投稿日:2023.8.2
マウスピース矯正で痛みが出やすいケースとは?
こんにちは。
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
マウスピース矯正は、見た目が目立ちにくく、快適な矯正ライフを送れる装置のひとつです。
ワイヤー矯正に比べると痛みは少ないものの、人によっては痛みを生じることはあります。
今回は、マウスピース矯正で痛みが生じやすいケースと対処法を紹介します。
目次
マウスピース矯正で痛みが生じるケース
マウスピース矯正は、段階的に歯を動かすため、歯にワイヤーを貼り付ける固定式の装置に比べると痛みは少ない傾向にあります。
ただし、個人差はありますが、歯に痛みが出るケースもしばしばありますので、参考にして下さい。
歯が動いている証拠
マウスピース矯正は、1週間に1回くらいのペースで新しいマウスピースにご自分で取り換えることで、歯を段階的に動かす矯正方法です。
そのため、新しいマウスピースに交換したばかりのころは、歯に痛みが生じることがあります。
では、どうして歯に痛みが生じるのでしょうか。
動かしたい方向に歯に力をかけると、歯と顎の骨の間にある歯根膜というクッションの役割をしている組織が伸びたり、縮んだりします。
歯を動かす力が後方にかかってる場合は、歯の手前側の歯根膜は伸びて、後ろ側の歯根膜は縮みますよね。
それに伴い、手前に新しい骨が作られて、後方の骨は破壊されながら、歯は徐々に移動するのです。
このように歯が動くときに、痛みとして症状が現れるため、痛み=歯が動いている証拠と考えられます。
歯がガタガタしている部分は、痛みとして症状が現れやすいですが、数日すると症状は落ち着きます。
トラブルによる痛み
マウスピース装置が破損して、歯ぐきに当たるなどの装置のトラブルが痛みの原因であることも考えられます。
また、マウスピースを交換して数日経っても、我慢できないくらい痛みが続いたり、歯ぐきから出血があったりした場合は、むし歯や歯周病を疑いましょう。
歯が動く痛みとは違い、我慢できないほどの強い痛みや痛みが何日も続くのが特徴です。
マウスピース矯正で痛みが生じた時の対処法
マウスピース矯正で痛みが生じた時の対処法を紹介します。
ひとつ前のマウスピースに戻る
マウスピースが破損したケースや、新しいマウスピースにすると強い痛みがあるケースは、ひとつ前のマウスピースに戻りましょう。
マウスピース矯正で痛みが生じたからといって、マウスピースを装着しないという選択をすると、徐々に歯並びが元の状態に戻ってしまう「後戻り」を引き起こします。
そうなると、せっかく矯正治療が進んでいても、何ステップか戻ってマウスピースをはめていただいたり、マウスピースを新しく作り変えたりする必要があります。
マウスピースにトラブルがあった場合は、ひとつ前のマウスピースに戻り、すみやかにかかりつけの矯正歯科へご連絡ください。
早めに矯正歯科を受診する
我慢できないほどの痛みがあれば、矯正治療の予約日を待つことなく、お早めに矯正歯科を受診ください。
むし歯や歯周病などのお口のトラブルの場合は、放置しておくと進行する恐れがあります。
痛み止めの服用
マウスピース矯正をはじめたばかりのころや、新しいマウスピースに変更した数日間は、痛みが生じる傾向にあります。
我慢できないほどの強い痛みが生じることは、ほとんどありませんが、人によっては痛みに弱いこともありますので、痛み止めを服用していただくのがよいでしょう。
マウスピース矯正により痛みが何日も続く場合は、自己判断せずに早めに矯正歯科へご相談ください。
歯並びが気になる方はまずは無料の矯正カウンセリングへお越しください。
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