投稿日:2023.9.4
お口の機能をアップするエクササイズ!?
こんにちは。
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
みなさんは、お口の機能をアップするエクササイズがあるのをご存じでしょうか。
じつは、お口の機能は年齢とともに衰える傾向にあり、エクササイズすることでお口を健康に保つことにつながります。
今回は、お口の機能とは何か、エクササイズの方法を具体的にお話しします。
お口の機能とは?
お口の機能とは、噛んだり、飲んだり、話したりすることです。
あたりまえに機能していて普段は意識しないかもしれませんが、お口の機能は使用しないと衰えることがあります。
「いつも使ってるから大丈夫」そう思われるかもしれません。
ただし、何らかのトラブルで失った歯がある、入れ歯が合わない、やわらかいものばかり食べるなどの理由で、お口の機能が低下するのです。
理由は、しっかり噛めない、飲み込めない、話せないことで、お口周りの筋力が低下するからです。
このような状態を、「オーラルフレイル」と呼びます。オーラルフレイルは、早期の老化のサインともいわれており、
・食べものが口からこぼれる
・滑舌が悪くなった
・食事中にむせることが多い
などの症状が現れたら、お口の機能が衰えているサインです。
お口の機能をアップするエクササイズ
お口の機能を低下させないためには、エクササイズするのがおすすめです。
あいうべ体操
あいうべ体操の方法を解説します。
・大きなお口で「あー」と発音
・唇を左右にひくようにして「いー」と発音
・タコのような口の形にして「うー」と発音
・最後に舌を「べー」と下方向に出して発音
上記を行い、口周りの筋力をトレーニングします。
それぞれの発音を10回ずつ行うのを目安として、毎日続けることで、シワやほうれい線の解消につながることもあるのです。
理由は、お口周りの機能が低下すると、筋力が衰えて、頬のたるみができることがあるからです。
年齢とともにしわやたるみが増えた方は、もしかするとお口の機能をアップするタイミングかもしれませんね。
パタカラ体操
「パ」「タ」「カ」をそれぞれ5~10秒間にどれだけ連続で発音できるかで、口周りや舌の動きを確認します。
目安としては、声に出して、「パ、パ、パ、パ…」と5秒間に6回以上できれば、お口の機能は維持できていると判断しましょう。
また、これらの発音を繰り返すことで、
・「パ」…口唇の運動
・「タ」…舌の前方運動
・「カ」…舌の後方運動
をすることができます。
唾液腺マッサージ
唾液腺とは、唾液が出てくる「耳下腺」「顎下腺」「舌下腺」の3つをいいます。
普段は、よく噛むことや食べものの刺激などにより、分泌されています。
たとえば、梅干しを想像するだけで、唾液が出てきた経験があるかたもいるのではないでしょうか?
唾液腺は刺激を受けると、唾液が出る仕組みなので、マッサージを行い唾液の分泌を促すことが可能です。
それでは、マッサージの方法を解説します。
1 「耳下腺」
左右の耳の付け根に親指以外の4本の指をおいて、ぐるぐると回すようにやさしくマッサージします。
2 「顎下腺」
耳下腺と同じ直線状くらいにある顎の下の顎下腺を、親指で少し突き上げるようにマッサージします。
3 「舌下線」
舌の下にある唾液腺で、顎の下からゆっくりと押し上げるようにマッサージします。
これらのエクササイズを行うことで「噛む」「飲み込む」「話す」などのお口の機能をアップさせることが可能です。
ぜひ、みなさんも今日から試してみてください。
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