投稿日:2023.8.4
出っ歯だと顎が疲れるのはなぜ?
目次
出っ歯だと顎が疲れるのはなぜ?
出っ歯の状態では上下の前歯で噛むことが難しくなり、無意識に奥歯だけで強く噛むことが続き、
結果的に顎に負担がかかります。
出っ歯で悩んでいる人は、気づかないうちに奥歯で噛んで食事をしていると思います。
これが習慣となってしまうことで顎が疲れたと感じるようになります。
また左右で顎の疲れ具合が違う場合は、どちらか片方で噛む機会が増えているからかもしれません。
左右バランスよく噛む方が良いので、かみ合わせだけでなく顎の使い方によっても顎に疲れが出やすくなります。
出っ歯(上顎前突)とは?
出っ歯と呼ばれている症状は、専門的には「上顎前突」と呼び、前歯や上顎が前方に突出している状態のことです。
うまく口が閉じられなかったり、出っ歯であることを気にしてうまく笑えなかったり、見た目への影響も大きい症状です。
出っ歯の影響とは?
出っ歯は見た目への影響だけではなく、身体への悪影響も懸念されるのです。
“ただ顎が疲れるだけだから、、、”と我慢してこの状態を放置すると、下記のような他の健康面への悪影響を引き起こしてしまう可能性もあります。
・虫歯や歯周病になりやすい
噛み合わせが悪く口を閉じることができないと、口腔内が乾燥しやすくなります。
口腔内が乾燥すると、唾液が分泌されにくくなり、虫歯や歯周病の原因となってしまいます。
・身体のバランスが悪くなる
正しく噛み合わせられないと、噛んだ時に上手く力が顎に伝わらず食事に支障をきたしたり、
肩こりや頭痛、更には体全体のバランスを崩してしまう恐れもあります。
虫歯や歯周病になりやすい方や、日常的な肩こりや頭痛でお悩みの方は、もしかするとその根本的な原因は歯並びや噛み合わせにあるかもしれません。
出っ歯の原因は?
・顎や歯の大きさなど先天的なもの
・顎の成長不良や過剰な成長
・口呼吸や舌癖などの普段の癖・習慣
などが挙げられます。
出っ歯の矯正治療は、できれば顎の成長が終わっていない中学生くらいまでに行う方が容易に治療できますが、
もちろん大人になってからも矯正を始めることも可能です。
出っ歯だと、噛み合わせが悪くなるとは?
出っ歯でかみ合わせが悪くなると言われるのは、前歯で噛むことができなくなるからです。
通常は食べ物を噛み切る時や噛んでいる時は、上下の前歯を使い噛みます。
しかし、出っ歯になると前歯が正常な状態よりも前に突き出てくる関係で、上下の前歯で噛むことが難しくなります。
このことから、出っ歯によってかみ合わせが悪くなると言われているのです。
大人の出っ歯の治療とは?
前歯を引っ込めるためのスペースの確保が重要になります。
より大きなスペースが必要な場合は、”抜歯”が必要なケースが多いですが、
場合によっては抜歯をしなくても矯正できることもあります。
また、出っ歯は、裏側矯正はより効果的に前歯を奥へ引っ張ることができ、裏側矯正が症例によっては適してる場合があります。
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