投稿日:2025.3.28
セラミックやインプラントがある方必見!矯正治療はできる?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます!
矯正治療を検討されている方の中には、虫歯治療跡があることや、審美的な目的でセラミックやインプラントを入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような場合でも矯正治療はできるのか気になりますよね。
今回のブログではセラミックやインプラントがある場合の矯正治療について説明させていただきますので、
ぜひ最後までご覧ください!
目次
セラミックやインプラントとは?
歯が欠けてしまったり、虫歯の影響などでやむなく抜歯することになった場合、その部分を補うために自然な歯に近い見た目の被せものや人工歯根を用いて治療する方法があります。
特にセラミックは従来の被せものと異なり、元々の歯に近い見た目にできることから選ばれている治療方法です。
矯正治療を検討している方の中には、すでにセラミックやインプラントを入れている方もいらっしゃるかもしれません。セラミックやインプラントは、審美性が高く、耐久性にも優れているため、多くの方に選ばれています。しかし、これらの治療を受けた後に矯正治療を検討する場合、いくつかの注意点が必要になります。
セラミック、インプラントそれぞれの特徴と役割
- セラミック: 天然の歯の色や質感に近く、審美性に優れているため、被せ物や詰め物として多く使用されています。セラミックは、金属アレルギーの心配がなく、歯茎との境目が自然なため、見た目が美しいのが特徴です。
- インプラント: 失われた歯の根の部分を人工の歯根で補い、その上に人工の歯冠を取り付ける治療法です。天然の歯とほぼ同じように機能し、見た目も自然なため、多くの患者さまに選ばれています。
矯正治療との関係性
矯正治療では、専用の装置を使って歯を移動させることで歯並びを整えます。そのため、セラミックやインプラント等がある場合、矯正装置の装着や歯の移動に影響を与える可能性が高いです。
- セラミック: セラミックは非常に硬い素材であるため、矯正装置を直接接着することが難しい場合があります。また、矯正治療中に強い力が加わることで、セラミックが破損する可能性も考えられます。その場合は、矯正治療中や矯正治療後に再度被せものを入れていただくこととなるため、費用もかさんでしまいます。
- インプラント: インプラントは、骨と一体化しているため、インプラント部分を移動させることは難しくなります。また、インプラントの周囲の歯を動かす際に、インプラントに力が加わり破損する可能性があります。
これらのことから、セラミックやインプラントがある場合の矯正治療は、通常の矯正治療よりも複雑で慎重な計画が必要です。
また、患者さんの希望する仕上がりを実現できるかはセラミックやインプラントがどの部分にあるかによっても異なります。
まずは無料カウンセリングで相談してみることがお勧めです!
≫当院の無料カウンセリングの予約はこちら
セラミックやインプラントがある場合の矯正治療の注意点
先述したように、セラミックやインプラントは審美性が高く、耐久性にも優れているため、多くの方に選ばれています。しかし、これらの治療を受けた後に矯正治療を検討する場合、いくつかの注意点があります。
矯正装置の接着
- セラミックへの接着: セラミックは非常に硬い素材であるため、矯正装置を直接接着することが難しい場合があります。
- インプラントへの影響: インプラントは骨と一体化しており、矯正装置を直接接着することはできません。
歯の移動の制限
- セラミックの厚み: セラミックの厚みが歯の移動を妨げる可能性があります。
- インプラントの固定: インプラントは固定されているため、周囲の歯を動かす際に影響を与える可能性があります。
特にインプラントは、人工歯根を骨に埋め込んでいる為、その位置から移動することができません。
インプラントがどの部分にあるかによって、矯正治療で目指せる仕上がりが変わってきます。
セラミックの破損リスク
- 矯正中の力: 矯正治療中に強い力が加わることで、セラミックが破損する可能性があります。
- セラミックの種類: セラミックの種類によっては、強度が異なるため、破損のリスクも変わってきます。
セラミックやインプラントの種類と矯正治療への影響
セラミックの種類と矯正治療への影響
- フルセラミッククラウン: 強度が高く、審美性にも優れていますが、矯正治療中の力に耐えられるかどうかは、セラミックの種類や厚さによって異なります。
- ジルコニアクラウン: 強度が非常に高く、矯正治療中の力にも耐えられますが、費用が高額になる傾向があります。
- オールセラミッククラウン: 美観に優れていますが、強度がやや劣るため、矯正治療中に破損する可能性があります。
インプラントの種類と矯正治療への影響
- インプラントの位置: 前歯にインプラントが入っている場合は、矯正治療に大きな影響を与える可能性があります。
- インプラントの固定力: インプラントが骨としっかりと結合しているかどうかが、矯正治療の成否を左右します。
種類やどの位置にあるかによって異なりますが、先述したように基本的にはインプラントの部分を動かすことはできません。
まずは矯正の無料カウンセリングにて現状をご相談ください!
≫当院の無料カウンセリングの予約はこちら
セラミックやインプラントがある場合の矯正治療の流れ
- 精密検査: 歯の状態、セラミックやインプラントの状態、顎の骨の状態などを詳しく検査します。
- 治療計画の立案: 検査結果に基づき、矯正装置の種類、治療期間、費用などを決定します。
- 矯正装置の装着: セラミックやインプラントの状態に合わせて、適切な矯正装置を選択します。
- 定期的なチェック: 定期的に歯科医院を受診し、歯の動きや口腔内の状態をチェックします。
セラミックやインプラントがある場合の矯正治療のメリットとデメリット
メリット
- 美しい笑顔: 歯並びが整い、笑顔が美しくなります。
- 噛み合わせの改善: 噛み合わせが改善され、消化機能が向上します。
- 発音の改善: 発音がクリアになり、コミュニケーションが円滑になります。
デメリット
- 治療期間が長くなる可能性: セラミックやインプラントがある場合、治療計画を立てるのに時間がかかる場合があります。
- 費用が高額になる可能性: セラミックやインプラントの治療費に加え、矯正治療の費用もかかるため、高額になることがあります。
- セラミックやインプラントが破損する可能性: 矯正治療中に、セラミックやインプラントが破損する可能性があります。
- 治療の選択肢が限られる場合がある: セラミックやインプラントの種類や位置によっては、選択できる治療法が限られる場合があります。
まとめ
セラミックやインプラントがある場合でも、矯正治療は可能です。しかし、通常の矯正治療と比較して、治療計画や注意点が異なります。また、主訴によっては矯正治療自体をご案内できないこともあります。特に歯並びや突出感が気になっている方は、セラミックやインプラントを入れる前に一度矯正歯科へご相談ください。
★矯正治療は横浜駅前歯科・矯正歯科へ!
専門のカウンセラーが詳しくお話させていただきます。
≫無料矯正カウンセリングのご予約はこちら☆
★横浜駅前歯科・矯正歯科のInstagramでは、
様々な症例や歯科に関する情報を投稿しています!是非フォローお願いします★