投稿日:2023.5.1
歯ブラシはいつ交換すればいいの?
こんにちは。
横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
皆さんは、どれくらいの頻度で歯ブラシを交換していますか?
毎月交換している方もいれば、いつ交換したか覚えていない方もいるでしょう。
歯ブラシは適切なタイミングで交換しないと、汚れを落とす効果が弱くなります。
そこで今回は、「歯ブラシ交換のタイミング」について解説します。
目次
歯ブラシ交換のタイミングは「約1ヶ月」
歯ブラシの交換のタイミングは約1ヶ月です。
なぜなら、歯ブラシを1ヶ月使用すると、毛先が広がり、汚れを取り除く力が弱くなるからです。
また、毛先の広がった状態の歯ブラシを使用すると、歯ぐきや歯を傷つけてしまうことがあります。
歯ブラシを裏側(プラスチック側)から見て、毛先がはみ出している場合は交換のサイン。
また、毛先が抜けたり折れていたりする場合も交換するようにしましょう。これは、電動歯ブラシも同様です。
皆さんの中には「1ヶ月は早い」と感じた方もいるのではないでしょうか。
歯ブラシを清潔に保ち、しっかりと汚れを落とすためには、毛先が広がっていなくても約1ヶ月ごとに交換することをおすすめします。
歯ブラシを交換しないとどうなる?
古い歯ブラシを使い続けると、以下のようなデメリットがあります。
雑菌の温床になる
古い歯ブラシは、細菌の温床になっている可能性があります。
このような歯ブラシで歯磨きすると、口内環境を悪化させてしまい、むし歯や歯周病の原因になる可能性があります。
特に歯ブラシを湿ったまま保管している場合は、細菌が繁殖しやすいため注意が必要です。
歯や歯ぐきが傷つきやすくなる
毛先の広がった歯ブラシは、歯垢や食べかすを取り除くのが困難になります。
そのため、力強く磨かなければならず、歯や歯ぐきにダメージを与えてしまうことも。
それにより、歯ぐきに炎症や出血を起こしたり、歯が傷ついたりとトラブルを引き起こすことがあります。
毛先がすぐに広がってしまう場合
中には数週間で毛先が広がってしまう方もいるでしょう。
歯ブラシは間違った使い方や保管方法によって、寿命が縮んでしまうことがあります。
正しく歯磨きを行う
毛先がすぐに広がってしまう方は、ブラッシング圧が強い可能性があります。
歯ブラシの寿命を短くしてしまうことに加えて、歯や歯ぐきを傷つけてしまう可能性も。
歯ブラシは力を入れずに優しくあてて、小刻みに動かして汚れを取り除くようにしましょう。
適切に保管する
歯ブラシは湿気の多い場所に収納すると、細菌が繁殖する原因になります。
また、歯ブラシホルダーなどに水が溜まっているとカビが繁殖することも。
歯ブラシの寿命を縮ませないためにも、保管する際は以下のポイントを守るようにしましょう。
・歯ブラシを使った後はよく水で洗い、水気を切る
・風通しのいい場所に毛先を上にして立てて収納する
保管する際は、カバーをせずに毛先をしっかり乾燥させることが大切です。
また、ほかの人が使った歯ブラシが触れてしまうと細菌が移動する可能性があるため、個別で保管するようにしましょう。
まとめ
歯ブラシは1ヶ月を目安に交換し、使う前に毛先が広がっていないか確認することが大切です。
また、歯ブラシは優しくあてて、小刻みに動かして汚れを取り除くようにしましょう。
自分に合った歯ブラシや磨き方がわからない場合は、歯科衛生士の指導を受けることもできるので、お気軽にご相談ください☆