投稿日：2021.9.20

裏側ワイヤー矯正について知りたい

こんにちは！
横浜駅西口から徒歩３分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆

「裏側ワイヤー矯正はほかの治療法とどう違うの？」と気になっていませんか？
ワイヤー矯正と聞くと「装置が目立つ」という印象がありますが、裏側ワイヤー矯正はその心配がありません。

表側ワイヤー矯正やマウスピース型矯正とは異なる点がいくつか存在しますので、気になる方は事前にチェックしておきましょう。

こちらのページでは、裏側ワイヤー矯正の特徴を注意点も含めてまとめました。ぜひご参考ください。

裏側ワイヤー矯正とは？

裏側ワイヤー矯正はワイヤー矯正の一種で、ブラケットとよばれる装置を歯の裏面に貼り付けて、そこにワイヤーを通して行う方法です。

審美性が高く、かつマウスピース型矯正では治療が難しい症例にも対応できるのが強みといえます。

裏側ワイヤー矯正のメリット

裏側ワイヤー矯正は、一般的な表側ワイヤー矯正やマウスピース型矯正とは大きく異なる点がいくつか存在します。
どのようなメリットがあるのかを以下でくわしくみていきましょう。

装置が目立ちにくい　

　正面から見てもほとんどわかりません。

実は裏側に装置がついています。

歯の裏面に装置がつく裏側ワイヤー矯正は、正面からは装置が見えにくいため、お顔の印象が変わりません。
笑ったときの印象は装置で歯を覆うマウスピース型矯正よりも自然です。

ワイヤー矯正の強みを活かせられる

ワイヤー矯正にはマウスピース型矯正にはない強みが存在します。
「歯の高さを維持したまま真横に動かす」「歯を引っ張り上げる」「特定の歯だけを目的の場所に動かす」といった動きが容易にでき、対象症例が多い理由でもあります。裏側ワイヤー矯正はワイヤー矯正の強みを活かせるため、マウスピース型矯正よりも対象症例が多いのが特徴です。

食べ物が詰まっても人目を気にしなくていい

ワイヤー矯正は装置のすき間に食べ物が詰まりやすく、表側ワイヤー矯正だと人目につきやすいため外食を控えるという方が少なくありません。
裏側ワイヤー矯正であれば食べ物が詰まっても正面からは見えないので、人目を気にせずに食事を楽しめます。

頻繁に外食をする方や接待の機会が多い方に向いている治療法といえるでしょう。

虫歯ができにくい

唾液には「エナメル質の再石灰化（自然修復）を促す作用」や「殺菌作用」など虫歯予防には欠かせない働きがあります。
歯列の内側は唾液が多いため、裏側ワイヤー矯正は表側ワイヤー矯正やマウスピース型矯正よりも虫歯のリスクが低めです。

裏側ワイヤー矯正のデメリット

便利な裏側ワイヤー矯正ですが、ほかの治療法と同じようにメリットだけではなくデメリットも存在します。
納得のいく治療につなげるためにも事前に把握しておきましょう。

滑舌に支障をきたすことがある

装置が舌にあたって滑舌や発音に支障をきたすことがあります。
装置の感覚に慣れれば改善されるケースがほとんどですが、接客業の方や人前で話す仕事をしている方、電話対応が多い方にはあまりおすすめできません。

表側ワイヤー矯正よりも費用が高め

装置が裏面についていることで目視しやすい表側ワイヤー矯正よりも調整が難しく、高度な技術を必要とします。
基本的に費用が高めに設定されており、歯科医院によっても設定金額が異なるため注意しましょう。

安さを重視するあまり実績が少ない歯科医院を選ぶと、思うような仕上がりにならなかったり治療期間が無駄に延びてしまったりする可能性があります。

トラブルに気づきにくい

装置が裏側にあることで患者様自身がトラブルに気づきにくい傾向にあります。
舌で頻繁に装置を触ると舌を傷つける恐れがあり、装置の脱離やワイヤーの変形につながることもあるため気をつけなくてはいけません。

