投稿日:2021.9.25
マウスピース矯正について知りたい
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
「マウスピース型矯正を始めたいけどデメリットはあるの?」と気になっていませんか?
マウスピース型矯正は「目立ちにくい」「取り外しができる」といったメリットを知る方は多いですが、デメリットについて正しく把握している方は少ない印象です。
デメリットを知らずに治療を始めると、思わぬトラブルに発展する可能性があるため注意しましょう。
こちらのページでは、マウスピース型矯正の特徴をメリットとデメリットを含めて分かりやすくまとめました。治療をご検討中の方はぜひご参考ください。
マウスピース型矯正の12つの特徴
マウスピース型矯正はワイヤー矯正と異なる点がいくつか存在します。
満足のいく治療にするためにも、事前にチェックしておきましょう。
装置が透明で目立ちにくい
マウスピース型矯正は、透明な装置を使用します。
装着中も人目が気にならなず、笑ったときの印象が変わらないのが特徴です。
矯正治療中は装置の見た目が原因で精神的なストレスを抱える方も少なくありません。
ワイヤー矯正にくらべると楽に続けられるでしょう。
取り外しが可能
着脱ができ、お手入れや食事が今までどおり行えます。
しかし、装置をつけている間は唾液のもつ「殺菌作用」や「再石灰化作用(エナメル質の自然修復作用)」が得られにくくなるため、磨き残しには十分な注意が必要です。
装置をつける前はかならず歯磨きをして、お口のなかをきれいにしましょう。
装置が脱離する心配がない
固定式のワイヤー矯正は、食事中に装置が脱離するトラブルがおこりやすい傾向にあります。
一方でマウスピース型矯正は装置を外した状態で食事ができるため、脱離する心配がありません。
急な通院が必要になる機会は少ないといえます。
粘膜を傷つけにくい
装置の凹凸がほとんどないため、唇の裏や舌に傷がつきにくい傾向にあります。
外傷性の口内炎は痛みをともなうことでストレスにつながりやすく、頻繁に同じ部位に傷ができると癌化する可能性があるため注意が必要です。
滑舌に影響しにくい
マウスピース型矯正で使用する装置の厚みは0.5mm程度です。
違和感が少なく、舌にあたっても発音や滑舌に影響することはほとんどありません。
強い痛みが少ない
ワイヤー矯正は、施術者である歯科医師の力の入れ具合で痛みが左右されます。
一方でマウスピース型矯正は歯が動く範囲が毎回ほぼ同じで、強い痛みを感じる機会がワイヤー矯正にくらべると少なめです。
しかし、痛みの感じ方には個人差があり、強い痛みを絶対に感じないというわけではありません。
通院回数が少ない
マウスピース型矯正は、装置を定期的に交換することで歯が動く仕組みになっています。
交換するのは患者様自身であり、かつ脱離のトラブルがない分通院回数が少ないのが特徴です。
忙しい方や育児や家事などで自宅からあまり離れられない方に向いている治療法といえるでしょう。
型取りが楽にできる
マウスピース型矯正のなかでもインビザラインは、粘土のような材料を使って行う型取りではなく、歯列をなぞってスキャンする特殊な機械を使用して歯型を採取します。
材料が硬化するまで待つ必要がないため治療時間の短縮になり、かつ不快感が少なめです。
嘔吐反射が強い方でも楽に受けられます。
部分矯正と全体矯正の両方に対応可能
マウスピース型矯正は装置で歯列全体を覆うタイプですが、全体矯正だけでなく部分矯正にも対応しています。
部分矯正は主に前歯の問題があるケースを対象としており、臼歯に問題があるケースや噛み合わせに異常がみられるケースは対象外となるため注意しましょう。
前歯にのみ問題があるように見えても実際はそうでないケースも多いため、精密検査を受けて適切な治療法をみつけることをおすすめします。
治療前に治療後の状態を確認できる
歯型の情報をスキャンする特殊な機械を使用することで、コンピューター上で歯の動きをシミュレーションできます。
治療前に仕上がりを確認できることは、治療に対する不安を改善できるだけでなく、モチベーションの向上にも効果的です。
治療期間が短め
治療期間は、歯並びの状態だけでなく治療法によっても異なります。
ワイヤー矯正が2~3年なのに対し、マウスピース型矯正は1~2年が目安です。
ただし、難しい症例や追加装置が必要になるなどの場合はワイヤー矯正よりも長くなる可能性もあるため、その点を十分に理解したうえで治療を始めましょう。
自己管理が必須
装置を患者様自身で交換する必要があり、かつ毎日の着脱では装置をはめる前に歯磨きをしてお口のなかを清潔にしなくてはいけません。
お手入れ方法もワイヤー矯正とは大きく異なります。
管理を怠ると歯の後戻りや装置の変形、破損につながる恐れがあるため注意が必要です。
マウスピース型矯正はどんな人に向いている?
