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投稿日:2023.9.2

治療期間が短いのはなぜ…?~部分矯正の魅力~

こんにちは。
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
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「気になるところだけを治したい!」
「とにかく安く、早く終わらせたい。」
「嚙み合わせは気にならないから、見た目だけ治せれば良いな。」
「とりあえず部分矯正でやってみて、その後で全体矯正も検討したい。」
矯正カウンセリングをしていると、上記のような声を多く聞くことがあります。
全体矯正に比べると、早く終わり、費用も抑えられるイメージがある部分矯正。
そんな理想が叶う治療法があれば、矯正を始めてみたいと思う方は多いのではないでしょうか。
今回は部分矯正の期間が短い理由について、主にお伝えしていきます。

部分矯正ってなに?

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歯列矯正は、どこまで装置を付けて動かしていくかによって、「全体矯正」「部分矯正」と分かれます。
全体矯正は、上下全体の歯列をコントロールし、見た目はもちろん、嚙み合わせといった機能面も調整していく治療です。
一方で部分矯正は、主に前歯のみや、片顎のみ(上のみor下のみ)といった気になるところ一部分だけを動かしていく治療です。
以前の記事では部分矯正のメリットについてご説明していますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
部分矯正のメリットは?

どんな治療方があるの?

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部分矯正の治療方法は、全体矯正と変わらず、ワイヤー矯正(表側矯正/裏側矯正)や、マウスピース矯正などと様々な選択肢があります。
それぞれの治療法について詳しくは過去の記事をご覧ください。
裏側ワイヤー矯正について知りたい

マウスピース矯正について知りたい
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いが知りたい
自分に合った矯正治療とは?~ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い~

治療期間はどのくらい?

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全体矯正と部分矯正では、治療期間に違いがあります。
部分矯正の一番のメリットとも言えるのは治療期間が短いことです。
もちろん、症例や歯の動くペースに個人差はありますが、全体矯正に比べると、圧倒的に短いことが多いです。

治療期間の目安

部分矯正:数か月~1年程度
全体矯正:1年~3年半程度

部分矯正の場合でも、歯を動かし終わった後は、保定期間があります。
保定期間の間は、後戻りを防ぐために保定装置の装着が必要となります。
保定期間や保定装置に関して詳しく知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
保定期間中に使う「リテーナー(保定装置)」って?種類や使い方について詳しく解説します!

部分矯正の治療が早い理由

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治療期間が短いとなると、どうやって早く歯を動かすんだろうと不思議に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、全体矯正、部分矯正と歯の動かし方に違いはありません。
どちらの治療も、歯を動かすには弱くて持続的な力をかけて動かしていくのが理想とされています。
過度な力を加えてしまうと、歯の根っこや周りの骨に負担がかかり、危険もあります。
強い力をかけるからといって、早く動くものではないのです。
歯が1ヶ月で動く量は0.5〜1mm程といわれています。動かす必要がある歯の移動量が多いほど、期間も長く必要となります。
したがって、部分矯正の期間が、全体矯正に比べて短いのは、動かす範囲が限られていることが大きな理由となります。

また、奥歯と前歯の造りの違いも、歯を動かすスピードに関係しています。
前歯と奥歯では、埋まっている根っこの本数が違い、前歯は1本なのに対して、奥歯は2本〜4本です。
本数が多いほど、動かしにくいため、部分矯正が適応となる前歯のみの矯正の方が、治療期間が短くなります。

治療費はどのくらい?

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治療費が安く収まることも、部分矯正の魅力のひとつかと思います。
地域や医院によって費用は異なりますが、全体矯正に比べると明らかにリーズナブルなのは確かです。

治療費の目安

部分矯正:約3080万円
全体矯正:約100150万円

部分矯正ができたら一番良いじゃん!しかし…

治療期間も短く、費用も全体矯正に比べるとリーズナブルとなると、自分も部分矯正で出来たら良いなと思う方が大半かと思います。
しかしながら、部分矯正は限られた症例のみ適応となることが多いです。
また、限られた範囲しか動かすことができないので、全体矯正に比べると、いくつかデメリットもあります。

部分矯正ができる症例の例

・軽度のすきっ歯
・軽度の前歯のガタガタ
・軽度の出っ歯
・矯正後の後戻り

奥歯の嚙み合わせに問題がなく、比較的に軽度の症状であれば部分矯正が適応となります。

部分矯正ができない症例の例

・嚙み合わせの改善が必要な場合
・骨格に原因がある場合
・重度のガタガタ

抜歯が必要なケースや、噛み合わせの治療といった、奥歯まで全体を動かす必要がある場合、全体矯正が適応になります。

デメリットも良く理解する必要があります

部分矯正で治療が可能となった場合においても、始める前に知っておきたいデメリットもあります。
気になる箇所のみの治療なので、見た目のみを改善する審美的な目的が強いのが部分矯正です。
移動範囲が限られるため、できる治療に限界があり、仕上がりが甘くなることもあります。
また、全体矯正と違い、噛み合わせの調整は行われないので、治療が終わった後に、噛み合わせに違和感が生じたり、治療前より咀嚼機能が劣ったりする可能性があります。
早くて安く、気軽に始められそうなイメージがある部分矯正ですが、事前にしっかりとデメリットを理解してから始めることをおすすめします。

自己判断が難しい。。まずはカウンセリングへ!

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“矯正治療は見た目を良くするだけのもの“というイメージを持っている方が多い気がします。
そして、それが実現するのが今回お伝えした部分矯正です。
しかし、歯列矯正は見た目をきれいにするだけが目的ではありません。
全体矯正の場合、上下の歯で嚙み合わせたときに、しっかりと機能するように仕上げるのが最終的なゴールです。
部分矯正を検討していても、実際は全体矯正が必要となるケースは少なくありません。
どんな治療法が自分に合っているのか、調べているだけではわからないことがたくさんあると思います。
横浜駅前歯科・矯正歯科では、部分矯正での治療が可能なのかどうか、全体矯正の必要性があるのかどうかも含めて、精密検査にてしっかりと精査していきます。
まずは、カウンセリングにお越しいただき、今のお悩みをお聞かせください。
≫無料カウンセリングのご予約はこちら

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