投稿日:2023.11.3
矯正中の方必見☆期間を早める方法・効果を高める方法
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
矯正治療は、元の歯並びにもよりますが年単位で治療が必要になることが多く、どの程度治療期間がかかるか気になる方も多いのではないでしょうか。
また、選択する矯正方法によっても治療期間が変わる場合がありますし、生活習慣が治療期間に影響を及ぼすこともあります。
そこで今回は、矯正期間を早める矯正方法や矯正効果を高める習慣について詳しくご紹介します。
目次
矯正期間を早める矯正法
マウスピース矯正と加速装置
マウスピース矯正は、お口に合った透明のマウスピースを作製し、段階的に形の違うマウスピースに交換して少しずつ歯を動かす矯正方法です。
取り外しができるため、自己管理が必要ですが、食事や歯磨きをする時は矯正前と同じようにできるため、装置に食べ物が挟まったりすることはありません。
また、ワイヤー矯正は1ヶ月程度に1回は調整を行う必要がありますが、1週間~10日程度でマウスピースを交換して新しい力をかけるため、1度にかかる力が弱く、痛みを感じにくい矯正方法です。
さらに、矯正期間を短縮したい方は、加速装置を併用することで矯正期間の短縮が見込めます。
加速装置は、1日10分程度上下に近赤外線の装置で光を照射するだけで、歯の周りの組織が活性化して、マウスピースの交換を早める装置です。
マウスピース矯正と組みあわせることで、通常1週間~10日程度で交換する頻度を最大2分の1程度に短縮することが可能です。(※効果には個人差があります。)
また、近赤外線の光には、細胞を活性化して炎症を抑制する効果があり、痛みを軽減する効果も見込めます。
マウスピースを交換した時に歯が移動する時に違和感の軽減につながります。
就職や結婚式など目標となる日までに矯正治療を終わらせたい方におすすめの方法です。
部分矯正
部分矯正は、前歯の一部分など気になる所だけを矯正する方法です。
すきっ歯で歯を治療したいなどの症例に対応しておりますが、歯並びの状態によっては対応が難しい場合があります。
矯正方法は、ワイヤー矯正もマウスピース矯正も対応していますが、奥歯のかみ合わせを含む矯正は全体矯正に含まれます。
歯を移動する距離が短い分、治療期間を短くすることができ、治療費用も抑えることができますが、対応している歯並びが限られているデメリットがあります。
部分矯正がご希望の方は、ご自分の歯が部分矯正をできるかカウンセリングで相談することをおすすめします。
セルフライゲーションブラケット
ワイヤー矯正の1つで、従来のワイヤー矯正はブラケットとワイヤーを固定しますが、セルフライゲーションブラケットは、固定はせず、シャッターのような装置の中である程度動く仕組みになっています。
一般的なワイヤー矯正より弱い力を継続的に加えることで、効果的に歯を動かす仕組みです。
個人差はありますが、一般的なワイヤー矯正に比べて20%程度治療期間を短縮できるといわれています。
また、ある程度柔軟に動くため、痛みを軽減することができ、負担が少ない治療として注目されています。
インプラント矯正
従来のワイヤー矯正は、奥歯を固定源にして歯を動かします。
そうすると、奥歯も動くため、矯正力に限界があります。
一方、インプラント矯正は、歯ぐきに小さなねじを埋め込んでその部分を固定源にして歯を動かすため、力をかけたい部分に柔軟に矯正力を加えることができます。
また、従来の矯正は奥歯より後ろには歯を移動することができませんでしたが、インプラント矯正は支点を奥歯より後ろにできるため、奥歯より後ろに歯を動かすことが可能です。
インプラントのねじの手術も20分程度で簡単なものです。
多くの歯科医院で行っているわけではありませんが、治療期間を早めることができます。
抜歯とブラケット矯正
矯正で歯並びが悪い方は歯が生えるスペースが足りないことも少なくありません。
抜歯が必要ない場合もありますが、スペースを確保するために抜歯をした方が適切なスペースが生まれ、より矯正力をかけた時に歯が動きやすくなります。
歯並びによっては、抜歯をしないでできる矯正もありますので、治療計画を立案した時によりよい方法をご相談させていただきます。
矯正が長引いてしまう原因とは?
正しく装置を使用しなかった
マウスピース矯正は、1日20~22時間程度の装着が必要ですが、この時間を守れないと治療期間が延びてしまう可能性があります。
また、ゴムかけが必要な場合、ゴムをかける時間が短い、かける場所が違うと違う部分に矯正力がかかってしまうため、矯正期間が長引いてしまう場合があります。
装置が外れたままになっていた
ブラケットやワイヤー、アタッチメントなどの装置が取れてしまった場合には、再度つけなおす必要があります。
そのまま放置してしまうと、口内炎などの可能性や矯正力が正しくかからずに治療期間が延びてしまうことがあります。
装置が取れたり、外れたりした場合にはすぐにご連絡ください。
保定装置をつけなかった
歯を動かす矯正期間が終わったばかりの時期は、まだ完全に歯が固定していません。
そのため、リテーナーという保定装置をつける必要があるのですが、歯並びが整ったからリテーナーを装着しないと、歯が後戻りをしてしまうことがあります。
歯が動く期間と同様に保定期間も整った歯並びを維持するための大切な期間です。
徐々に寝る時だけなど、装着時間も短くなっていきますので、決められた時間装着しましょう。
歯磨きが不十分
装置に汚れがついたままになっていて、歯みがきが不十分だとむし歯や歯周病になってしまうことがあります。
治療が必要になった場合は、先に治療を優先する必要があり、装置を外さなければいけなかったり、新しくマウスピースを作りなおさなければいけなかったりする場合があり、治療が長引いてしまうことがあります。
矯正期間中は装置に汚れが着いてそのままになってしまうとむし歯になりやすい環境です。
そのため、調整の際にはクリーニングをしてお口の中をキレイにしますが、毎日のセルフケアも大切です。
お口の環境を清潔にする習慣は、矯正期間が終わった後も歯を長持ちさせるために大切なので、丁寧なセルフケアをする習慣をつけましょう。
矯正期間を短くするためにできること
・歯並びが悪くなるくせを改善する
舌を前に出すくせ
口呼吸
頬杖
爪
これらのくせは、歯並びを悪くするくせですが、矯正をスタートした場合、矯正治療の治療期間を長引かせてしまうことがあります。
そのため、早めに改善することが大切です。
意識して改善できるものが多いですが、口呼吸で鼻炎などの症状がある方は耳鼻科に通院して鼻呼吸がしやすい環境を整えましょう。
・身体の代謝を高める
矯正で歯が動くしくみは、身体の代謝を利用したものです。
そのため、歯の代謝が活発になると、歯の動きも良くなり、高い矯正の効果が見込めます。
身体の代謝を上げるためには、十分な栄養の食生活や休養を取るために、十分な睡眠時間を確保することが大切です。
身体の代謝や免疫力を高めるために、規則正しい生活を心がけましょう。
【まとめ】
矯正には、加速装置を併用した方法や部分矯正、インプラント矯正、セルフライゲーションブラケットなど治療期間を短縮できるものがあります。
また、矯正が長引く原因を知って守っていただくと、治療期間が長引くことを防げます。
そのほかには、歯並びが悪くなるくせを改善していきましょう。
当院では、治療期間や治療方法など、患者さまのご希望をお伺いし、より良い方法をご相談させていただきますので、お気軽にご相談ください。
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