投稿日:2023.8.25
良いかみ合わせを保つための秘訣とは?
こんにちは。
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
“良いかみ合わせ”とはなんでしょうか。
かみ合わせはお口の健康を保つために大事な要素の一つですが、歯並びを気にしても、かみ合わせをあまり気にしていない方も多いのではないでしょうか。
良いかみ合わせを維持することで、歯の健康だけでなく、全身の健康にも良い影響をももたらします。
今回は、良いかみ合わせとは何で、どのようにキープすれば良いのか、そしてかみ合わせが悪くなる原因や対処法についてご説明します。
目次
良いかみ合わせとは?
良いかみ合わせの条件には、上下の歯が正しい位置関係にあることや、歯の形や大きさ、顎関節、筋肉の状態などが関係しています。
具体的には、以下にポイントをまとめてみましたのでぜひチェックしてみてください。
- 軽い力で口を閉じることができる
- 上下の歯列がどちらもアーチ状のUの字を描いている
- 下の前歯が一番小さく、上の前歯が一番大きい
- 口を開けたときに縦に指が3本入り、あごに痛みがない
- カチカチと噛んだときに、上下の奥歯が左右対称にかみ合っている
- 上の前歯と下の前歯の中心が合っている
- かんだ時、上の歯が下の歯よりも外側にきている
- かんだ時、上の前歯と下の前歯の隙間が5mm以下である
歯列矯正で治したほうがいい、悪いかみ合わせとは?
開咬(かいこう)
前歯が噛んでいないかみ合わせのこと。
奥歯を噛んだ時に奥歯に負担がかかりやすく、重度だと前歯でものを噛み切ることが難しくなります。
過蓋咬合(かがいこうごう)
上の前歯が下の前歯を大きく覆ってしまい、下の歯が見えない状態の歯並びです。「ディープバイト」とも言われます。
クロスバイト
上の歯が下の歯を覆いかぶさるような関係が正常ですが、逆に下の歯が外側にきている状態を指します。
そもそもかみ合わせが悪くなるのはなぜ?
かみ合わせが悪くなる原因は主に3つあります。
〇遺伝や骨格的な要因
〇日常の悪い癖(口呼吸・ 指しゃぶり・頬杖・爪噛み・舌遊び・噛み癖など)
〇虫歯や歯周病による口内環境悪化
このように日常的な習慣によって、かみ合わせが悪くなってしまうことがあります。
そのため、かみ合わせが悪くなる原因を探り、整ったかみ合わせをキープすることが重要です。
かみ合わせの悪化を防ぐには?
では、かみ合わせの悪化を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
かぶせ物の高さを確認
虫歯の治療などでかぶせ物をした場合に、以前より噛めなくなる場合があります。
この場合、かぶせ物を少し削ってかみ合わせの調整を行ったり、かぶせ物を作り直したりして正しい噛み合わせにする処置が必要です。
食いしばりや歯ぎしりをしない
仕事中や、なにかに集中しているとき、つい奥歯をくいしばっていませんか?
正しい歯の位置とは、口を閉じた時に、上と下の歯の間に2.3mm程度隙間が空いている状態です。
また、歯ぎしりは睡眠中にしてしまうため、周囲の方に指摘されて気づくことがほとんどです。
すぐに出来る対策としては、歯ぎしりから歯を守るのに効果的なナイトガードというマウスピースがあります。歯科医院に相談し、使用しましょう。
いつもの癖や生活習慣の見直し
以下のような癖はありませんか?
これらは全部、かみ合わせや歯並びを悪くする可能性がありますので、出来る限り改善していきましょう。
- 口呼吸・指しゃぶり
- 頬杖をつく
- 舌癖(舌で前歯を押すなど)
- 猫背
- 爪を噛む
- 柔らかいものばかり食べる
- 片側の歯でばかり噛む
まとめ
人には様々な癖がありますが、かみ合わせや歯並びを悪くする癖や習慣があります。
今回ご説明したような習慣は、かみ合わせや歯並びだけでなく、全身の健康にも影響を与えるものもありますので、出来るだけなおして良い噛み合わせをキープしましょう。
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