投稿日:2024.2.7
むし歯だらけでも矯正できる?矯正×むし歯の気になる疑問を解説!
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
「虫歯がある状態で矯正治療はできるの?」「矯正治療中に虫歯ができたらどうするの?」と気になっていませんか?
お口のなかが不衛生になる虫歯は、矯正治療にも悪い影響を与えます。
スムーズに治療をすすめるためにも矯正治療と虫歯の関係についてしっかり理解しておきましょう。
こちらのページでは、虫歯ができるタイミングを矯正治療前、治療中、治療後に分けて対処法を分かりやすくまとめました。
ほかにも、ご質問の多い内容をピックアップしていますので、現在矯正治療中の方はもちろん、これから始める方にも役立つでしょう。
ぜひご参考ください。
目次
- 0.1 矯正治療前の虫歯は事前に治すべき?
- 0.2 矯正治療中に虫歯が発生した場合の対処法は?
- 0.3 矯正治療後に虫歯が発生したらどうなる?
- 0.4 矯正治療を受けている歯科医院で虫歯治療もできる?
- 0.5 治療法によってお手入れのしやすさは異なる?
- 0.6 治療法によって虫歯ができるデメリットは異なる?
- 0.7 虫歯の発生や再発を予防するためにはどうしたらいい?
- 0.8 矯正治療中に発生した虫歯を自分で見つけることは可能?
- 0.9 矯正治療中でも染め出しはできる?
- 0.10 矯正治療中のうがいは虫歯予防に役立つ?
- 0.11 保定期間も虫歯になることはある?
- 0.12 虫歯のない環境を維持して計画どおりに歯並びを治そう
- 1 関連ページ
矯正治療前の虫歯は事前に治すべき?
矯正治療前の段階で虫歯がある場合は、矯正治療に進む前に虫歯の治療を行う必要があります。
虫歯がある状態で矯正治療に進むことはできませんので、事前にチェックしておきましょう。
虫歯が多ければそれだけ矯正治療を始めるタイミングが遅くなります。
矯正治療をご検討中の方は、できるだけ早めにお口の状態を整えておくと、治療をスムーズに始められてモチベーションも維持しやすくなります。
矯正治療中は虫歯のリスクが通常よりも高くなる
矯正治療中は、装置がつくことで矯正治療前よりも虫歯のリスクが高くなります。
とくにワイヤー矯正は通常よりもお手入れが難しくなるため虫歯が発生しやすく、一気に進行する可能性も高めです。
矯正治療中の負担を減らすためにも、虫歯は事前に治しておきましょう。
矯正治療中に虫歯が発生した場合の対処法は?
矯正治療中に虫歯が発生した場合は、矯正治療を中止して虫歯を治す必要があります。
固定式のワイヤー矯正は、虫歯の部位によっては装置を事前に外しておかなくてはいけません。
マウスピース矯正の場合は、虫歯の治療の直前まで装置を装着できますが、治療の仕上がりによっては装置がはまらなくなる可能性があるため注意が必要です。
矯正治療後に虫歯が発生したらどうなる?
虫歯が原因で噛む部位が偏ったり、歯を失ってスペースができると、せっかく整えた歯並びが崩れてしまう可能性があります。
きれいな歯並びを維持するためには、矯正治療を終えても気を抜かずに、丁寧なお手入れを続けることがとても大切です。
また、トラブルの早期発見・早期治療には定期検診が欠かせません。
後戻りを防ぐためにもかならず受けるようにしましょう。
矯正治療を受けている歯科医院で虫歯治療もできる?
矯正専門の歯科医院では、虫歯治療や抜歯は基本的にできません。
治療ができる別の歯科医院で受けていただきます。
一般歯科で行っている矯正治療の場合は、同じ歯科医院で虫歯治療や抜歯が可能です。
一般歯科で矯正治療を受けるデメリット
一般歯科で矯正治療を受けるのは、虫歯治療や抜歯が必要な場合にほかの歯科医院に行かずに済むというメリットがありますが、矯正専門ではないため治療法が選べなかったり、歯科医師が矯正専門医でない場合は仕上がりが理想どおりにならない場合もあります。
一般歯科で矯正治療を受ける際は、事前にそれらを確認しておくようにしましょう。
治療法によってお手入れのしやすさは異なる?
