投稿日:2023.6.2
歯列矯正を早く始めるべき7つの理由
目次
歯列矯正を早く始めるべき7つの理由
小児矯正はお子様を対象とした矯正治療で、基本的に永久歯に生え変わる6歳ごろからはじめられます。
永久歯の大きさや形には個人差があり、すべて生え変わった後に微調整が必要になるケースも少なくありません。
そのため「成人矯正からはじめたほうがお得」と思われる方もいます。
しかし、小児矯正でしか得られないメリットも存在し、成人矯正から始めるのがかならずしもお得とは限りません。
その点も含めて歯列矯正を早く始めるべき理由をご紹介します。
歯列矯正を早く始めるべき7つの理由
1️⃣顎の骨が柔らかく、強い痛みを感じにくい
歯の生え変わりの時期は顎骨の成長期でもあります。
骨が柔らかいため、装置を使って徐々に広げることが可能です。
痛みを感じにくいことから、治療のモチベーションも維持しやすいといえるでしょう。
2️⃣上下の顎のバランスを手術なしで整えられる
小児矯正を受けることで手術なしで上下の顎のバランスを整えられます。
しっかり噛めるようになるだけでなく、発音がよくなる、お顔の見た目が左右対称になるといったメリットもあります。
13歳以降は顎の成長が止まるため、装置を使って広げることができません。
顎の形を変えるには手術が必要です。
3️⃣永久歯が並ぶためのスペースを抜歯なしで作れる
小児矯正で顎骨を広げる目的の一つとして、永久歯が並ぶスペースを確保することが挙げられます。
永久歯が大きすぎるなど問題がなければ、健康な歯を失わずに歯並びを整えられる可能性が高まります。
顎の成長が止まる13歳以降は、スペースを作るために抜歯が必要です。
4️⃣口周りの癖を改善できる
小児矯正には、口周りの筋肉を鍛える効果もあります。
長期の指しゃぶりや唇を噛む癖、舌を前に出す癖の改善が期待でき、お口や全身の健康に役立ちます。
5️⃣お手入れがしやすくなる
歯並びが整うことで、歯ブラシの毛先が歯面に当たりやすくなり、磨き残しが減ります。
とくにデコボコの歯並びは磨きにくいため、治療後の変化に驚く方が少なくありません。
デンタルフロスや歯間ブラシも治療前より使いやすくなります。
6️⃣むし歯や歯周病で歯を失うリスクを減らせる
磨き残しが減ることで、むし歯や歯周病の発症リスクを抑えられます。
どちらも重症化すると歯を失う可能性があるため、注意しなければいけません。
歯列矯正でしっかり噛めるようになることで全身の健康にも役立ちます。
7️⃣顎関節症のリスクを減らせる
歯並びが整うと全体でバランスよく噛めるようになり、顎関節への負担が最小限になります。
顎関節症は一度発症すると再発のリスクが高いため、予防が大切です。
成人矯正から始めるのは手遅れ?
小児矯正のメリットは得られませんが、成人矯正をすることでむし歯や歯周病、顎関節症のリスクを抑えることができます。
また、見た目が変わることで精神的なストレスが減り、自信がつくでしょう。
成人矯正はむし歯や歯周病のない健康な状態であれば何歳からでも始められますので、歯並びや噛み合わせでお悩みの方はぜひご検討ください。
歯列矯正でしっかり噛めて美しい歯並びを手に入れよう
歯列矯正は早く始めればそれだけお口の環境が早く整うため、コンプレックスの解消や健康に役立ちます。
小児矯正には多くのメリットが存在しますが、お口の状態によっては成人矯正からはじめたほうがいい場合もありますので、タイミングでお悩みの方はまずは当院までご相談ください。
最適な治療方法をご提案させていただきます。