投稿日:2023.4.24
矯正治療中もホワイトニングできる?注意点など詳しく解説します!
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
歯並びが整ってくると、
「歯の色も白くしたい……。」と思う方もいるのではないでしょうか。
矯正治療中はホワイトニングができるケースとできないケースがあります。
ホワイトニングの種類によっても適用にならないこともありますので、詳しくご紹介します。
目次
ホワイトニングの種類
・オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングで、歯科医師や歯科衛生士がホワイトニングをします。
そのため、濃度の高いホワイトニングジェルを使用することができ、短期間で歯を白くすることができます。
また、患者さまが自分で何かする必要がない点や、もししみてしまった場合でもすぐに対処ができます。
・ホームホワイトニング
患者さまのお口に合ったマウスピースを製作し、その中にホワイトニングジェルを入れてホワイトニングする方法です。
透明のマウスピースをするため、周囲の方に分かりにくく、好きなタイミングでホワイトニングが可能です。
毎日ホワイトニングすることもできますが、オフィスホワイトニングと比較すると、濃度が低いホワイトニングジェルを使用するため、徐々に白くなる特徴があります。
そのため、目標となる日までに白くしたい場合には、余裕を持ってホワイトニングをする必要があります。
日常的の飲食する物にもよりますが、徐々に白くなる分、色持ちがよい傾向があります。
矯正中もホワイトニングができるケース
・裏側矯正でオフィスホワイトニングをする場合
裏側矯正は、装置が裏側につく矯正方法です。
この場合、歯の表面には何もついていないので、歯医者で行う「オフィスホワイトニング」は可能です。
ホワイトニングは、歯の表面にだけホワイトニングジェルを塗布して、反応させるため、裏側矯正中でもホワイトニングができるので、ご希望の方はご相談ください。
ただし、歯並びが大幅にガタガタになっている場合には、重なった部分が整ってからホワイトニングをした方がよい場合があります。
重なり合っている部分にはホワイトニングジェルを塗布できないため、色ムラになる可能性があるためです。
矯正期間中でも、早い段階で歯列に歯を並べるステップがありますので、重なり合った部分が整った段階でホワイトニングができるでしょう。
ホワイトニングは、前から5番目の歯位まで行うため、対象はこれらの歯になります。
・マウスピース矯正で「アタッチメント」がついていない場合
マウスピース矯正をする際には、矯正力をプラスするために「アタッチメント」という白い突起がつく場合があります。
アタッチメントのつく個数や場所は歯並びによって異なり、つかない場合もあります。
アタッチメントがつかない場合には、オフィスホワイトニングもホームホワイトニングも行うことができます。
ホームホワイトニングをご希望の方は、マウスピースを使用して行うことができるため、矯正とホワイトニングを同時に行うことができるため、時間の短縮になります。
矯正中にホワイトニングができないケース
・表側矯正をしている場合
表側矯正は、歯の表面に「ブラケット」をつけてワイヤーを通して、適切な力をかけて歯を動かす方法です。
ブラケットやワイヤーがついていると、オフィスホワイトニングをすると色むらになってしまうためオフィスホワイトングも適用になりません。
そのため、矯正器具が外れてからホワイトニングをする流れになります。
・マウスピース矯正で「アタッチメント」がついている場合
マウスピース矯正をする方の中には、歯に白い突起の「アタッチメント」をつける場合があります。
小さなパーツでそれほど目立つものではありませんが、アタッチメントの部分にホワイトニングジェルが塗布できないため、その部分だけホワイトニングができません。
そのため、アタッチメントが外れた段階でホワイトニングをする流れになります。
アタッチメントが外れた場合には、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングのどちらも対応することができます。
矯正中にホワイトニングをする時の3つの留意点
1 ホワイトニングの効果に影響する場合がある
裏側矯正をしている場合やアタッチメントがついていないマウスピース矯正の際には、ホワイトニングをすることはできますが、ガタガタしている歯並びの時は注意が必要です。
歯が重なっている部分には、ホワイトニングジェルが塗布できないので、その部分のホワイトニング効果が見込めません。
そのため、歯の重なりが多い段階でホワイトニングをすると、本来得られるはずの効果が実感しにくい場合があります。
ホワイトニングを開始する時期は、歯がある程度並んだ時期の方がホワイトニング効果を実感しやすいので、歯科医師と相談することが大切です。
2 矯正中は痛みが出やすい場合がある
矯正は適切な力をかけて少しずつ歯を動かしていくため、歯に負担がかからないように配慮しています。
ただし、ホワイトニングも過酸化水素が配合されているジェルを使用して、歯の表面の色素を分解する施術です。
安全性は確認されていますが、同時に矯正の力とホワイトニングのお薬の刺激で歯や歯ぐきにストレスがかかり、しみるなどの症状を引き起こす場合があります。
ホワイトニングは知覚過敏があると、しみやすい傾向にあるなど、矯正をしているからしみたというわけではない場合もありますが、お口の中の状況を確認して施術をしましょう。
3 矯正とホワイトニングの費用がかかる
矯正の多くは保険が適用にならない自由診療のため、費用が高い傾向になり、ホワイトニングも自由診療です。
それぞれの治療で費用がかかるため、矯正の費用の総額と、ホワイトニングの費用の目安を検討して、問題ないか確認しておくと安心でしょう。
矯正中もホワイトニングができる裏側矯正とマウスピース矯正とは?
裏側矯正
裏側矯正は、矯正中の見た目にも配慮して、歯の裏側に矯正装置がつくため、矯正中の見た目が分かりにくい方法です。
歯の裏側に装置がつくため、周囲の方に気づかれることがほとんどありません。
裏側矯正の3つのメリット
1 周囲の方に気づかれにくい
矯正装置の見た目が気になって矯正治療を諦めていた方や仕事でお話をする機会が多い方でも周囲の方に気づかれにくい方法です。
2 スポーツの制限もありません
表側矯正の場合には、サッカーなどの接触の可能性があるスポーツの場合には、口を切ってしまう可能性が考えられます。
裏側矯正の場合には、治療中でもコンタクトスポーツを楽しんでいただけます。
3 食事のストレスが少ない
表側矯正の場合には、装置の食べ物が挟まってしまい、見た目が気になって外食しにくい場合があります。
裏側矯正の場合には、装置に食べ物が挟まってしまっても、周囲の方に気づかれることは少ないため、気にせず食事ができます。
マウスピース矯正
患者さまのお口に合ったマウスピースを製作して、段階的に形の違うマウスピースに交換することで歯を動かす矯正方法です。
マウスピース矯正の3つのメリット
1 透明のマウスピースなので、目立ちにくい
透明のマウスピースを装着するので、矯正中の見た目も分かりにくい方法です。
矯正中の見た目が気になって躊躇している方にもおすすめの方法です。
2 取り外しができる
取り外しができるので、食事や歯磨きを今まで通り行うことができます。
3 金属アレルギーの心配がない
マウスピースの素材は、樹脂の素材で、金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。
【まとめ】
矯正期間中でも、裏側矯正とオフィスホワイトニング、マウスピース矯正でアタッチメントがついていない場合であれば、ホワイトニングは可能です。
ただし、マウスピース矯正では、歯並びによりますが、アタッチメントがつくケースも多く、適用にならない場合もあります。
また、歯が重なっている段階では、十分な効果を得られない場合もあり、注意が必要です。
矯正をご希望していて、ホワイトニングをしたい方は、事前に相談していただくと、矯正方法やホワイトニングの時期のお話をさせていただくことができますので、お気軽にご相談ください。
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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