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投稿日:2025.1.6

矯正治療中、かみ合わせに違和感が!原因や対処法はあるの?

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます!

かみ合わせ 矯正「矯正治療を進めていくうちに噛み合わせがおかしい……」と気になっている方へ。
じつは、矯正治療で噛み合わせを精密に整えるのは最終段階のため治療中に違和感がでることはしばしばあります。
今回は、矯正治療中に噛み合わせに違和感がある原因や対処法をご紹介します。

噛み合わせとは?

噛み合わせとは、上下の歯がしっかりと合わさった状態のことをいいます。
通常は、1本の歯に対して2本が噛み合っているため鏡で確認してみましょう。
1本の歯に対して1本しか噛み合っていないもしくは1本も噛み合う歯がない場合は、噛み合わせが悪いといえます。

そして、上下の歯が噛み合ったときは上の歯が下の歯よりも前に位置するのが適切な噛み合わせです。

噛み合わせが悪いときは、矯正治療で改善することができ最終的には以下のような噛み合わせをめざして治療を進めます。

・中心の前歯が上下でそろっている
・上の歯が下の歯よりも2~3mmくらい前に位置する
・上下ともに1歯に対して2歯が噛み合っている
・上下の歯が噛み合ったときの隙間が5mm以下である
・奥歯がしっかり噛み合っている
・上下の歯並びの形がU字型に並んで噛み合っている

噛み合わせに違和感がある場合は、上記のような状態でない可能性が高く最後まで治療を受けられることが大切です。

噛み合わせが乱れる歯並び

そもそも噛み合わせが乱れてしまう歯並びはどのような歯並びなのでしょうか。

上顎前突

出っ歯上顎前突は、一般的には出っ歯と呼ばれている歯並びのことです。
上の歯が唇側に傾斜していたり、唇側から生えたりしていることで下の前歯と上手く噛み合っていない状態になります。

上顎前突の場合は、横からみると上の前歯が前方にでているためお口元にコンプレックスを抱える方も少なくありません。
大きく前方に出ている場合は、前から数えて4・5番目の歯を抜いて前歯を後方に動かす必要があるため、一時的に噛み合わせに違和感がでることがあります。

下顎前突

受け口下顎前突は、下の歯が唇側に傾斜したり唇側から生えたりして、上の歯よりも前方に下の歯が出てしまった歯並びのことです。
一般的には受け口と呼ばれます。

上下の噛み合わせが反対になることから反対咬合と呼ばれることもある歯並びです。
上下の噛み合わせが反対になっているため、矯正治療中も違和感が出ることはもちろん歯が動いてからも思いもよらない位置で噛み合うことで違和感につながることもあります。

叢生

叢生叢生は、歯が捻じれたり、傾斜したりして歯と歯が重なって並んでいる状態をいいます。
すべての歯が整列しきれないため、唇側や舌側に押し出されてしまうこともあり歯を見せて笑うと歯の長さが均等に見えずに凹凸のある歯並びをしています。

日本人は顎が小さくて歯が並びきらない叢生で悩まれている方がもっとも多いとわかっており、噛み合わせも乱れてしまうのです。
唇側から犬歯が生える「八重歯」も叢生のうちのひとつです。

空隙歯列

すきっ歯空隙歯列は、歯と歯の間に隙間があいている歯並びのことです。
すべての歯と歯の間に隙間ができるケースもあれば、中心の前歯の間だけに隙間ができる「正中離開(せいちゅうりかい)」という歯並びもあります。

空隙歯列になると上下の歯が噛み合うことなく1歯に1歯しか噛み合っていない、どこの歯も上手く噛み合っていないなど違和感がでるでしょう。

歯が噛み合っていない状態が続くと、徐々に歯が伸びてきてしまいさらに噛み合わせが乱れる恐れもありますよ。

過蓋咬合

過蓋咬合過蓋咬合(かがいこうごう)は、上下の噛み合わせが深すぎる歯並びのことです。
しっかり噛み合っているのなら問題ないのでは?と思われるかもしれませんが、上下の歯が強く噛み合った状態が続くと歯がすり減ったり顎に負担がかかったりすることもあります。