マウスピース型矯正が自分に向いているかどうかを判断したい方は、以下の内容をチェックしてみてください。
あてはまる項目が多ければそれだけ向いていることになります。
接客業や電話対応などのお仕事をされている方
審美性が高く、かつ発音や滑舌に支障をきたしにくいマウスピース型矯正は、接客業や電話対応などのお仕事をされている方に向いている治療法です。
とくに電話越しの会話は回線の問題で直接の会話よりも聞き取りにくくなることがあるため、治療法を決めるときは十分に注意しましょう。
装置が目立ちにくいという点から、人前で頻繁に話すお仕事の方にもマウスピース型矯正はおすすめです。
月に1回の通院が難しい方
ワイヤー矯正は基本的に、調整のために月に1回の通院が必要です。
マウスピース型矯正は2か月に1回とワイヤー矯正よりも少なめです。
ただし、治療を始めたばかりのころは月に1回の通院が必要になるケースもあります。
忙しい方やあまり自宅から離れられないという方は、ぜひマウスピース型矯正をご検討ください。
自己管理ができる方
マウスピース型矯正でもっとも重要なこととして「患者様の自己管理」が挙げられます。
たとえ上記2つにあてはまっていても自己管理が苦手な方には、残念ながらマウスピース型矯正はおすすめできません。
審美性の高さや治療期間の短さだけで判断するのではなく、ご自身の性格や生活スタイルを考慮して治療法を選択するようにしましょう。
≫合わせて読む「マウスピース矯正を成功させるための6つのポイント!」
マウスピース型矯正の始め方
マウスピース型矯正の一般的な流れは以下のとおりです。
カウンセリング
患者様の治療に関する不安や疑問を解決するためのカウンセリングを行います。
考えられる治療法や大まかな治療内容、期間、費用をお伝えすることが可能です。
よりくわしく知りたい方は精密検査をご検討ください。
精密検査
適切な治療法や治療内容、期間、費用を決めるには、お口の状態を正確に把握して治療計画を立案する必要があります。
精密検査の主な内容は、歯型の採取、お顔とお口の写真撮影、各種レントゲン検査などです。
後日、検査結果と治療計画案を患者様へご説明し、その内容に同意していただけたら治療に移ります。
装置の受け取り・治療開始
精密検査で得たデータを装置の制作会社に送り、装置の完成を待ちます。
手元に届くまで約1か月必要ですので、その間に虫歯や歯周病にならないよう注意しましょう。
装置を受け取ったら治療開始です。治療中は定期的にメンテナンスを受けていただきます。
保定装置の開始
メインの治療を終えたら、並んだ歯並びをキープするために保定装置を使用していただきます。
保定装置の使用期間は基本的にメインの治療と同じくらいで、定期メンテナンスも必要です。
定期検診
保定期間を過ぎたら矯正治療は終了しますが、虫歯や歯周病が発症すると再度歯並びが崩れる恐れがあるため、予防に役立つ定期検診をおすすめしています。
目立ちにくいマウスピース型矯正で美しい歯並びに
矯正治療で使用する装置は、歯並びの状態だけでなく患者様の生活スタイルや管理能力、性格によっても相性が異なります。
マウスピース型矯正は、審美性が高く取り外しが可能なため人気がありますが、自己管理が必須であり「楽な治療法」ではありません。治療を前向きに続けるためにも、特徴を正しく理解し、自分に合った方法を選択するようにしましょう。
当院では、マウスピース型矯正を含めた各治療法の特徴を事前のカウンセリングで分かりやすく説明しています。
「自分に合った治療法が分からない」という方はお気軽にご相談ください。
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※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。