すべての歯科医院で受けられる治療ではない

高度な技術を必要とする裏側ワイヤー矯正は取り扱っていない歯科医院も多く、費用が高めに設定されている理由の一つでもあります。
引っ越しや転職などの予定がある場合は、移動先に対応できる歯科医院があるかを事前に確認しておくといいでしょう。

裏側ワイヤー矯正が向いている人の特徴

審美性が高く、かつ多くの症例に対応できる裏側ワイヤー矯正ですが、残念ながらすべての方に向いている治療法ではありません。
以下にあてはまる場合は、裏側ワイヤー矯正が向いている可能性が高めです。

難症例で装置の審美性が気になる方

ワイヤー矯正の強みを活かせる裏側ワイヤー矯正は、軽度から重度の症例まで幅広く対応でき、かつ審美性にも優れています。
審美性が気になるけどマウスピース型矯正では対応できないと診断されてお困りの方は、ぜひ裏側ワイヤー矯正をご検討ください。

卒業写真や記念写真などを取る予定がある方

写真は思い出に残るものであるため、できるだけ目立たない装置を選ぶほうがいいといえます。
大きく口をあけると内側の装置が見えてしまうことがありますが、写真をとるときにそのような表情をする方はほとんどいません。

口角を上げて笑う程度であれば、装置で歯を覆うマウスピース型矯正よりも裏側ワイヤー矯正のほうが審美性が高いためおすすめです。

接客業や電話対応の仕事をしていない方

滑舌や発音が一時的に悪くなっても生活や仕事にあまり支障をきたさないという方は、裏側ワイヤー矯正でも問題はないといえます。
とくに電話対応の仕事は、環境によって直接会って話すよりも声が聞こえにくいことがあるため注意が必要です。

生活や仕事に支障をきたすとストレスがたまるだけでなく、治療に対するモチベーションの低下につながることもあります。

治療法を選択するときは、その点も忘れないようにしましょう。

自己管理が苦手な方

取り外し式のマウスピース型矯正は一見便利に思えますが、着脱の手間があるため自己管理が苦手な方には向いていません。
「審美性を重視したいけど自己管理が苦手」という方には、着脱の必要がない固定式の裏側ワイヤー矯正がおすすめです。

裏側ワイヤー矯正をするときの注意点

以下の内容に注意することで満足度の高い治療につながりやすくなります。

実績のある歯科医院を選ぶ

歯列矯正は施術者である歯科医院の知識や技量によって仕上がりに大きな差がでます。
とくに高度な技術を必要とする裏側矯正は、治療の延長や仕上がりが理想と違うなどトラブルにつながりやすいため、実績のある歯科医院を選ぶことが大切です。

余計な負担を増やさないためにも、事前にサイトを確認したりカウンセリングを利用したりして歯科医院のレベルをチェックしておきましょう。

正しいお手入れ方法を身につける

裏側ワイヤー矯正は表側ワイヤー矯正よりも装置が見えにくい分、お手入れもしにくい傾向にあります。
唾液の効果が得られやすいといっても、絶対に虫歯にならないわけではありません。

矯正治療中に虫歯になると治療を中断する必要があるため、期間の延長につながります。
歯科医院で適切なお手入れ方法を身につけて習慣化しましょう。

定期的な調整やメンテナンスを忘れずに受ける

トラブルの早期発見は期間の延長を防ぐ効果があります。
トラブルを放置すると、後戻りがおこって治療のやり直しが必要になる可能性もあるため注意が必要です。

計画通りに治療をすすめるためにも、定期的な調整やメンテナンスは忘れずに受けるようにしましょう。

目立ちにくい裏側ワイヤー矯正が気になる方は当院へご相談を

裏側ワイヤー矯正は、審美性が高く対象症例が多いため便利ですが、滑舌や発音に支障をきたす可能性がある点やトラブルに気づきにくい点、施術者の技量によって仕上がりに差がでやすい点などについては注意が必要です。
信頼できる歯科医院を選び、生活スタイルをふまえたうえで治療法を決定するようにしましょう。

当院では、治療ごとのメリットやデメリットをカウンセリングでくわしくご説明し、患者様にしっかりご理解いただいてから治療へとすすみます。
裏側ワイヤー矯正を安心して受けたい方は、ぜひ一度当院までご相談ください。

歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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