投稿日:2024.2.12
歯列矯正が必要か判断するポイントは?あなたもチェック!
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
「私には歯列矯正が必要なの?」「見た目が気にならなければ、歯列矯正はしなくてもよいの?」と気になっている方へ。
今回は、歯科矯正が必要な歯並びやタイミング、歯科矯正の種類などを解説します。
目次
歯列矯正が必要な歯並び
歯列矯正はどのような歯並びに行う治療なのでしょうか。
専門用語では、不正咬合(ふせいこうごう)とよばれる悪い歯並びを紹介します。
ご自分の歯並びが不正咬合かどうかをチェックしてみましょう。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上顎前突とは、上の歯が唇側に傾斜したり、唇側にずれて生えていたりすることで前方に出ていることです。
一般的には、出っ歯と呼ばれています。
歯や顎の大きさや形により、上顎前突になるかどうかが変わります。
以下のような状態の場合は、上顎前突になる可能性がありますので、チェックしましょう。
- 上の歯が大きく顎が小さい
- 上の顎が大きい
などが挙げられます。
顎が小さいのに対して、生えてくる歯が大きい場合は、すべての歯がきれいが並びきれずに前方に歯が押されて出っ歯になります。
また、上の顎が大きすぎる場合も出っ歯と判断されます。
上の顎が下の顎に対して大きく成長すると、上の顎が前方に出ますよね。
出っ歯になると、見た目だけではなく食事や会話にも悪影響を及ぼすでしょう。
下顎前突(かがくぜんとつ)
下顎前突とは、一般的には受け口と呼ばれています。
以下のような状態の場合は、下顎前突ですので矯正歯科に相談しましょう。
- 上の顎よりも下の顎が大きい
- 下の歯が唇側に傾斜している
- 下の歯が唇側から生えている
状態です。
上下の歯並びが逆転している状態なので、反対咬合ともよばれます。
通常は、上の歯が下の歯を3分の1程度覆いかぶさるように上下が噛み合っています。
しかし、下顎前突の方は下の歯が唇側にあり、上の歯に覆いかぶさっている状態になるのです。
叢生(そうせい)
叢生とは、歯と歯が重なり合ったり、歯が捻じれて生えていたりする状態です。
日本人では、この歯並びが一番多いとわかっています。
理由は、日本人は顎が小さい傾向にあり、歯の大きさが平均であってもすべての歯が生えるスペースが不足するため叢生になるのです。
- 歯が重なっている
- 歯が捻じれて生えている
- 歯が生える位置がずれている
状態を叢生と呼び、八重歯も叢生のうちのひとつに分類されます。
開咬(かいこう)
開咬とは、奥歯でしっかり噛み合わせても上下の前歯が噛み合っていない状態をいいます。
オープンバイトとも呼ばれ、上下の前歯が噛み合っていないことから、食べものを引きちぎることが困難になります。
また、上下の前歯の隙間から空気が漏れ出すため滑舌も悪くなります。
空隙歯列(くうげきしれつ)
空隙歯列とは、歯と歯の間に隙間ができている状態です。すべての歯と歯の間に隙間ができるケースもあれば、一部分だけのケースもあります。
その中でも、上の中央の前歯の間だけが空いている状態を正中離開(せいちゅうりかい)といいます。
上の前歯の間だけが空いている方も不正咬合になり、歯科矯正が必要といえます。
過蓋咬合(かがいこうごう)
過蓋咬合は、上の歯が下の歯の3分の2以上覆いかぶさっている状態です。
前歯の位置関係にもよりますので、上顎前突と過蓋咬合が合わさっているケースもあります。
原因は、指しゃぶりや爪噛みなどの癖や、遺伝によるものが多いです。
交叉咬合(こうさこうごう)
交叉咬合は、左右の噛み合わせがズレている状態をいいます。
通常は、上下の前歯の中心がそろっています。
しかし、歯の生える位置や顎の大きさが左右対称でないことで、上下の噛み合わせの位置関係が変わり交叉咬合になるのです。
歯科矯正をするべきタイミング
歯科矯正をするタイミングは、以下のようなときです。
見た目が気になる
歯並びが悪くて見た目が気になっている方は、歯科矯正をするタイミングのひとつです。
自分の歯並びをコンプレックスに思っている方もいるかもしれません。
- いつも鏡で歯並びを見る
- マスクで口元を隠したい
- 笑顔のときに歯を見せたくない
- 人前で話すのが嫌
などが挙げられます。
よく「大人になってからでも歯科矯正ができるの?」という疑問をお持ちの方がいらっしゃいますが、何歳からでも歯科矯正は行えます。
「見た目が気になり、歯並びをきれいにしたい」と思ったときこそ、歯科矯正をするタイミングです。
発音がしにくい
会話中に「もう一度言ってほしい」「なんと言ったの?」など言われた経験がある方は
もしかすると歯並びが悪いことかもしれません。
特に、上顎前突や下顎前突、空隙歯列、開咬の方は、滑舌が悪い傾向があります。
ラ行」「サ行」「タ行」が言いにくく、歯並びが悪い方は歯科矯正をすることで改善されるかもしれません。
歯と歯の間や上下の歯の間に隙間ができることで、お口の中の空気が漏れ出しやすくなり、しっかり発音できないからです。
身体のバランスが崩れている
悪い歯並びは、噛み合わせが乱れます。
上下の噛み合わせ乱れると、お口の中だけではなく身体にも悪影響を及ぼします。
噛み合わせがしっかりしていれば、上下の歯を噛みしめられるため身体に力が入ります。
たとえば、重い荷物を持ち上げるときにグッと歯に力が入りませんか?
それは身体に力をいれるためです。
しかし、噛み合わせが乱れていると身体のバランスが崩れます。
しっかり噛みしめることができないので、身体に力が入りきらないことも。
スポーツをしている方は、噛み合わせがしっかりしているほうがパフォーマンスは向上します。
他にも、身体のバランスが乱れると
- 肩こり
- 頭痛
- 腰痛
- めまい
などが引き起ることがあります。
何をしても身体の不調が改善されない方は、歯並びが原因かもしれませんので矯正歯科を受診するとよいでしょう。
食事に支障がある
歯並びが悪いと食事に支障があるかもしれません。
上下の歯がしっかり噛み合えない場合は、前歯で硬いものを噛み切ることができません。
また、奥歯で食べものをすりつぶすことも難しいでしょう。
さらに、上顎前突や下顎前突など前歯の歯並びに問題があるケースは、食事中に咀嚼音が出る可能性があります。
咀嚼音とは、食事中にクチャクチャと音が出ることです。
クチャラーとも呼ばれることがありますので、コンプレックスを抱える方もいるかもしれません。
このようなことから、食事を楽しめない方もいらっしゃるでしょう。
食事に支障がある方は、歯並びに問題があるかもしれませんので矯正歯科に相談するとよいです。
むし歯や歯周病になりやすい
歯並びが悪いと、むし歯や歯周病になりやすい傾向にあります。
理由は、歯並びが悪いと食べかすが詰まりやすく、歯磨きがしにくいからです。
どれだけ歯磨きが上手い方でも、食べかすや汚れを完璧に落としきることは難しいのです。
その上、歯並びが悪いとお口のトラブルが増えてしまうのです。
歯列矯正が必要か気になる方は矯正歯科へ
ここまで、悪い歯並び(不正咬合)の種類や矯正するタイミングをお話ししました。
少しでも歯並びが気になる方は、矯正歯科で相談するのがおすすめです。
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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