投稿日:2025.1.28
矯正中におすすめ!ジェットウォッシャーとは?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
ジェットウォッシャーは、歯ブラシだけでは汚れが落とせない部分にアプローチをする補助清掃器具の1つです。
矯正期間中は装置に汚れが残りやすく、その部分のセルフケアが重要です。
歯ブラシだけでは落とし切れない部分を効果的に落とすことができるジェットウォッシャーでセルフケアの質を上げましょう。
そこで今回は、矯正中のおすすめのジェットウォッシャーについて詳しくご紹介します。
目次
ジェットウォッシャーとは?
ジェットウォッシャーは、歯と歯の間や歯ブラシでは落とし切れない汚れを強力な水流の力で除去する機械です。
以前はジェット水流で汚れを落とす方法でしたが、機械によっては、超音波の水流で細かな振動を与えながら汚れにアプローチします。
歯科医院のクリーニングの時にも超音波の振動で歯石を除去する機械があり、ジェット水流の機械と比較すると高い効果が見込めます。
歯ブラシ以外の補助清掃用具には、デンタルフロスや歯間ブラシ、タフトブラシがありますが、ジェットウォッシャーも補助清掃用具の1つです。
ジェットウォッシャーのメリット
メリット1 矯正装置の汚れを除去できる
ワイヤー矯正のブラケットは、装置の周りに汚れが残りやすくなります。
通常は歯ブラシだけでは落としにくい部分に関しては、毛束が1つになっている「タフトブラシ」を使用して汚れを落とします。
その部分のジェットウォッシャーの水流で矯正装置の間や、まだ整っていない重なった歯並びの部分の汚れにアプローチします。
ジェットウォッシャーは、歯ブラシが届きにくい細かい部分の汚れを落とします。
メリット2 歯と歯の間の汚れを落とす
歯と歯の間は汚れが残りやすく、むし歯になりやすい部分です。
歯ブラシだけでは汚れが落としにくいため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用して汚れを落とします。
ワイヤー矯正中は、矯正用のデンタルフロスしか通らないため、ジェットウォッシャーの水流で汚れを落とすとスムーズに汚れを除去できます。
特に、超音波の水流だと、パワフルに汚れを取り除くことが可能です。
メリット3 歯と歯の境目の汚れにもアプローチ
歯と歯の境目の汚れも落としにくい部分です。
歯ブラシの毛先を45度に当てて細かく動かすと汚れが落ちやすいですが、毛先が届きにくい部分です。
さらに、歯周病が進行すると、この歯周ポケットの深さが深くなるため、さらに汚れが入り込みやすくなります。
ジェットウォッシャーでは、毛先が届きにくい歯周ポケットにも効果的に水流のパワーで汚れを除去します。
ジェットウォッシャーのデメリット
デメリット1 水圧によっては痛みを感じる場合がある
水圧が強いと汚れを落としやすいですが、使用する部位によっては負担がかかってしまうこともあります。
仕様するメーカーによって水圧を調整できる物が多いですが、水圧によっては痛みを感じる場合も。
歯茎の境目は敏感な部分のため、あまり強い水流で当ててしまうと歯茎の負担になってしまう可能性があります。
その機械の水圧や部位に応じて、コントロールすることが大切です。
デメリット2 水が飛び散る場合があります
ジェットウォッシャーの当てる角度などによって飛び散ってしまう場合があります。
洗面所などで行う時は周りに注意して行いましょう。
水圧を調整したり、角度を変えたりすることで飛び散りにくくなりますので、試してみてくださいね。
デメリット3 清掃が必要
水を使う機械のため、使用した後清掃やメンテナンスが必要です。
使用する取り扱い説明書に沿って、清潔に保つために、タンクの水分をきちんと乾かしたりしましょう。
デメリット4 場所を取りやすい
一般的なジェットウォッシャーは、機械の部分が大きいため、洗面所に置く場所を確保する必要があります。
超音波でない場合もありますが、軽量化されている物もあるため、製品を比較して選びましょう。
ジェットウォッシャーを選ぶポイント
据え置きタイプ
据え置きタイプは、洗面所に置く場所が確保できる場合におすすめです。
タンクの容量が大きいことが多く、水を追加せずに洗浄が可能です。
また、タンクと別にホースがついているタイプが多いため、持ち手部分が軽くなっていることが多いでしょう。
ジェットウォッシャーのサイズが大きいため、購入する前に洗面所に置く場所が確保できるかをシミュレーションすると良いですね。
コンセントも確保できるか確認しましょう。
コードレスタイプ
コードレスタイプは、置く場所が無い方におすすめですが、水圧が弱い傾向になります。
汚れが落とし切れない場合もあるため、汚れの落としやすさを確認してから購入すると良いでしょう。
タンクに入れることができる水の量が少ないため、途中で水を足さなければいけないケースもあります。
また、パーツも様々な種類があり、細かい部分も対応可能な部分ノズルや舌を洗浄するための舌用のノズルもあります。
用途に合わせて使い分けると、効果的に汚れを除去できます。
矯正中のセルフケアが大切な理由とは
矯正中は、ワイヤー矯正の場合にはブラケット装置が付きますし、マウスピース型矯正の場合には、白い樹脂のアタッチメントを付けることが多いでしょう。
どちらも歯の表面に付くため、その部分に汚れが残らないようにケアすることが大切です。
矯正治療は、2年~3年程度かかることも多く、この期間にむし歯や歯周病になってしまうと、矯正治療を中断してむし歯や歯周病の治療が必要なケースもあります。
治療計画より治療期間が長引いてしまう可能性があるため、毎日のセルフケアを丁寧に行いましょう。
特にブラケットやワイヤーには汚れが残りやすい環境です。歯ブラシだけで対応できない汚れは、矯正用デンタルフロスや歯間ブラシ、ジェットウォッシャーを併用しましょう。
セルフケアのやり方が分からない方ややりにくい部分がある方は、調整の時に相談して頂くと患者様のお口に合ったセルフケア方法をお伝えします。
矯正がスタートしたばかりに時期は、歯が重なっていることも多く、その部分に汚れが残りやすくなります。
また、装置が付くことで一時的に汚れが残りやすいでしょう。
歯並びが改善してくると、歯ブラシも当たりやすくなり、セルフケアもしやすくなっていきます。
ワイヤー矯正では1ヶ月に1度程度調整のために通院していただきますが、矯正をきっかけに正しいセルフケア方法を覚えて、お口の健康を維持しましょう。
まとめ
ジェットウォッシャーは、水流に力で効率的に汚れを除去するため、矯正中の方におすすめの補助清掃用具です。
水圧が調整できる物、超音波の力で汚れを落とす物など様々な機種がありますので、購入する前に比較して検討してみてくださいね。
また、据え置きタイプとコードレスタイプがあり、据え置きタイプな強力な水圧で汚れを除去しますが、機械自体が大きいため、洗面所の置く場所を確保する必要があります。
一方、コードレスタイプはコンパクト設計になっていますが、水圧が弱い製品が多いため、事前に確認してから購入しましょう。
歯ブラシだけで落とすより効率的に汚れを落とすことができるジェットウォッシャー。
歯ブラシだけでは、6割程度しか汚れが取れていないと言われているため、細かい汚れを落とすことができる補助清掃用具も活用しましょう。
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