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投稿日:2024.7.26

矯正中にカレーは食べられないって本当?着色について詳しく解説します!

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
カウンセリングの際に、“矯正中はカレーが食べられないと聞いたのですが本当ですか?”など、矯正器具の着色について質問されることがあります。今回は、矯正治療中の矯正器具の着色について詳しく説明していきます。

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表側矯正(ラビアル矯正)の着色

表側矯正(ラビアル矯正)は、ブラケットとワイヤーを歯の表面に直接装着する矯正方法です。審美面では装置が他の矯正装置より目立ちやすくなりますが、ワイヤーの矯正装置の中では費用を抑えることできます。

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表側矯正は見える装置なので、着色しやすいのか?

当医院では表側で矯正する場合、セラミックブラケットを使用しているためブラケット(矯正器具)が食べ物によって着色することはありません。
ただ、矯正中はブラケット以外にも様々な器具を使用することで、動かしていきます。
その一つにパワーチェーンと呼ばれるゴムがあります。ゴムは、食品の色素を取り込みやすい性質があるため、カレーなどの色素沈着しやすい食べ物によって着色します。
ゴムが着色したからと言って矯正治療への影響はありませんが、表側矯正の場合は気になる方も多くいらっしゃると思います。 

パワーチェーンとは?

パワーチェーンとは小さなゴムの輪を連結した形状で、ブラケット(矯正装置)に取り付けます。
矯正装置に引っかけて使用するもので、ゴムが収縮する力を使って、歯と歯のすき間を閉じたり、捻れをとったりするのに使用します。
伸ばした状態で装置につけ、元の長さに戻ろうとする性質を利用して、力を加えていきます。当院では、色は透明(乳白色に近い)のパワーチェーンを使っています。 

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どの程度の着色なのか?

例えば、カレーを食べた後に、矯正装置が全体的にべったりとカレーの色に染まってしまうということはありません。先程お伝えしたゴム(パワーチェーン)を使用している部分が、うっすらと黄色っぽくなるようなイメージです。透明だったゴムにうっすらと色が付くので、人によっては気になる方も多いかもしれません。

着色しやすい食べ物・飲み物とは?

カレーが一番着色しやすいとは思いますが、下記の濃い色の飲食物は、全般に着色の可能性があります。洋服などの衣類にこぼしてしまった時に、なかなか汚れが落ちず、うっすらと跡が残ってしまう飲食物がありますが、それらの飲食物が歯や矯正装置に着色しやすいものです。

食べ物

カレー:ターメリック(ウコン)に含まれるクルクミンという色素は、油に溶けやすく、歯や矯正装置に付着しやすい性質を持っています。
ケチャップ: ケチャップに含まれるトマト色素は、歯に付着しやすく、着色しやすい性質を持っています。
その他:ハヤシライス、ミートソース、トマトソース、イカ墨、キムチなど

飲み物

ワイン、コーヒー、紅茶など
コーヒーなどは、ストローを利用して歯に触れないように飲めば着色しにくいです。

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矯正中に装置が着色してしまった時はどうしたらいいの?

矯正器具が着色した場合、歯磨きでは汚れを落とすことができません。
一度着色してしまうと、着色前の色に戻すことが出来なくなるので、着色しても問題のないタイミングを選ぶことがポイントです。
例えば、ワイヤー矯正を行っていると、月に1回程度、矯正装置を調整するために通院が必要です。
矯正中に使用するゴムは毎月の調整で来院した際に新しいものへ交換します。
その通院のタイミングでゴムを新しいものに付け替えるので、着色した部分はなくなります。
このゴムを付け替えるタイミングを狙って、“着色しそうなカレーなどの食べ物は通院前日や23日前に食べる”ことをお勧めします。


裏側矯正やマウスピース矯正の場合は着色の心配がないので、矯正期間中であっても好きなタイミングで飲食することが出来ます。
カレーが好きな方は多いと思いますが、カレー以外でも濃い色の飲食物を好む方、外食が多い方には特にお勧めです。

着色の対策できることはありますか?

矯正中の着色は、ある程度は避けられないです。着色した場合の対策として、食後すぐに口をすすいだり歯磨きをすることは、何もしないよりは良いのですが、歯に食べ物が触れた時点で着色が起こるため、食後すぐに歯磨きを行っても着色を完全に落としきるのは困難です。

マウスピース矯正の着色

マウスピース矯正している方の使用方法として、水以外の飲食時はマウスピースを外す必要があります。
水以外の飲食時はマウスピースを外すため、使用方法を守っていれば通常マウスピースが着色することはありません。
ただ、お茶や紅茶、コーヒーを日常的によく飲まれる方の中には、マウスピースを毎回外すことが面倒くさくなり、そのまま飲んでしまう方がいらっしゃいます。
マウスピースを装着したまま水以外を飲むとマウスピースだけではなく、歯や矯正中に歯の表面に付く白い突起型の装置(アタッチメント)も着色してしまいます。
マウスピース矯正は使用方法を正しく守ることで、マウスピースの着色を防ぐ事ができます。

歯の矯正と楽器演奏の両立

裏側矯正の着色

裏側矯正は、歯の裏側に装置を装着する矯正方法のため、装置が着色をしても見えることがありません。
矯正治療中に、着色や汚れを気にせずに飲食できるのが嬉しいですね! 

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矯正中の着色を少しでも防ぐポイントとは?

矯正中の着色は、ある程度は避けられないことですが、少しでも着色を防ぐためのポイントをお伝えします!

1. 歯ブラシとデンタルフロスの適切な使用

歯ブラシ: 矯正装置に適した毛先の柔らかい歯ブラシを使用しましょう。毛先が開いたり、硬くなったりしたら新しい歯ブラシに交換しましょう。
デンタルフロス: 矯正装置の間に入りやすい糸タイプのデンタルフロスを使用しましょう。毎日、歯間をしっかりと清掃しましょう。

2. ホワイトニング歯磨き粉の使用

ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用すると、歯の表面の着色を軽減することができます。ただし、研磨剤の多い歯磨き粉はエナメル質を傷つける可能性があるため、注意が必要です。

3. 定期的な歯科検診とクリーニング

3ヶ月に1回程度のペースで歯科医院で検診を受け、着色をチェックしてもらいましょう。必要に応じて、クリーニングを行いましょう!

4. 矯正装置の種類の選択

可能であれば、セラミックブラケットや透明なマウスピースなどの、色素が付きにくい矯正装置を選択することを検討しましょう。

5. 食生活の改善

色の濃い食べ物や飲み物は着色しやすいので、控えるようにしましょう。特に、カレー、ミートソース、トマトソース、コーヒー、紅茶、ワインなどが挙げられます。どうしても食べたい場合は、量を控えるか、ヨーグルトなどの乳製品と一緒に食べると効果的です。

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最後に

矯正治療に関するご相談は「横浜駅前歯科・矯正歯科」までお寄せください。
当院では、矯正治療のメリットだけでなくリスクもわかりやすく丁寧に説明します。
「横浜駅」から徒歩3分と駅から近く、平日夜間・土曜も診療しています。
歯並びのお悩みはそのままにせずに、お気軽にご相談ください。
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