投稿日:2023.7.24
歯並びと老化にはどんな関係があるの?
こんにちは。横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
「歯並びが気になるようになった」と年齢を重ねるうちに歯並びが変化したと感じている方はいらっしゃいませんか。
じつは、さまざまな理由で、年をとると歯並びが変わる方もいらっしゃいます。
今回は、歯並びと老化の関係をご紹介します。
目次
歯並びと老化には関係があるの?
歯並びと老化には関係があります。
以下のような症状がある方は、歯並びが変化する可能性があります。
・歯と歯にすき間があいてきた
・歯ぐきが下がった
・歯が伸びたように感じる
・かみ合わせがおかしい
歯並びは、急に変化するのではなく、徐々に変化するため年齢を重ねるうちに「歯並びが悪いかも……」と感じる方がいらっしゃるのが事実です。
特に、歯や歯ぐきに変化がある方は、歯並びが変化する可能性があります。
歯が傾いたり、移動したりすれば、発見しやすいですが、そうなってしまうと歯並びはかなり悪くなっている状態です。
上記にあげたように、歯と歯にすき間があいた、歯ぐきが下がったなど、歯並びが悪くなる可能性がある状態が発見できれば、歯が動く前に食い止めることができます。
少しでも違和感があれば、早めに歯科医院へ相談しましょう。
老化で歯並びが悪くなる原因
ここからは、どうして老化で歯並びが悪くなるのかを解説します。
口のまわりの筋肉が衰える
お口周りや顎には、筋肉があります。
この筋肉は、「よく噛む」「会話」などお口を動かすことで鍛えられます。
しかし、年齢と共に、食べやすいやわらかいものを好むようになったり、外出することが減り人と会話することが減ったりすると、お口周りの筋力は衰えてしまうのです。
そうなると、お口を閉じる力や舌を正しい位置に置く力が低下して、出っ歯になったり、前歯がしっかり閉じられない状態になったりと、歯並びが悪くなるリスクが高まります。
むし歯、歯周病などのお口のトラブル
むし歯により歯を抜いた箇所があったり、歯周病で歯がグラグラだったりすると、歯並びに悪影響を及ぼします。
「1本くらい歯がない状態で過ごしても問題なく生活できる」と考えていても、歯のないすき間に隣合う歯が倒れこんだり、かみ合っていた歯が伸びてきたりします。
見た目や噛む機能を補うためにも、歯が抜けた箇所がある方は、早めに入れ歯やインプラントなどの人工歯で補いましょう。
また、中高年・シニアになると歯周病にかかるリスクが高まり、歯を失う原因の第一位とわかっています。
痛みなどの症状がほとんどないため、気付かずに放置する方も多く、歯を支えている顎の骨が溶かされて、歯がグラグラと動くようになるのです。
そうなると、歯が思いもよらない方向に傾いたり、かみ合わせが乱れたりして歯並びが悪くなることがあります。
親知らずが生えてきた
親知らずは、15歳を過ぎると生える1番奥の永久歯です。
最大で4本生える方もいれば、1本も生えない方もいるため、本数には個人差があります。
また、年をとってから生えることもあり、歯並びに影響を与える原因のひとつです。
親知らずが生えるスペースがない(顎の大きさが小さい)方であれば、親知らずが生えると、手前の歯を押して、さらに他の歯も押されるため歯並びが乱れます。
親知らずがまっすぐ生えずに、斜めに生えたり、埋もれたままだったりしても、歯並びに影響を与えますので、注意しましょう。
当院では、矯正治療の際に親知らずがある場合、抜歯をご提案させていただくことがあります。
矯正治療をはじめる年齢に制限はありませんので、歯並びが悪くなったと感じたら、年齢に関係なくいつでもご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、歯並びと老化についてお話しました。
歯並びが気になる方はまずは無料の矯正カウンセリングへお越しください。
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