投稿日:2024.8.14
歯列矯正の契約はクーリングオフできるの?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
「歯の矯正をしたいけれど、自己都合により契約を破棄することはできるの?」と気になっている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、歯科矯正はクーリングオフができないのが現状です。
そこで当院では、矯正を開始した後に引っ越しや転勤などにより、通院するのが難しくなった方や装置の変更がしたくなった方へ対応を行っています。
できるだけ安心して矯正治療がはじめられるように、さまざまな制度をご用意しておりますので、ぜひ参考にしてください。
目次
歯列矯正はクーリングオフできるの?
歯列矯正を開始する前に知っておきたいのは、クーリングオフ制度です。
クーリングオフとは、契約締結後8日間以内に無条件で契約を解除できる制度のことです。
歯列矯正も契約を行い同意のもとに治療を進めるのですが、実際にクーリングオフは可能なのでしょうか?
まずは、歯列矯正はクーリングオフが可能なのかと、その理由を詳しくみてみましょう。
歯列矯正はクーリングオフできるの?
クーリングオフは、通販で購入した商品やエステなど幅広く対象にされています。
契約した内容を再考したり、契約内容を破棄したりすることができる制度で、消費者が安心して商品などを購入することができるよう法律で定められています。
美容医療サービスに関してはクーリングオフ制度が適応されますが、医療行為になる歯列矯正はクーリングオフの対象にはなりません。
クーリングオフの対象になっているかどうかは、契約書面でしっかり事前に確認しておくことが大切です。
基本的には、医療行為はクーリングオフの対象とならず、患者様の都合により治療を中止することはできないのです。
医療行為である歯科矯正は専門的な知識や経験のある歯科医師が治療の対象者や治療方法、費用を決定する必要があります。
歯列矯正が開始された場合は、歯科医師の指示に従い治療を行いましょう。
歯列矯正がクーリングオフできない理由
ここからは「どうして歯列矯正はクーリングオフできないの?」といった疑問を解消していきましょう。
歯列矯正は、患者様の歯並びやライフスタイルに合わせて、装置や器具を決定し契約を行います。
使用する装置は、カスタムメイドで製作されるもの、既製品を使用するタイプなどさまざまですが、患者様の歯に装着するため他の患者様に再利用はできません。
もちろん、契約内容をしっかりお話ししてご同意いただけましたら契約します。
そして、契約後に装置を製作するため、最長で2ヶ月ほどお時間をいただく場合もあります。
歯を適切な位置に動かすために1つずつ歯科医院と技工所と連携を密にとり、精密に製作しているため簡単には製作できません。
万が一、歯列矯正を途中でやめることになった場合は、制作した装置や器具を再利用できないため、解約金が発生することもあります。
ご契約の際に説明や書面にて事前にお伝えいたしますのでご安心ください。
契約する前にはカウンセリングの時間を設けていますので、事前に不安や心配なことがありましたら、何でもご質問ください。
治療が開始されてからもご不明な点は歯科医師やスタッフにお声かけ下さい。
歯科矯正においては、クーリングオフの対象外であることを理解してご契約いただけますと幸いです。
歯列矯正は2年くらい治療期間がありますので、長く通院できるかどうか、信頼して治療を任せられるか、自分に合う装置を選択できるかなどさまざまな内容を考慮して矯正する歯科医院をお選びください。
歯列矯正を途中でやめる原因
歯列矯正をクーリングオフしたいと思われる多くの原因を解説します。
クーリングオフはできませんので、事前に以下をチェックしておきましょう。
矯正装置の変更
矯正装置を歯に付けたけれど、思っていたものと違う、やっぱり違う装置に変更したいなどの理由で歯列矯正を中断したくなる方も少なくありません。
歯列矯正は、歯の表面に金属のブラケットと呼ばれる装置を貼り付けて金属のワイヤーを通して歯並びを整える方法が主流でした。
しかし、目立つという理由から一歩踏み出せない方や装置を外したくなる方も。
そこで当院では、以下の装置から選択できるようにしております。
- 表側矯正
- 裏側矯正(舌側矯正)
- マウスピース型矯正
表側矯正は従来の矯正装置ですが、当院では透明や白色のブラケットを採用しているため目立ちにくいのが特徴です。
裏側矯正は歯の裏側にブラケットやワイヤーが付くため他人に気付かれることがほとんどありません。
マウスピース型矯正は、取り外し式の装置で透明のトレーを用いますので目立ちにくく、食事や歯磨きは普段通りで構いません。
さまざまな装置から選択できることで、理想の矯正ライフを送られます。
また、途中で装置を変更したい場合は、相談を受け付けておりますのでお気軽にお声かけ下さい。
転勤や引っ越し
転勤や引っ越しにより当院への通院が難しくなった場合は、全国にある渋谷矯正歯科グループの歯科医院への転院制度がご利用いただけます。
グループだからできる転院制度で、治療は途中であっても他の医院で継続して受けていただけます。
痛みや管理などのストレス
治療中の痛みや管理がストレスになり、歯列矯正を続けるのが難しくなることもあります。
もちろんこのようなことが起こらないように事前のカウンセリングでは、それぞれの装置のメリット・デメリットをしっかりと説明させていただきます。
治療費の支払いが困難
治療費の支払いが難しくなると、歯列矯正を継続することはできません。
そのため、当院では以下の方法でお支払いの負担を減らしております。
1.支払い方法
歯列矯正を開始する際に当院では「現金」「クレジットカード」「デンタルローン」によるお支払いが可能です。
デンタルローンでは、最大120回払いが可能で、ボーナス払いなども併用していただくことができます。詳しく知りたい方はカウンセリング時にお申し出ください。
2.トータルフィー制度
当院では「トータルフィー制度」を採用しております。
「装置の費用」「治療費」「通院費」など歯列矯正に必要な費用を含んだ料金で設定しておりますので、追加費用がかかることはありません。
ただし、以下の5つは費用に含まれておりません。
- 矯正治療前の検査費用:35,000円(税込38,500円)
- 他院で行う、むし歯治療などの一般歯科治療代金
- 他院で行う、抜歯代金(智歯抜歯・便宜抜歯)
- 動的治療終了後(保定期間中)のメンテナンス料:5,000円(税込5,500円)
※2024年11月現在
3.医療費控除
歯列矯正は、医療費控除の対象になることがあります。
歯並びの見た目を改善したいという「審美的」な理由ではなく、噛み合わせを改善するなどの「機能的」な回復をめざす歯列矯正であれば、医療費控除の対象となります。
医療費控除とは、年間に支払った医療費が一定額以上になった場合、確定申告を行うことで「所得税の還付」や「住民税の軽減」を受けることができる制度です。
歯列矯正の予約をキャンセルしてもいいの?
歯列矯正を続けることが難しくなる場合は、早めに当院へお知らせください。
- 予約当日にキャンセルされた患者様:1,000円(税込 1,100円)
- 無断でキャンセルされた患者様:3,000円(税込 3,300円)
予約の変更・キャンセルのお問い合わせにつきましては予約日の前日(平日は午後8時、土日祝日は午後 5 時)までに当院へご連絡ください。
まとめ
今回は、歯列矯正のクーリングオフについてご紹介しました。
歯並びに関することは横浜駅前歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。
矯正専門のカウンセラーが丁寧に対応させていただきます!
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