいため口呼吸になりやすいので、鼻で息をすることを意識しましょう。
歯列矯正の種類
一昔前までは歯列矯正といえばワイヤー矯正の一択だったと思いますが、近年は医療や技術の進化で歯列矯正の方法が主に3つあります。
それぞれにメリット・デメリットはあるので、矯正治療を検討している方はご自身に合ったやり方を選択することをおすすめします。
1)ワイヤー矯正(表側矯正)
歯の表面にブラケットという金具を装着してワイヤーを通して固定します。
ほとんどの歯並びが適応しており、取り外しができないので煩わしさや付け忘れの心配がないです。
矯正装置が目立ちますが、最近では白色や半透明のブラケットやワイヤーも選択できるので、なるべく目立ちにくくすることは可能です。
固定式のため食べ物が詰まりやすく歯磨きが難しいので、虫歯や歯肉炎になってしまいやすいデメリットがあります。
丁寧な歯磨きが必要になりますが、固定されているので自己管理の必要はなく、1ヵ月に1回通院して調整・メンテナンスを行います。
ほとんどの歯並びが適応していますが、抜歯が必要な症例や、歯の移動量の多い症例に向いています。
2)裏側矯正
表側矯正と基本的には同じですが、裏側にワイヤーの矯正装置を付ける方法です。
目立ちにくく、表側矯正と比較すると唾液の循環が良いので虫歯のリスクが軽減されます。
とは言え、歯磨きは難しいので丁寧な歯磨きは必要で、喋りにくいため慣れるまでは話しづらくなります。
そして裏側に装置を付けるには高い技術が必要なので、表側矯正より高価になります。
表側に矯正装置を付けることに抵抗がある方、固定式が良い方におすすめです。
3)マウスピース矯正
透明なマウスピースを装着して歯を動かす、最近人気の矯正方法です。
目立ちにくいことが最大のメリットで、取り外しが可能なのでお食事や歯磨きは外して今まで通り行えるのもワイヤー矯正にはないポイントです。
しかし1日22時間以上装着する必要があり、新しいマウスピースへの交換時期も歯科医師の指示通りの周期で、ご自身で行う必要があります。
自己管理がとても重要な矯正方法なので、外している時間が長かったりすると、計画通りに歯が動かず治療期間が長引く原因になります。
目立ちにくい矯正装置を希望している方、自己管理がしっかりできる方におすすめです。
まとめ
紹介した口の形の変化は個人差があるので、一例にすぎません。
しかし少なくとも歯列矯正で歯並びを整えると歯や体には良い影響を与え、健康にとっては間違いなく治療して損はないです。
そして歯並びが整うと口元のバランスが良くなり、素敵な笑顔や清潔感のある印象を与えやすいので、生まれ変わったようになります。
歯並びや口の形に悩みがある方は歯列矯正を行い、新しい自分に出会いましょう。
お悩みや質問がございましたらいつでもお気軽にお問合せ下さい。
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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