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投稿日:2025.4.19

前歯が昔より伸びたように感じるのは気のせい?

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

以前に比べて前歯が伸びたかもと気になる時はありませんか?
歯を磨いた時や笑った時などに気づく方が多いようです。

気のせいなのか、本当に長くなっているのか実際のところどうなのでしょう?
今回は歯が伸びたように感じる理由や対策、治療方法などについて詳しくご説明します。
最近歯が真伸びしたような気がする..という方は、原因や対策について知ることができます
悩みの解消に向けてぜひ最後までお読みいただきご活用下さい。

昔に比べて歯が伸びたように感じるのは気のせい?

昔に比べて歯が伸びてるように感じる時、気のせいなのか実際に伸びてしまったのかどうなのでしょう?
歯には「歯冠(しかん)」という頭の部分と、あごの骨の中に埋まっている「歯根(しこん)」という根っこの部分があります。

歯冠は私たちが普段見ている、歯ぐきから生えている歯の部分になります。
歯根はあごの骨に埋まり歯ぐきに覆われているので直視はできませが、歯肉退縮(しにくたいしゅく)と言って歯ぐきが下がると、本来隠れるはずの根っこ部分である歯根が見えてきてしまいます。

この状態になると、見える歯の面積が縦長に増えてしまい「歯が伸びた気がする..」と感じる原因へつながるのです。
ただし、実際に歯ぐきが退縮したのか、ただの気のせいなのか自分でチェックするのは難しいでしょう。
歯科クリニックで診てもらうのが確実です。

前歯が昔より伸びたように感じる11個の原因

以前に比べて歯が伸びたように感じてしまうのはなぜでしょう?
先に、歯ぐきが退縮することが原因の一つであることをお話しましたが、理由はそれだけではなくたくさんあります。
複数の要因が考えられ、そして複数の要因が重なり合っていることもあるのです。

こちらでは、歯が伸びたように感じる原因の種類についてご説明していきます。

歯ブラシなどの刺激による歯ぐきの退縮

歯ぐきは刺激に対してとても敏感です。
歯磨きが不足すると歯ぐきの腫れやむし歯になるリスクが高まりますが、汚れを取ろうとしてゴシゴシと力をかけて磨いてしまうのも良くありません。

歯ぐきはブラッシング時の強い力を受けてしまい退縮の原因につながります。
力任せで歯を磨く方や同じ箇所ばかり磨いてしまうクセのある方は歯ぐきに過度な力と負担を与えてしまい歯ぐきが下がってしまいます。

矯正治療による歯ぐきの退縮

矯正治療で歯を移動させるには力をかける必要があります。
歯の移動距離が大きすぎたり、かける力が強すぎてしまうとあごの骨の再生が追いつかないため歯ぐきの退縮につながります。
あごの骨の上に歯ぐきがついているので、骨自体が正常な位置から下がったり失くなってしまうと歯ぐきも一緒に下がることになります。

歯ぎしりや食いしばりをしている

歯ぐきは刺激に対して弱いので、力任せな歯磨きをした時と同じように歯ぎしりや食いしばりをしている人は歯ぐきが下がる原因につながります。
理由としては、歯が揺さぶられると歯を支えている骨にも負担がかかり定位置から下がってしまうため同時に歯ぐきも下がることになるのです。

反対の歯を失ったまま放置している

歯は対になる相手の歯があることで位置を保っています。
しかし、歯を失った際など被せ物や処置を終える前に治療放棄してしまうと、噛みあう反対側の歯がないままなので、相手を探すように歯は徐々に伸びてきてしまうのです。
ある程度時間が経過した頃に歯が伸びた..と気づくことがあります。

重度な歯肉炎を治療した時

磨き残した歯垢や歯石があると歯ぐきは歯肉炎と言って赤く腫れて炎症が起きます。
治療には歯科クリニックでクリーニングをしてもらうことですが、炎症が強すぎると歯肉炎が治っても正常な位置に歯ぐきが戻らなかったり、歯石でずっと圧迫させれいた歯ぐきも退縮したままになる場合があります。

進んでいる歯周病

軽度の歯周病であれば治療後、元の位置に歯ぐきが戻ってきやすいのですが、中等度や重度まで進行した歯周病はあごの骨が細菌によって溶かされているため、炎症や歯の揺れが治ったとしても、歯ぐきは退縮したままになることがほとんどです。