固定式のワイヤー矯正よりも、取り外しが可能なマウスピース矯正のほうがお手入れはしやすい傾向にあります。
しかしマウスピース矯正は、装置をはめている間は殺菌効果のある唾液が歯の表面につかないため、虫歯の発生リスクが低いわけではありません。
治療法に限らず、お手入れは丁寧に行うことが大切です。
治療法によって虫歯ができるデメリットは異なる?
歯の表面に装置をつけるワイヤー矯正は、虫歯治療を行う時に装置を外して、虫歯治療後に再び装置をつける作業が必要です。
マウスピース矯正は、虫歯治療を行って歯の形がほとんど変わらなければ今までどおり装置を使えますが、歯の形が変わった場合は装置の作り直しが必要です。
装置ができあがるまで、その分治療期間が延びます。
虫歯の発生や再発を予防するためにはどうしたらいい?
虫歯は、磨き残しが原因で発生するため、お手入れの質を上げることが大切です。
歯ブラシのみでは全体の6割程度しか汚れを除去できないため、デンタルフロスや歯間ブラシを使って汚れの除去率をアップさせましょう。
定期メンテナンスを忘れずに受けることも、虫歯の発生や再発を予防する重要なポイントです。
ワイヤー矯正中はフロスの使い方に注意が必要
ワイヤー矯正中は、ワイヤーがあることでフォルダー付きのフロス(糸ようじ)を使うことができません。
歯と歯の間をきれいにするには、デンタルフロスをワイヤーの下にくぐらせた後に歯と歯の間に通す必要があります。
ワイヤーにあたる部分までとおして途中で止めるのは、歯と歯の間に汚れが残ってしまうため、かならず根元までとおすようにしましょう。
歯ブラシはもちろん、デンタルフロスや歯間ブラシの使い方についても歯科医院で分かりやすくお伝えしますので、お気軽にご相談ください。
矯正治療後も丁寧なお手入れを続けて美しい歯並びを維持しましょう。
矯正治療中に発生した虫歯を自分で見つけることは可能?
お口トラブルのほとんどが、初期の段階では自覚症状がありません。
虫歯は基本的にエナメル質の奥にある象牙質まで進行しないと痛みやしみるといった症状がでないため、患者様自身で早期に発見するのは難しいといえます。
トラブルを早期発見・早期治療するには、定期検診が欠かせません。
矯正治療中でも染め出しはできる?
矯正治療中でも染め出しはできますが、ワイヤー矯正の場合はゴムが染まる可能性があるため、調整日の前日などに行うのがおすすめです。
マウスピース矯正の場合は装置を外してから染め出しをする必要があり、つけたまま行うと装置が染まってしまうため注意しなくてはいけません。
矯正治療中のうがいは虫歯予防に役立つ?
うがいでは、歯の表面についた歯垢は落とせません。
歯磨きの代用として行っても虫歯を予防できないので、かならず1日3回は歯磨きをしましょう。
歯磨きやデンタルフロス、歯間ブラシで丁寧にお手入れを行い、仕上げとしてうがいをするのがおすすめです。
保定期間も虫歯になることはある?
メインの治療後は保定期間に入りますが、その間も虫歯になるリスクはあります。
とくに前歯の裏側にワイヤーを固定する方法では、ワイヤーの下に歯石がたまりやすいため注意が必要です。
定期的にブラッシング指導を受けることで磨き癖がつきにくくなり、質の良いお手入れをキープできるので、予防に力を入れたい方はぜひご検討ください。
虫歯のない環境を維持して計画どおりに歯並びを治そう
矯正治療中は、通常よりも虫歯のリスクが上がるため、虫歯がある状態では治療を進めることができません。
矯正治療をご検討中の方は、できるだけ早めに虫歯の有無をチェックして、必要であれば虫歯治療を行いましょう。
現在矯正治療中の方には、虫歯を予防または早期治療するために丁寧なお手入れの習慣化をおすすめします。
歯ブラシのみでは虫歯を予防できませんのでご注意ください。
定期メンテナンスでは、矯正治療の調整や状態の確認以外に、クリーニングやブラッシング指導なども行っております。
お手入れに自信のない方は、お気軽にご相談ください。
虫歯のない環境を維持して計画通りに歯並びを治しましょう。
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
≫無料矯正カウンセリングのご予約はこちら☆