投稿日:2025.3.7
矯正装置が外れる原因とは?外れたときの応急処置から再装着まで徹底解説!
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は私、歯科衛生士の内山がブログを担当いたします。
「矯正装置が外れてしまった!!」 そんな経験はありませんか?
ワイヤー矯正をしていると、矯正装置が外れてしまうことがあります。
これは、矯正治療中に起こるトラブルの中で特に多いトラブルです。
歯並びの状態や、食事、矯正装置をつける際の防湿不足など色んな原因が考えられます。
「なぜ外れてしまったのだろう?」
「外れてしまった装置は、どうすればいいの?」
「どうしたら外れないの?」
今回は、矯正装置が外れてしまう原因、そして対処法など詳しくお伝えしていきます。
装置が外れる原因
噛み合わせが悪い
噛んだ時に、下の前歯がほとんど見えなくなってしまうほど、上の歯に覆われていることを、過蓋咬合(かがいこうごう)といいます。
深く噛み合っていることで、矯正装置をつけた時に干渉してしまい、外れやすくなってしまいます。
補綴物
虫歯や根管治療など治療をした歯は、セラミックや金属の被せ物になってしまいます。
こういった補綴物は、天然歯に比べて矯正装置が外れやすくなります。
食事内容
硬い食べ物や粘着性の強い食べ物は装置の外れる原因となります。
硬い食べ物を食べると必ず外れてしまうというわけではありませんが、硬い食べ物をよく食べる方は、外れるリスクが高くなります。
矯正装置が外れなくても、ワイヤーが曲がってしまったり、折れてしまうこともあります。
歯ぎしりや食いしばりをしている
寝ている時や、日中無意識に歯ぎしりや食いしばりをしてしまっていると、歯に負担が多くかかるため、装置が外れやすくなります。
気づかないうちに触っている
矯正装置が付いた後、気になって舌などで触ってしまう方がいます。
このような弱い力だとしても、繰り返し行うことで装置が外れてしまう原因になったり、ワイヤーが変形してしまうことがあります。
セルフケアがしっかりと出来ていない
毎日のブラッシングがしっかりとできていないと、歯の表面に食べかすやプラーク(歯垢)が付着しています。
そうすると、矯正装置の接着力が弱まってしまい外れる原因となります。
歯面の状態
歯の摩耗がひどい方や、歯肉が腫れている方は、矯正装置を接着させる面積が狭くなってしまいます。
接着面積が小さいほど、接着力歯弱まってしまうため装置は外れやすくなります。
スポーツなどでの外傷
柔道やラグビーなどのコンタクトスポーツでは、接触や転倒によって装置が外れてしまうことがあります。
他にも、バスケットボールやバレーボールなどの球技でも、ボールが顔面に当たったりすると、その衝撃で装置が外れてしまうことがあります。
スポーツだけでなく、吹奏楽で楽器を吹くときに、楽器が装置に当たることで外れる原因になることもあります。
防湿不足
矯正装置をつける時に使用する接着剤は水分に弱く、少しでも水分に触れてしまうと接着力が落ちてしまいます。
そのため、接着させる際には、水分が付かないようにしっかりと防湿する必要があります。
唾液の分泌量が多い方は、防湿することが難しく、しっかりと防湿できていないと装置が外れてしまうことがあります。
フッ素を塗布している
装置を装着する前に、フッ素を塗布することで装置が外れやすくなります。
フッ素は、歯のエナメル質を強化することで虫歯を予防する効果がありますが、接着剤との相性が良くありません。
そのため、装着したとしても接着力が弱くすぐに外れてしまう原因になります。
対処法
応急処置用ワックスで保護する
外れてしまった装置が、舌や頬に当たって痛みがある場合に、応急処置用のワックスを使用すると、一時的に痛みを和らげることができます。
痛みは無いけど、外れた装置がプラプラ動いて気になるという時,固定として使用することができます。
他にも、ワイヤーが折れてしまったり、外れてしまい頬に刺さって痛い場合にも使用することが出来ます。
お食事と歯磨きの際は外してもらい、それらが終わってからもう一度付け直しましょう。
装着する際に、その部位が唾液などで濡れていると、すぐにぽろっと取れてしまうので、しっかりと水分を除去してからつけるようにしましょう。
この応急処置用ワックスは、もし飲み込んでしまっても排出されるようになっています。
外れてしまったブラケットは保管する
完全に外れてしまった装置は、自力で元に戻すことは出来ません。
無理に自身で直そうとせずに、外れてしまった装置は、清潔な状態で保管し、歯科医院で直してもらいましょう。
歯科医院に連絡する
装置が外れたまま放置しておくと、歯が動いて後戻りしてしまったり、治療期間が延びてしまいます。
そのため、外れたらすぐに歯科医院に連絡しましょう。
そして、下記のことを伝えていただくことで、スタッフも状況をきちんと理解し、適切な対応ができます。
電話で伝えること
- 外れた部分
- 何が外れたのか
- いつ外れたのか
- 痛みなどがあるのか
休診日で連絡ができないときは…?
矯正装置が外れたのに、歯科医院が休診日で連絡が取れないという場合があります。
痛みがある際は、応急処置用ワックスを使用してください。
そして、休診日を明けたら歯科医院に連絡をするようにしましょう。
予防法
食事を気をつける
粘着性の強い食べ物(ガム・キャラメル・お餅など)、硬い食べ物(お煎餅など)は、装置が外れる原因となります。
他にも、お肉などの噛みごたえのある食品は、細かく切り、小さくしてから召し上がりください。
卵スープ・お豆腐料理・お粥など、栄養価の高い柔らかく飲み込みやすいものを召し上がって下さい。
歯磨きをしっかりと行う
自宅でのセルフエアをしっかりと行うことで装置が外れる原因を軽減することができます。
歯ブラシだけでなく、タフトブラシや歯間ブラシなど補助器具を使って丁寧に歯を磨くようにしましょう。
そして、外出していて歯磨きをするのが難しいときには、うがいをして少しでも口腔内を清潔に保つようにしましょう。
一般歯科で3ヵ月に1回の定期検診を受けましょう。
矯正装置が付いていても、クリーニングはしてもらえます。
治療を最短で終わらせるために、虫歯や歯周病の予防・早期発見を心がけましょう。
矯正中汚れが溜まりやすい場所
- 矯正装置の周り
- 歯と歯のは間
- バンドの周り
- 歯頸部(歯と歯肉の間)
装置には触れない
無意識に触ってしまっている可能性もあるため、防ぐことは難しいかもしれません。
ですが、触らないように意識して生活したり、周りにいる人に声をかけてもらうなど対策をしましょう。
まとめ
今回は、矯正装置が外れてしまう原因や対処法など沢山のことを説明してきました。
矯正装置が外れてしまう原因は様々なものがあります。
それぞれの対策をしていくことで、矯正装置が外れるリスクを減らすことが出来ます。
外れた装置をそのままにしておくと、矯正治療の進行にも大きく影響がでます。
そのため、装置が外れてしまったら早急に歯科医院に相談しましょう。
パッと見た時に問題がなかったとしても、矯正装置がきちんと機能していないと、後戻りしてしまい治療期間が延びてしまいます。
また、生活の中で装置が外れる原因となるようなことはしないように注意しましょう。
歯並びが気になる方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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