投稿日:2024.1.8
絶対に抜歯はしたくない!それでも矯正できる?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
矯正はしたいけど歯は抜きたくない・・・。
歯を抜くことに抵抗がある。歯を抜かないで矯正をすることはできる?
矯正治療前に悩まれている方も多いのではないでしょうか?
今回は、矯正治療をする際に歯を抜くことなく矯正治療はできるのか?
その方法や歯を抜かずに矯正治療をしたときのメリットとデメリットについても詳しく解説していきます。
悩んでいてなかなか矯正治療に一歩踏み出せない方や、歯を抜くことが不安に思っている方にとってためになるお話かと思います。
ぜひ最後までご覧下さい。
目次
抜歯をしなくても矯正治療はできる?
結論からお話しすると、抜歯をしなくても矯正治療はできます。
ただし、抜歯をしないで矯正治療ができる方には条件があるんです!
抜歯をせずに矯正治療ができる方の条件としては、基本的に3つあります。
これらの条件に当てはまれば抜歯をしなくても矯正治療を受けることができるでしょう。
1.すきっ歯
歯と歯の間が空いているすきっ歯の方は、歯を抜く必要は基本的にはありません。
歯を並べるだけの十分なスペースが確保できているため、空いている隙間を埋めて綺麗に並べるための矯正治療が必要になります。
2.歯と歯が少し重なっている
歯と歯が少しだけ重なっている方は、抜歯をしなくても数本の歯をちょっとずつ削ってあげることで数ミリのスペースを作り出せれば抜歯の必要はありません。
数ミリ確保できたスペースに、歯の列に入りきれていなかった歯を動かしてあげることで綺麗な歯並びをつくることができます。
3.歯を後ろに動かせる
歯を後方へ動かすスペースがある方は、抜歯をしなくても矯正治療ができます。
全体的に歯並びを保ちながら後方へグッと下げてキレイな歯並びへと整えていきます。
矯正治療で歯を抜くメリットとデメリット
メリット
1.理想的な歯並びができる
歯を並べるのに必要なスペースをつくることができるので、キレイな歯並びと理想的な噛み合わせに仕上げることができます。
2.口を閉じることができる
前歯が出ていた方や歯並びが良くなかった方は特に口をしっかりと閉めることができるようになったことを実感できます。
口呼吸のリスク改善にも大きくつながります。
3.エステティックラインがキレイになる
Eラインとも呼ばれている美しい横顔の印象ですが、前歯を後ろに引っ込めることで横がを印象がグッと変わります。
【デメリット】
1.健康な歯を失う
治療している歯や予後が悪い歯があればそちらを第一に抜く選択肢になりますが、どの歯も健康的な歯の場合でも抜くことになりますので気持ち的な抵抗があるでしょう。
2.抜歯への不安
実際には腫れや痛みはほとんどありませんが、それでも精神的に恐い・・・。と感じられる方がいます。
3.歯列が短くなる
歯を抜くことで歯並び(歯列弓)も短くなります。
これまでと舌のポジションが変わり違和感になることもあります。
歯を抜くか抜かないかの判断基準はどうなる?
自分の歯並びはどうなるのか?抜歯が必要なケースなのか、しなくても大丈夫なのか気になるかと思います。
抜歯が必要になるかどうかは、歯並びがよくない歯がどの位置に生えているかやスペースの確保ができるかどうかで決まってきます。
ですので、個々の歯並びで診断結果が変わることになります。
これは精密検査をしてその結界によって確定診断となりますので、自分で判断することは難しいでしょう。
自分はどうなのかな?と気になる方は、無料カウンセリングや検査も行うことができます。
できるだけ抜歯をせずに矯正治療を考えている方は、一度カウンセリングと詳しい検査をして貰うことをオススメします!
抜歯をした方がよいのか、しなくても矯正治療ができるのか分かるだけでも一歩前進するのではないでしょうか。
抜歯する場合はどの歯を抜くの?
仮に抜歯が必要なケースだったとしたら、どの歯を抜くことになるのか気になりますよね?
