投稿日:2024.4.19
ライフイベントに合わせた矯正計画|結婚・妊娠・出産が重なっても矯正はできる?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
目次
はじめに
人生の中で大きな節目として、結婚・妊娠・出産など、様々なライフイベントが考えられます。特に妊娠・出産は女性の心身に大きな変化をもたらすことがあります。そのため、矯正治療も並行して行えるのか心配な方もいらっしゃるかと思います。
- 「結婚式も考えているので目立たない装置で矯正できるのかな・・・」
- 「結婚式までに歯並びをきれいにしたい!間に合いますか?」
- 「もし妊娠したら、悪阻の時は耐えられるのか?」
- 「矯正中に妊娠・出産重なった場合、通院できなくなってしまいますか?」
カウンセリングでも、このような質問をいただくことが多いです。
矯正治療はライフイベントに大きな影響を与えるものなので、結婚式に間に合うのか、妊娠・出産中に矯正治療は可能なのか、治療を続けられるのかといった疑問を持つ方もいるでしょう。今回はライフイベントに合わせてどんな矯正治療が可能なのか解説していきます!
結婚式に向けての矯正治療
結婚式前に矯正を完了したいという方から相談をいただくことがあります。矯正治療によって歯並びが整うことで、笑顔に自信が持てるようになり、より魅力的に見えるようになります。また、結婚式の写真は自信を持って撮りたいという希望もあるでしょう。
式前に矯正を完了したい場合は、早めに治療を始めることが大切です。希望される治療期間がある場合は、その分早めに行動する必要があります。矯正治療には時間がかかるため、少なくとも結婚式の2~3年前に始めた方が良いですが、マウスピース矯正や裏側矯正であれば、結婚式当日も見た目を気にすることなく治療継続が可能です!また、結婚後のライフスタイルの変化も考慮する必要があります。結婚後は、仕事や育児などで忙しくなる場合もあります。そのため、通院しやすい矯正歯科を選ぶことも重要です。
女性のライフイベントと矯正治療の関係
- 妊娠・出産
妊娠・出産中に矯正治療を受けることは可能です。ただし、妊娠中は体調の変化が大きいため、無理のない範囲で治療を進める必要があります。また、妊娠・出産後は育児に忙しく、通院が難しくなる場合もあります。妊娠・出産の時期に並行して矯正治療はできますが、思うように矯正治療が進まない可能性が高いのであらかじめ矯正歯科に相談することをお勧めします!
- 更年期
更年期になると女性ホルモンの減少によって骨密度が低下し、歯周病のリスクが高くなります。
(歯周病について合わせて読む▸▸前歯がズキズキする原因とは?~4つの原因を解説~)
ライフイベントに合わせた矯正計画の重要性
患者様ごとに異なりますが、矯正治療は3年ほどかかることも少なくないです。そのためライフイベントに合わせた矯正計画を立てることはとても重要になります。例えば、結婚式前に矯正を完了したい場合は、早めに治療を始める必要があります。
妊娠・出産
妊娠・出産中に矯正治療を受けることは可能です。ただし、妊娠中は体調の変化が大きいため、無理のない範囲で治療を進める必要があります。また、妊娠・出産後は育児に忙しく、通院が難しくなる場合もありますが、妊娠・出産前に矯正治療を始めて、妊娠中は治療を中断し、産後に治療再開されている方もいらっしゃいます。
更年期
先述したように、更年期になると女性ホルモンの減少によって骨密度が低下し、歯周病のリスクが高くなります。
それについてもう少し詳しく解説させていただきます!
