投稿日:2022.9.12
歯並び(噛み合わせ)と運動能力
こんにちは!横浜駅前歯科・矯正歯科です😊
矯正治療を検討するときに、まず皆さんが気になったのは「見た目」ですよね?
カウンセリングをしていても「噛み合わせを良くしたい」という方はとても少なく、
「見た目が気になる」という方がほとんどです。
ただ、私達の身体を正しく機能させるには「噛み合わせ」が非常に重要となりますので
今回は『歯並び(噛み合わせ)と運動能力』についてお伝えしていきます。
噛み合わせが悪いと・・・
顎のズレが生じて体のバランスが崩れます。
体のバランスが崩れると、バランスを取ろうとして重心がズレるので筋肉に過度な負担がかかります。
顎周りの筋肉に負担がかかれば顎関節症を誘発したり、肩首・腰などの筋肉に負担がかかれば
慢性的なコリの一因となります。
スポーツにおいては、体のフォームが崩れるため最大限のパフォーマンスを発揮することができません。
特に、体操や陸上競技などでは体のバランスの良し悪し(歪みの有無)で差が出るとされています。
そして、正しく噛み合わせることが出来ると奥歯でしっかり食いしばることが出来るので
瞬発力が必要なときや、重たいものを持ち上げるときなどに力を発揮しやすくなります。
特にウェイトリフティングやラグビー、短距離走のスタート時などでは噛み合わせの良し悪しで差が生まれやすいでしょう。
ただし・・・
食いしばることが良いわけではありません。
必要なときに正しく噛み合わせることができる、ということが大事です!
食いしばりを常にしていると、顎周りの筋肉が緊張して肩首・腰のコリから全身の筋肉が緊張してしまいます。
ずっと噛み締めていると余計な力が入って、パフォーマンスが下がる場合もあります。
噛むということは・・・
噛む(咀嚼する)ことで、集中力や判断力・記憶力の向上につながるとされています。
スポーツ選手が試合中にガムを噛んでいる姿を見たことがあるかもしれません。
ガムを「噛む」ことで集中力を高めたり、リラックスしたり、身体機能の向上に期待しているからなのです。
しっかりと噛めることは、認知機能向上にも繋がりますので、認知症の予防にも深い関わりがあります。
まとめ
矯正治療は見た目を良くすることにフォーカスされがちなので、どちらかというと美容感覚に近い方が多いですが
日常生活においての機能向上にも非常に重要な治療です!
見た目だけ良くしても噛み合わせの改善には繋がりませんが、噛み合わせを良くすると見た目は自ずと整います。
そのため、当院では噛み合わせを重視した治療を行っております。
当院のインスタグラムで症例写真を掲載中ですので、是非そちらもご覧ください😊