投稿日:2023.9.11
歯並びがガタガタになるのはなぜ?5つの原因を解説!
こんにちは。
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
「歯並びがガタガタしていて、気になる」と、鏡を見るたびに思ってはいませんか?
「けれども、どうして歯並びがいい人と悪い人がいるのだろう」
歯並びがガタガタになる原因ってよくわからないですよね。
そこで今回は、歯並びがガタガタになる5つの原因と、ガタガタの歯並びを放置するリスク、矯正治療の種類を紹介します。
目次
歯並びはなぜガタガタになる?5つの原因
歯並びはなぜガタガタになるのでしょうか?
まずは、大きく5つの原因にわけて解説します。
遺伝
1つ目の原因は、遺伝です。
「え?両親の歯並びがガタガタしていると、自分も歯並びが悪くなるの?」
「私の歯並びが悪いと、子どもに遺伝するの?」と、気になりますよね。
厳密にいうと、歯並びがそのまま遺伝するのではなく、骨格や歯の大きさが遺伝することで、結果的に歯並びが似ることがあるのです。
ただし、両親の歯並びがガタガタしていたとしても、必ずしも同じ歯並びになるわけではありません。
悪い歯ならびの中の2割程度が遺伝といわれています。
ここでいう骨格とは、顎の骨の大きさや形です。
上下の顎が小さいと、すべての歯がきれいなU字型に並ぶことはできません。
その結果、歯並びはV字型になり、出っ歯になったり、歯が重なって生えたりしてガタガタになります。
また、歯の大きさも個人差があり、小さい方もいれば大きい方もいらっしゃいます。
これも、遺伝するため歯が大きすぎて並びきらずに重なり合ったり、ねじれて生えたりしてガタガタになることがあるのです。
歯の生え変わりのときの問題
乳歯(子どもの歯)から永久歯(大人の歯)に生え変わるときに、問題があると歯並びがガタガタになることがあります。
たとえば、乳歯をむし歯により早期に失った場合は、永久歯が生える指標となる乳歯を見失って、本来生えるべき位置とは異なる場所から生えて歯並びがガタガタになります。
癖や生活習慣
癖や生活習慣は、遺伝よりも歯並びに影響を及ぼすとわかっております。
両親の骨格や歯の大きさに似て歯並びがきれいだったはずなのに、いつの間にか歯並びがガタガタになったケースは、癖や生活習慣が原因かもしれません。
お子さんに以下のような癖や生活習慣はありませんか?
・指しゃぶり
・爪噛み
・舌を出す癖
・舌を噛む癖
・唇を噛む癖
・お口を開けっ放しにする癖
・頬杖をよくする
・片側ばかりで食べものを噛む
上記の癖がみられたら、将来歯並びが悪くなる可能性があります。
指しゃぶりや爪噛みは、指で前歯の裏側を押す癖がかかり続けるため、出っ歯や開咬になるリスクが高まります。
舌癖があるとガタガタの歯並びになるばかりか、矯正治療などで歯並びを改善しても、癖が治らなければ元の歯並びに後戻りしてしまうリスクがあるのです。
他にも、頬杖をしたり、片側ばかりで食べものを噛んだりする癖があると、顎が変形したり、左右の顎の筋肉のバランスが崩れたりします。
その結果、歯並びに影響を及ぼすことがあるため、癖を発見したら早めに矯正歯科へ相談しましょう。
むし歯や歯周病
むし歯や歯周病にかかり、万が一歯を失ったとします。
そのまま、歯を失った部分を放置すると両隣の歯は徐々に倒れ込み歯並びがガタガタに変化することがあります。
また、上下で噛み合っていたはずの歯も、噛み合う歯がなくなることで、伸びてくることがあり、歯並びに悪影響を与えるのです。
親知らず
大人になってから歯並びがガタガタになる人の多くは、親知らずが原因です。
そもそも親知らずとは、一般的には15歳前後に生えてくる1番奥の永久歯で、生えてきたことに気付かない方も少なくありません。
親知らず周辺の歯ぐきが腫れたり、痛みが出たりして、はじめて親知らずが生えたことを知ることも多いようです。
また、15歳くらいになると顎の成長はほとんど終わっているため、親知らずのために顎の成長を促してスペースを確保することが難しいです。
そのため、顎が小さい方は親知らずが生えたことで、手前の歯が押されて全体的に歯並びがガタガタになる傾向があります。
さらに、親知らずがまっすぐ生えてこればよいですが、スペース不足により親知らずが斜めに生えたり、一部だけ生えて埋まったままだったりすることが多く、これも歯並びをガタガタにする原因になります。
ガタガタの歯並びを放置するリスク
ガタガタの歯並びを放置すると、見た目だけではなくお口のトラブルや身体にも悪影響を及ぼします。
見た目のコンプレックス
歯並びがガタガタしている方の多くは、見た目が気になり「お口を開けるのが嫌」「マスクなしでは会話ができない」などといったコンプレックスを抱えていることがあります。
歯並びを整えることで、見た目がきれいになりコンプレックスから解消されるでしょう。
しっかり食べものが噛めない
歯並びがガタガタしていると、噛み合わせも乱れているケースがほとんどです。
そのため、前歯でお肉を引きちぎれない、奥歯で硬い食べものをしっかりすりつぶせないなどと、食事を楽しむことができなくなります。
また、しっかり食べものを噛むことができないと、胃や腸に負担がかかりますので、歯並びを整えて何でも噛めるかみ合わせにするのが最善です。
身体の不調
原因はよくわからないけれど、肩こり、腰痛、めまいなどの症状でお悩みではありませんか?