歯並びや噛みあわせが良くない

不揃いな歯並びは噛みあわせのバランスも良くないことが多く、一部の歯同士が強く当たっていることがあります。
このような状態が続くと、歯を支えているあごの骨などにも強い負荷がかかることで骨が下がります。

あごの骨が下がればくっ付いている歯ぐきも同時に下がるので、歯の根っこ部分が見える状態になります。

詰め物や被せ物など治療をした歯の噛みあわせが良くない

歯並びが不揃いで正しい噛みあわせが取れていない時と同じように、治療した歯に詰めた物や被せ物が合っていないと噛みあわせのバランスが崩れてしまいます。
一部の歯にのみ強い噛み当たりがあると、強い負担が歯と歯ぐきに伝わり歯ぐきが下がる原因につながります。

歯ぐきが薄い

歯ぐきの厚みは個人差があるので厚い方と薄い方がいます。
薄い方は刺激に対して繊細なので力任せの歯磨きや過度な負担に対して弱い傾向があります
そのため、元々の歯ぐきが薄い方は歯肉退縮のリスクが高い方とも言えます。

タバコを吸っている

タバコに含まれる成分は治癒を遅くさせるので、歯ぐきが退縮してしまった時に元の位置に戻ろうとする働きをを阻害します。
歯周病との関係も深く、症状を悪化させることにも関係してきます。

加齢

年を重ねるごとでの自然な衰えとして歯ぐきが下がることはよくあることです。
若い時に比べると歯ぐきが下がった気がする..。という方がいますが、加齢によるものが関係していることが多いでしょう。

伸びてしまった歯を元に戻す治療方法

歯が元の位置から飛び出したり、歯ぐき下がりによって歯が伸びたように感じる場合、審美性まで一緒に低下してしまいます。
このような状態から審美性を回復させる方法があります。
原因によって治療法は変わるので、治療をする前には歯科医師にしっかりと検査してもらいましょう。

歯周病などによってあごの骨が下がったケース

歯周病などで歯の周りの組織を失なってしまうことで歯ぐきが下がった人は、エムドゲインやリグロスなどの治療薬を使った処置で、あごの骨や組織の回復につながり歯ぐきも元の位置に戻ることが期待できます。

自費治療になるケースが多いので費用はクリニックごとに異なります。
カウンセリングした時に治療費用を相談しましょう。

磨きすぎや過度な力が原因で歯ぐきが下がったケース

歯ぐきを上あごの部分から切除して、歯ぐきが下がったところに移植することができます。
移植した歯ぐきで見えていた歯根部分を覆い、健康的な元の位置に歯ぐきをくっつけます。
移植した歯ぐきは糸で縫合しますので、徐々に周りの歯ぐきとなじみ見た目もよく仕上がります。

審美的な歯ぐきの回復も可能になる治療方法です。

反対側の歯を失い歯が飛び出てきてしまったケース

本来の位置から歯が飛び出てきてしまった場合、矯正治療で歯を歯ぐき側へ引っ込めることができます。
この方法は矯正の中でも難しく奥歯は難易度が高いと言われています。
前歯であれば矯正治療で対処可能なこともあるので、まずは矯正医の検査と診断を受けることが大事です。

軽度な歯ぐきの退縮が起きたケース

治療ではなく自分でできるケア方法があります。
歯ぐき下がり具合が軽度な場合、日頃のブラッシングケアに加えて歯ぐきのマッサージをすることで、血液のめぐりが良くなり歯ぐきが元に位置まで伸びてくれることがあります。
しかし、何ミリも下がった歯肉退縮には効果は期待できないでしょう。

まとめ

歯が飛び出てきてしまったり、歯ぐきの退縮によって長く感じてしまうなど、以前と歯の見た目が変わってしまう理由はたくさんあります。
治療法は原因ごとに違うことはご説明した通りです。
相談することで適切な方法を選択でき良い結果が得られるでしょう。
本来の位置よりも飛び出てきてしまった歯は、矯正治療で改善できる可能性があることをお話しました。
こちらは専門的な知識が必要になるので、歯の状態や歯並びに関して悩みがあればお気軽にカウンセリングでご相談ください。

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