更年期と歯周病リスクの関係
更年期になると、女性ホルモンの減少によって骨密度が低下し、歯周病のリスクが高くなります。これは、女性ホルモンが骨密度と歯周組織の健康を維持する重要な役割を果たしているためです。
女性ホルモンと骨密度
女性ホルモンであるエストロゲンには、骨密度を維持する働きがあります。エストロゲンが減少すると、骨吸収が促進され、骨密度が低下します。骨密度が低下すると、歯槽骨と呼ばれる歯を支える骨も弱くなり、歯周病のリスクが高まります。
女性ホルモンと歯周組織
女性ホルモンには、歯周組織の炎症を抑える働きもあります。エストロゲンが減少すると、歯周組織の炎症が促進され、歯周病のリスクが高まります。
更年期と歯周病リスクの増加
更年期になると、エストロゲンの分泌量が急激に減少します。そのため、更年期の女性は、骨密度が低下し、歯周病のリスクが高くなります。
更年期に歯周病を予防するために
更年期に歯周病を予防するためには、以下のことに注意しましょう。
- 口腔ケアを徹底する
歯周病は、歯垢が原因で起こる感染症です。歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使い、口腔内を清潔に保つことが大切です。
- 定期的に歯科検診を受ける
歯周病は、早期発見・早期治療が重要です。定期的に歯科検診を受け、歯周病の早期発見・早期治療に努めましょう。
- バランスの良い食事を摂る
骨密度と歯周組織の健康を維持するためには、バランスの良い食事を摂ることが必要です。カルシウムやビタミンDなど、骨や歯の健康に必要な栄養素を積極的に摂取しましょう!
- 適度な運動をする
適度な運動は、骨密度を維持し、歯周組織の血行を促進する効果があります。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を週に3~5回、30分程度行うのがおすすめです。
*更年期と歯周病に関する相談は、歯科医院や婦人科で受けることができます。
ライフイベントと矯正治療を両立させるために必要なこと
両立させるためには、4つのポイントがあります。
1. ライフイベントに合わせた治療計画を立てる
結婚、妊娠・出産、子育て、更年期など、様々なライフイベントが考えられます。これらのライフイベントは、矯正治療に影響を与える可能性があります。
矯正治療を始める前に、自分のライフイベントを考慮し、それに合わせた治療計画を立てることが大切です。
2. 矯正歯科医とよく相談する
矯正治療は、長い期間にわたる治療です。そのため、治療期間中にライフイベントが発生する可能性もあります。
ライフイベントが発生した場合、矯正治療を継続できるかどうか、治療計画を変更する必要があるかどうかなど、矯正歯科医によく相談しましょう!
3. 通院しやすい矯正歯科を選ぶ
矯正治療は、定期的な通院が必要です。突然の引っ越しなどで通院が難しくなる場合もあります。
事前に通院しやすい場所にある矯正歯科を選ぶことが重要ですが、やむを得ず通えなくなった場合は転院制度がある院だと安心して治療継続できます!
また、学校や仕事などで通院時間が限られる方は土日や夜間診療を行っている矯正歯科を選ぶのもおすすめです。
4. 家族や周囲の理解を得る
矯正治療は、患者様ご本人だけでなく、家族や周囲の協力も必要です。
周りの方にも矯正治療について理解してもらい、協力してもらうことで、治療をスムーズに進めることができます。
まとめ
ライフイベントと矯正治療は、密接な関係があります。ライフイベントに合わせた矯正計画を立てることで、よりスムーズに矯正治療を進めることができます。
矯正治療を検討している方は、早めに矯正歯科に相談し、自分にとって最適な治療計画を立てましょう。
また、矯正治療を検討している方は矯正治療を受けたことがある人に話を聞いてみることもおすすめです!矯正治療の体験談を聞くことで、矯正治療の実際のイメージをつかむことができます。
矯正治療中の結婚・妊娠・出産について、不安に感じている女性も多いかと思います。少しでも不安なく矯正治療をスタートできるよう、しっかりと計画を立てておくと安心です!
矯正治療の費用は、治療方法や治療期間によって異なります。事前に精密検査を受けて、ご自身の矯正治療計画を知っておくことも大事です。そこから計画を立てることもおすすめです。
また、矯正治療中の結婚・妊娠・出産について不安な点があれば、遠慮なく相談してみましょう。
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
≫無料矯正カウンセリングのご予約はこちら☆