もしかしたら、歯並びがガタガタしていることが原因かもしれません。
なぜなら、悪い歯並びは噛み合わせを乱すため、しっかり噛みしめることができませんよね。
そうなると、身体のバランスも乱れてしまい、さまざまな不調として現れます。
力をいれて作業するときなど、無意識に歯を「グッと」噛みしめると思います。
これは、身体に力を入れやすくするためで、噛み合わせが悪いと身体に力が入りきらず、筋肉を酷使することで身体の不調につながることがあるのです。
むし歯や歯周病のリスクが高まる
歯並びがガタガタしている方は、歯並びがよい方に比べると歯磨きがしにくい傾向にあります。
そのため、食べかすをしっかり取り除けずに、細菌が増殖してむし歯や歯周病の原因となる「歯垢(プラーク)」が増殖し、お口のトラブルを招きます。
歯並びのガタガタを改善したい~矯正治療の種類~
歯並びのガタガタを改善する方法である「矯正治療」の種類を紹介します。
表側矯正
歯の表面に矯正装置を貼り付けてワイヤーを通すことで、1本1本の歯を整えていく方法です。
固定式の装置で、月に1回通院していただき歯科医師が調整し、徐々に歯並びをU字型に整えます。
当院では、見た目が目立ちにくい装置をご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。
裏側矯正
裏側矯正は、リンガルや舌側矯正とも呼ばれ、歯の裏側にオーダーメイドの装置を貼り付けて、ワイヤーを通して歯並びを徐々に整える方法です。
こちらも固定式の装置で、1ヵ月に1回くらい通院していただき、ワイヤーを交換することできれいな歯並びをめざすことができます。
表側矯正よりも、目立ちにくいため接客業や営業職の方におすすめです。
ハーフリンガル
ハーフリンガルは、上の歯は「裏側矯正」、下の歯は「表側矯正」を用いる矯正方法です。
笑ったときに目立ちやすい上の歯だけを裏側にすることで、費用を抑えて矯正治療が行えます。
マウスピース型矯正
マウスピース型矯正とは、歯の型取りを行いオーダーメイドで矯正用のマウスピースを製作して、ご自分で毎日装着することで徐々に歯並びを整える方法です。
取り外し式で好きなときに外せるのですが、食事と歯磨き以外の時間は、基本的には装着していただくことで、効果を得られます。
見た目が透明で人から気付かれることが少ない矯正装置のひとつです。
サージカルファースト(外科処置)
歯並びがガタガタしている原因が骨格的な問題であれば、装置を用いた矯正治療の前に、外科処置を行います。
これをサージカルファーストと呼び、当院は提携医療機関で外科処置を受けることが可能です。
顎の骨の一部を切除することで、出っ歯や受け口を骨格から改善することができます。
歯並びのガタガタが気になる方は当院の無料矯正相談へ
歯並びがガタガタしている原因は、さまざまで遺伝や癖、お口のトラブルによるものです。
悪い歯並びを放置しても、自然に改善することはありません。
そのため、早めに矯正歯科へ相談することをおすすめします。
歯並びが気になる方はまずは無料の矯正カウンセリングへお越しください。
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