投稿日:2024.6.3
矯正の期間が長くなるとブサイクになりますか?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
口元をキレイにしたい思いから矯正を始めたのに、ブサイクになるのは嫌ですよね。
ただ、矯正の期間が長くなると顔がブサイクになったと感じる傾向があります。
しかし、矯正中や矯正後のブサイクは適切に対処することで防げます。
今回は、矯正期間が長くなるとブサイクになる理由や対処法などについて解説していきます。
矯正を始めたいと考えている方や現在矯正中の方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
目次
矯正期間が長くなるとブサイクになる2つの原因
そもそも歯列矯正は噛み合わせや見た目を改善する治療法で、口の中からアプローチをするため、直接的に皮膚や顎の骨を変化させることはありません。
しかし、矯正期間が長くなることで次のような影響がでて、ブサイクになったと感じる傾向があります。
● 栄養不足
● 口周りの筋力低下
それぞれの原因について詳しく解説します。
栄養不足
矯正中は、痛みや噛み合わせの影響で栄養不足になりやすいです。
たとえば、咀嚼する時に痛みを感じて食事が取れない、といった状態になります。
また、ワイヤー矯正の場合は装置が外れる可能性がある硬い食べ物や虫歯のリスクが高くなる繊維の多い食べ物は矯正中に避ける傾向があります。
矯正期間は約2年〜3年が一般的で、この間に肉やナッツ(タンパク質)繊維質な野菜(食物繊維・ミネラル)といった栄養が不足しやすい状態になるため体重が減り、顔の肉が落ちてブサイクになったと感じやすいでしょう。
口周りの筋力低下
矯正装置が口周りの筋肉や舌の動きを制限することで、筋力低下を引き起こす可能性があります。
また、矯正中の歯の痛みで咀嚼回数や口を動かす頻度が減るため、口周りの筋力を使わなくなります。
矯正装置を長い時間付けているほど口周りの筋肉を使わなくなり、口元が下がった印象を受けやすいでしょう。
矯正でブサイクになる3つの原因
矯正の期間が長くなる以外にも、次の3つが原因でブサイクになったと感じる場面があります。
● 抜歯
● 前歯が出ている歯並びの治療
● エラの改善
それぞれ詳しく解説していきます。
抜歯
抜歯をして歯が移動できるスペースを作ったことで、ブサイクになったと感じる場合があります。
歯がない部分に皮膚が集まり、シワが増えたように感じやすいためです。
歯が移動し隙間が埋まると、顔の違和感を感じなくなるケースがほとんどです。
前歯が出ている歯並びの治療
前歯が出ている歯並びを治療することで、顔の変化を感じやすいです。
たとえば、出っ歯や受け口(下顎が前に出ている状態)、口ゴボなどの前歯が出ている歯並びを整えていくと、突出感がなくなり歯が内側に傾くため、顔の変化を感じやすいでしょう。
エラの改善
もともとの顔の形が張っていてエラが目立つ場合、矯正治療で噛み合わせを正しい位置にすると顔の筋肉のバランスが良くなり、エラが改善しやすいです。
ただ、骨格が原因でエラが張っている場合には、歯列矯正だけでの改善は難しいでしょう。
矯正でブサイクになったと感じる顔の状態
矯正でブサイクになったと感じるのは、次のような顔の変化があったときです。
● ほうれい線が濃くなる
● 頬がこけた
● 顔貌が面長になる
● 加齢
それぞれについて詳しく解説します。
ほうれい線が濃くなる
ほうれい線とは、頬と鼻の境界線のことです。
表情筋の付き方によって、ほうれい線の目立ちやすさには個人差がありますが抜歯や非抜歯の方法で歯を整えていくと、ほうれい線が濃く見えることがあります。
頬がこけた
矯正中の食事制限や痛みによる栄養不足で体重が減り、頬が痩せこけることがあります。
顔貌が面長になる
横に張っていたエラが歯列矯正で改善することで、顔の輪郭が面長になったと感じやすいです。
加齢
歯列矯正は一般的に2年〜3年と長い治療期間がかかるため、20代から矯正を始めた方が矯正中に30代を迎えることも少なくありません。
20代から30代になることで肌の老化が自然に起きて、ブサイクになったと感じるでしょう。
矯正治療でブサイクになりにくい装置はある?
「矯正でブサイクになりたくない!」「ブサイクのまま過ごしたくない!」というのが本音ではないでしょうか?