矯正治療で歯を抜くことが多いのは、左右真ん中から分けたときの手前から数えて4番目か5番目の歯になることがもっとも多いです。
4番目と5番目のどちらの歯を抜くかは精密検査後に矯正医が判断します。
上下で歯列矯正をする場合で、上下とも歯を並べるためのスペースが確保できない。となったときには、上下左右1本づつ合計4本歯を抜くことが多いです。
噛み合わせや歯並びの状態によっては1本や3本など奇数歯のときもありますが、こちらの判断も矯正医が検査結果をもとに判断してくれます。
歯を抜いたから腫れる?
矯正治療でもっとも抜歯する確率の高いのが、手前から数えて4番目か5番目の歯ですが、こちらの歯はとても簡単に抜けるので、抜歯のときの痛みもありません。
抜く歯の近くに麻酔をして数分で抜き終わりますので、あれ?こんな感じ?!と患者さん的にはあっという間の出来事に驚かれる方が多いです。
歯を抜いた後も腫れることはまずありません。
抗生物質と痛み止めが出されますので、ズキズキ痛む・・・。という、しんどい思いをすることもないでしょう。
心配で身構えるという大きな治療ではないので安心していただいて大丈夫です。
歯を抜いた後のスペースはどうなるの?
歯を抜いた後は空洞になりますので、少し息が漏れるようなスースーした感じがあるかと思います。
しかしこのスペースが矯正治療には大事になってきます。
この空いたスペースを利用して歯並びに収まり切れていなかった歯を歯列の中に入れていきます。
1ヶ月ごとに1ミリ程度ずつ歯を動かしていきますので、矯正治療が進むにつれて歯を抜いた後のスペースもなくなり、歯もピタッと並べられてきます。
矯正治療で親知らずは抜く必要はある?
基本的に歯を抜くケースの場合、4番目か5番目の歯を抜くことが多いことはお話しました。
ですが、親知らずが矯正治療の邪魔をしている場合には親知らずも抜くことになります。
特に親知らずがまっすぐに生えていないで、横に傾いて生えていたり、完全に横向きで生えているケースでは、前の歯を押してしまい矯正治療をしても歯並びを再び崩す原因になってしまいます。
このような場合には、前もって親知らずを抜いてから矯正治療をスタートした方が良いことが多いのです。
親知らずがどのように生えているかは、レントゲン写真を撮ればすぐに分かります。
仮に矯正治療の邪魔となり親知らずが2本生えていて、上下左右4番目の歯も抜歯する必要がある場合ですと、合計6本の抜歯が必要になります。
歯を抜くことに抵抗のある方ですと、多いな・・・。と感じてしまうでしょう。
どのような理由で抜歯が必要になるのか不安。という方は、遠慮なく担当の矯正医にお尋ね下さい。
なんとか抜歯をせずに矯正治療を進めたい。と考える方はセカンドオピニオンで他の先生の意見を聞かれるのも良いかと思います。
自分の中で納得がいってから治療を進めるのが一番後悔はないですよね!
歯を抜いても問題は起きないの?
歯は親知らずも入れると上下合わせて32本あります。
多いから抜いても大丈夫じゃない?と思う方もいれば、そうでない考え方の人もいます。
歯も1本1本に役割があり、大切で替えがきかないものになります。
そのような大事なものを抜いてもいいの?というお話になりますが、抜かずに矯正治療ができるのであればベストでしょう!
しかし、歯を抜かずに無理に矯正治療を進めたときの後々のリスクやむし歯や歯周病のリスクなどを考えて両者を天秤にかけたときに、歯を抜いて矯正治療を進めてあげた方が将来的なメリットがとても大きいとなったときはいかがでしょう?
人生100年使う歯ですから総合的なメリットとリスクを見たときに、メリットの方が大きいのであればそちらを選択した方がより良い結果に繋がりますよね!
個人での考え方もありますので、一概にどれがいいとは言えませんが、自分の価値観をもとに歯科医師に相談してみるのはメリットしかありませんので、一度話を聞いてみるのをオススメします。
悩んだ結果、矯正治療をするかしないか決めるのは自分の判断ですので、一歩進んでみるきっかけになるのではないでしょうか。
最後に
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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