投稿日:2024.1.29
矯正中の痛みはどのくらい?いつまで続く?痛みを和らげる方法もお伝え!
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
「矯正治療中は常に痛みがあるの?」「強い痛みはいつまで続くの?」と不安になっていませんか?
矯正治療中に痛みを感じるケースは決して少なくありません。
体験談を見たり聞いたりして治療を躊躇している方もいるでしょう。
矯正治療で歯並びをよくするには、痛みの程度や原因、タイミングを理解して正しく対処することが大切です。
負担を最小限に抑えるためにも、現在治療中の方はもちろん矯正治療をご検討中の方は、ぜひご参考ください。
目次
矯正治療の痛みの程度と感じるタイミングについて
矯正治療の痛みの程度は「患者様の痛みに対する強さ」や「施術者である歯科医師の技量」「治療の種類」「歯ぐきや歯槽骨などの状態」「生活スタイル」などによって異なります。
圧をかけて歯を動かす以上、治療中の痛みをゼロにすることは残念ながらできません。
痛みが発生するタイミングを理解して、適切に対処することが大切です。
痛みを感じるタイミングについて、以下でくわしくみていきましょう。
調整や装置を変更した直後
もっとも痛みが出やすいタイミングとして、ワイヤー矯正での調整やマウスピース矯正で装置を変更した直後が挙げられます。
歯に強い圧がかかるため強い痛みを感じやすく、じっとしていても症状が続くのが特徴です。
調整や装置を変更した当日から3日間が痛みのピークで、1週間ほどかけて徐々に落ち着いてきます。
硬いものを噛んだとき
矯正治療中は歯が不安定な状態になるため、通常よりも刺激が痛みとなって伝わりやすい傾向にあります。
とくに調整や装置を変更した直後は組織が敏感になっていることから、食事の種類にも注意しなくてはいけません。
噛み応えのあるものは刺激が大きいため、痛みが落ち着いてから食べることをおすすめします。
歯ぎしりや食いしばりがあったとき
歯に強い力がかかる歯ぎしりや食いしばりも、痛みの原因です。
矯正治療中でなくても、歯に細かなヒビが入ったり、破折したりすることもあるため、注意しなくてはいけません。
歯ぎしりのなかでも噛んだ状態で横にスライドさせるタイプは、縦だけでなく横方向にも力がかかることから、強い痛みがでやすい傾向にあります。
起床時の歯の痛みや顎のだるさが目立つ場合は就寝中に歯ぎしりをしている可能性が高いため、早めに歯科医院へご相談ください。
装置やワイヤーが粘膜に強くあたったとき
装置やワイヤーが粘膜に強くあたると、傷ができて痛みをともなうことがあります。
とくに矯正治療をはじめたばかりのころは、口のなかに装置がある感覚に慣れていないため傷ができやすく、ストレスを抱える方も少なくありません。
口内炎ができたとき
矯正治療中は、お手入れ不足や栄養不足によって口内炎ができることがあります。
また、装置やワイヤーなどで傷ができ、それが外傷性の口内炎につながることも珍しくありません。
お口のなかの状態によっては口内炎がなかなか治らないこともあるため、注意が必要です。
矯正治療の痛みを和らげる8つの方法
痛みを最小限に抑えるには、タイプに合わせた適切な対処が必要です。
現在痛みでお悩みの方は、ぜひ以下の方法をお試しください。
お口のなかを温めて血行をよくする
歯ぐきの血行が良くなると、歯が動くことで発生する痛みが和らぎます。
「暖かい飲み物などを口に含んで数秒待つ」を数回繰り返して、お口のなかを温めましょう。
マウスピース矯正で使用する装置は、暖かいものや熱いものが触れると変形する可能性がありますので、かならず外してから行うようにしてください。
歯ぐきをマッサージする
歯ぐきの血行を良くする方法には、お口の中を温めるほかに歯ぐきをマッサージする方法もあります。
お口の中を温めた後に行うとより効果的です。
マッサージをするときは、爪が粘膜に当たると外傷性の口内炎につながる恐れがあるため、かならず指の腹を使ってください。
痛み止めを服用する
「お口のなかを温める」「歯ぐきをマッサージする」この2つを試しても強い痛みが続く場合は、痛み止めの服用をおすすめします。
市販の痛み止めでも効果はありますが、飲み過ぎると胃が荒れる可能性があるため、頻繁に服用してはいけません。
一度服用したら4時間以上はあけるようにしてください。
また、すでに服用中のお薬がある場合は、担当医に確認してから使用することをおすすめします。
柔らかいものを選んで食べる
矯正治療中は、痛みの強さに合わせて食材や硬さを選んで食べることが大切です。
痛みが強いときは、無理に硬いものを食べる必要はありませんので、スープ系やお粥、うどんなど負担なく食べられるものを選びましょう。
お口の中が温めるとより痛みを抑えやすくなることから、冷たいものより温かいもののほうがおすすめです。
一口サイズに切って食べる
噛みちぎる行為や何度も噛む行為は、痛みが強くなる原因です。
お肉や繊維が多い野菜などは、歯に余計な負担がかからないよう事前に一口サイズに切っておくようにしましょう。
ワックスで装置を覆う
ワイヤー矯正の場合、専用のワックスを使って装置を覆うことで、粘膜への刺激を和らげることができます。
装置の感覚に慣れるまでの間はとくに活躍しますので、もっておくことをおすすめします。
丁寧にお手入れをする
歯ぐきが腫れていると、刺激に敏感になるため通常よりも痛みを感じやすくなります。
とくに矯正治療中は、装置があることでお手入れ不足になりやすいため注意しなくてはいけません。
歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシなども使って、丁寧に汚れを落としましょう。
清潔なお口をキープすることは、虫歯や口臭の予防、口内炎の治癒を早める効果も期待できます。
お手入れに自信がない方は、歯科医院で歯磨き指導を受けると自分では気づきにくい磨き癖を改善できるためおすすめです。
定期的に受けることで質の良いお手入れをキープしやすくなります。
歯科医院へ相談する
トラブルのなかには「ワイヤーが飛び出している」「変形している」など、歯科医院でしか解決できないものも少なくありません。
いろいろ試しても痛みが引かない場合や、痛みの原因が分からないときは、できるだけ早く歯科医院へ相談するようにしましょう。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正はどちらが痛くない?
ワイヤー矯正は、施術者である歯科医師の力の強さやかけ方によって、痛みが左右されます。
「とにかく力をかければいい」というものではなく、過度な圧をかけ続けると歯根が短くなったり歯ぐきが下がったりすることもあるため、歯科医院選びがとても大切です。
一方でマウスピース矯正は、歯科医院選びが重要な点は同じですが、毎回歯が動く距離が決まっていることから、治療中の痛みに差が出にくい傾向にあります。
痛みの慣れやすさでみた場合は、マウスピース矯正のほうが負担は少ないといえるでしょう。
矯正治療の痛みが心配・つらい方は当院までご相談を
矯正治療の痛みの感じ方には個人差があり、施術者の力加減や歯ぐきの腫れの有無など環境によっても差があります。
痛みの種類や発生するタイミングを理解しておくことで、負担を最小限に抑えながら治療をすすめることができるでしょう。
痛みの種類のなかには歯科医院でしか解決できないこともあります。
お口のなかを温める、痛み止めを服用するなど別の方法を試しても効果が感じられない場合や、装置の脱離や変形といったトラブルがみられたときは、早めに歯科医院までご連絡ください。
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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