歯がすり減ることでさらに噛み合わせが深くなり、最悪の場合には歯ではなく歯ぐきを直接噛んでしまうこともあるので注意しましょう。
過蓋咬合の場合は奥歯の噛み合わせが深いことが多く、矯正治療中に一時的ですが奥歯の噛み合わせを高くする「バイトアップ」という治療をすることがあります。

バイトアップでは奥歯の噛みあう面に樹脂を付けるため、噛み合わせに違和感がでるでしょう。

開咬

開咬開咬は、上下の前歯がしっかり噛み合っていない状態をいいます。
上下の歯と歯の間に隙間ができてしまう歯並びで、奥歯の噛み合わせが高すぎることや、前歯の位置関係に問題があることが原因です。

上下の前歯が噛み合っていないため、前歯で硬いお肉を噛みちぎることが困難になります
そのため、食事メニューに制限がでることもあるでしょう。

矯正治療中に噛み合わせに違和感が出る原因

矯正治療中に噛み合わせに違和感が出る原因は、さまざまですので詳しくみていきましょう。

歯が動いている

かみ合わせ 矯正矯正治療では、じっくりと1本1本の歯を動かしていきます。
1日で数mmしか歯は動きませんが、徐々に歯の位置が変わることで噛み合わせにも変化がでます。

歯が並んできていることで噛み合わせに違和感が出ることがあるため、一概にも悪い症状とはいえません。

ワイヤー矯正では、歯と歯の並ぶ位置や角度を整えてから、上下の噛み合わせを整える段階に進むため治療をはじめたころは違和感が出やすい傾向にあります。

歯が動いていない

矯正治療ではゆっくり歯を動かしているのですが、歯の動き方には個人差があり歯が動きにくいこともしばしばあります。

顎の成長がある子どもよりも顎の成長が終わった大人の方が歯は動きにくい傾向があります。
また、歯の神経を抜いている場合は1本だけ動きが悪いことも。

このような場合は、歯が並んできてもいい時期なのに噛み合わせの違和感が続くことがあります。

歯を効率的に動かすためにも、当院では顎の骨に埋め込むネジ(アンカースクリュー)を採用することもあります。

治療装置を必要な時間装着していない

取り外し式の矯正治療中に噛み合わせに違和感が出た場合は、装着時間に問題があるかもしれません。

当院で取り扱いのある「マウスピース型矯正」では、基本的には歯磨きや食事以外の時間は装着が必要になります。
うっかり装着を忘れた場合は歯が予定通りに動かずに噛み合わせが乱れることがあります

せっかく並んでいた歯が元の悪い位置に戻ってしまう「後戻り」が引き起るために、噛み合わせに違和感があることも考えられます。

矯正治療中に噛み合わせに違和感があるときの対処法

ここからは、矯正治療中に噛み合わせに違和感があるときの対処方法を解説します。

かかりつけの矯正歯科に相談する

矯正 途中でやめる デメリットまずは、噛み合わせに違和感が出た場合かかりつけの矯正歯科に相談するのが望ましいです。
歯に装着したブラケットや樹脂(アタッチメント)、アンカースクリューに問題が発生している可能性があるからです。

前日まで違和感なく噛めていた場合は、装置が外れたことが原因になることもあります。
また、歯の動きが悪い場合は相談することで力のかけかたを変更したり、装置を増やしたりして対応することができます。

装置の付け方や装着時間の確認

取り外し式のマウスピース型矯正装置であれば、装置の付け方や装着時間に問題がないかチェックしてみましょう。

勘違いして使用時間や使い方を間違えている可能性があります。
しっかり歯並びと噛み合わせを整えるためにも歯科医師から指示された時間や付け方を守って治療を進めることが大切です。

矯正治療中の噛み合わせの相談も受け付けます!

矯正治療中は徐々に歯並びや噛み合わせを整えるため、違和感が出ることは少なからずあります。
治療中も快適に過ごしていただけるように些細なことでもご相談ください。

当院は平日20時30分、土曜18時まで診療を行っていますのでお気軽にお電話でご連絡ください。

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※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

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