歯列矯正をする方法は種類がいくつかあり、ブサイクになったと感じにくい装置があります。
その治療法が裏側矯正とマウスピース矯正。
歯の内側に装置を付ける裏側矯正や透明のマウスピースを交換しながら歯並びを整えていくマウスピース矯正は装置が目立ちにくく、他人の視線を気にする心配がほとんどないため、いつも通り笑えることができ顔の筋肉が衰えにくいでしょう。
一方、表側にブラケットやワイヤーといった装置を付ける表側矯正は、装置が目立つのを気にして口を開けないようにする傾向があり、表情筋が衰えてほうれい線が濃くなったり顔にたるみが出たりする可能性も否定できません。
矯正でブサイクになった時の4つの対処法
矯正でブサイクになった時には、次の4つの対処法があります。
● 矯正担当医に相談
● 表情筋・口輪筋のトレーニング
● 注射による治療
● 自然に治す
それぞれの対処法について解説します。
矯正担当医に相談
まずは、ブサイクになったと感じたことを矯正担当医に伝えましょう。
矯正中であれば装置の調整や治療の方向性の修正などを行うケースがあります。
表情筋・口輪筋のトレーニング
ブサイクになったと感じるのは、口周りの筋肉が弱くなっているケースが多いため、表情筋や口輪筋のトレーニングで口周りの筋肉を鍛えるのがおすすめです。
たとえば、鼻の下をゆっくりと5秒間膨らませた後、口を「お」の形にして5秒〜10秒間キープ。
表情筋が刺激されて、ほうれい線が薄くなる可能性があります。
また、唇を閉じて舌を伸ばした状態で歯の周りを沿うようにゆっくりと5回ほどまわし、終わったら逆回しで同じことを繰り返します。
これは舌回し運動といって、口輪筋を鍛えて口元のたるみを改善する効果が期待できます。
注射による治療
注射による治療は、ほうれい線の気になる部分に保湿性の高い成分を注入することで皮膚の内側に厚みをつけ、肌にツヤとハリを与えます。
ただ、1回で永久的に維持することはできず3〜6ヶ月ほどで効果が薄くなるため、定期的に治療を受ける必要があります。
自然に治す
矯正中にブサイクになったと感じても、時間が解決してくれることがあります。
たとえば、抜歯が原因で顔が変わったと思っていても、歯が移動して隙間が埋まると顔の違和感がなくなる可能性が高いです。
このように、口内の状態によっては特別な処置をせず自然に改善するケースもあります。
矯正でブサイクにならないためには?
矯正治療をする前に次のような対処をすることで、矯正中や矯正後のブサイクを防ぐことが可能です。
● 矯正他担当医としっかりと話し合う
● 自分に合った治療法を選ぶ
● 矯正担当医の指示を守る
それぞれの対処法について詳しく解説します。
矯正担当医としっかり話し合う
歯列矯正では、歯並びの移動による顔の変化をおおよそ予測することが可能です。
たとえば、出っ歯を後ろに引き下げる時に口元のハリがなくなり、ほうれい線が濃くなる恐れがあるケースでは事前にリスクやどういった対策をすれば良いかなどを伝えます。
また、矯正前に治療中にブサイクになりたくないことを担当医に伝えておくと、矯正中のトラブル防止になります。
自分に合った治療法を選ぶ
歯並びを整える時に、無理な治療法で矯正をするとブサイクになりやすいでしょう。
たとえば、歯が並ぶスペースがない状態で抜歯をせずに歯を並べてしまうと、出っ歯になることがあります。
理想とする歯並びになるには抜歯が必要なこともあるため、担当医としっかりと相談し自分に合った治療法を選択しましょう。
矯正担当医の指示を守る
ワイヤー矯正は1〜2ヶ月に一度の間隔で装置を調整する必要があり、調整を怠った場合には歯の動きが悪くなるため、矯正期間が長くなります。
また、マウスピース矯正の場合は指定された日数でマウスピースを交換する必要がありますが、自己管理ができず装置の交換を忘れると治療期間が長引きます。
矯正期間が長引いた結果、ブサイクになったと感じることもあるため矯正医からの指示を守り、治療を進めることが大切です。
まとめ
矯正の期間が長くなると口周りの筋肉が衰えやすいため、ブサイクになったと感じる傾向があります。
矯正期間を長引かせないためには自分に合った治療法を選び、担当医の指示を守りながら治療を進めて行くことが大切です。
当院の矯正治療に興味のある方は、こちらのページも併せてご覧ください。
ブサイクにならずに適切な矯正期間でキレイな歯並びを手に入れましょう。
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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