投稿日:2024.1.12
頬を噛むのも歯並びが原因?
こんにちは
横浜駅西口徒歩3分、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
明けましておめでとうございます。
2024年もスタッフ一同精一杯がんばりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
そして、本年もブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、本日はほっぺたを噛む原因と対処法についてお話させていただきます。
【頬を噛む】とは頬の内側や口角などを歯で噛んでしまうことを言います。
頬を噛むと口内炎や、歯並びの悪化などの問題が起こってしまうことがあります。
そこで、この記事では頬を噛む原因と対策ついて詳しくお話しさせていただきます!☆
頬を噛むことのお悩みを持っている人は是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
そもそもなぜほっぺたを噛むようになってしまうのでしょう?
ほっぺたを噛む原因とは?
①不正咬合
かみ合わせが悪いと噛んだ時に舌や頬を巻き込んでしまい頬を噛みやすくなってしまいます。
頬を噛まないからと言って綺麗な噛み合わせとは限りませんが、
噛み合わせのズレ具合によっては舌や頬を噛んでしまうことがあります。
②噛み合わせが低くなった
歯は使ってくうちにすり減っていき、年々噛み合わせが低くなっていきます。
そうすると頬がたるみ、たるんだ頬を巻き込み噛みやすくなっていきます。
歯がすり減る大きな原因は【歯ぎしり】と【食いしばり】と言われており、日常的に行ってしまうと
歯が摩耗していきすり減っていくと言う仕組みです。
特に寝ている時に無意識に行ってしまう方が多く、起きた時に顎が疲れていたり痛かったりするのはそのサインだと言えます。
③被せものの形
被せものを新しくすると噛み心地に慣れておらず頬を噛むことがあります。
口腔内は髪の毛1本でも口の中に入るとすぐ気が付くようにとても敏感なので
かぶせ物が新しくなり、ほんの少し噛み心地が変わっただけで
お口の中が慣れずに舌や頬を噛んでしまうことがあります。
④顎関節症
顎の関節にずれがあったり、噛む筋肉がうまく動かないと口の中を噛みやすくなることがあります。
顎の関節や口腔内の筋肉が正常に動いていないと、
正しい位置で噛むことが出来ずに舌や頬を噛んでしまうことがあります。
⑤加齢
年齢を重ねるとともに頬がたるんでいきます。それと同時に内側の頬もたるんでいきます。
そうすると今まで張っていたおかげで噛まなかった内側の頬が
噛む時にたるんだ頬を巻き込んでしまい噛んでしまうことがあります。
⑥体調不良・疲労・ストレス
体調不良や疲労などでからだのコンディションが悪い時はボンヤリしてしまい
通常時とは違い、顎の運動の制御がうまくできなくなり頬や舌を噛みやすくなってしまいます。
ストレスにより神経障害が起こっているときも同じことが起こります。
⑦肥満
体重が増加すると顔に肉が付き、口腔内の頬は内側に張り出してきます。
そのためどうしても食事の際に誤って噛んでしまうことがあります。
頬を噛む時の対処法は?
①不正咬合
これはご自身で改善することは難しいと思うので、対処法としては矯正治療が適しています。
当院では無料カウンセリングを行っており、専門カウンセラーと一緒にご自身の口腔内を見ながら
カウンセリングを受けていただくことが可能です。
無料カウンセリングでは口腔内を診た段階での可能性のお話しをさせて頂きますので
更に詳しく矯正治療計画が知りたい方やご希望の装置が実際に使えるのか、ご自身の口腔内には何の装置が適切なのか、どうやって治していくのかなどを知りたい方は
【精密検査】というものを受けていただき、その検査資料を基にドクターが診断を立て
後日、ドクターから診断結果をお伝えいたします。
舌や頬を噛んでしまうというお悩みをお持ちの方、噛み合わせや歯並びが気になる方は是非一度ご来院いただければと思います!
無料カウンセリングのご予約はこちらから☆
②噛み合わせが低くなった
先ほどもお話しした、歯ぎしりや食いしばりは意識化では予防が出来ますが、
就寝時などの無意識化では予防するのは難しいので就寝時用のマウスピース(ナイトガード)を
歯科医院で作り歯を守ることをおすすめします。
ナイトガードを使用すると上下の歯の間にマウスピースが一枚挟まるので、就寝時の無意識な
歯ぎしりや食いしばりをしてもマウスピースがクッションとなり歯が守られるという仕組みです。
顎の負担も軽減されるので、起床時の顎の痛みや疲れも軽減されます。
③被せものの形
新しい被せ物や詰め物は時間とともに段々と慣れていき、脳が噛まなくなるような動きを次第に覚え噛まなくなっていくものではありますが、
中には上下の歯の位置関係で頬や舌が巻き込まれやすくなっている場合もあります。
時間が経っても舌や頬を噛んでしまったり、頻繁に噛んでしまうことがある場合は
歯の形態を修正することで改善できるので一度かかりつけ医に診てもらうのがいいでしょう。
④顎関節症
顎関節症は長期間放っておくとお口が開きづらくなったり、痛みが出たりと悪化するリスクが有ります。
誤った位置で飲食などの負荷をかけると、顎関節に負担がかかっていきそのまま放置しているとどんどん悪化していくことがあります。
口を開くときにガクッと音が鳴ったりギシギシ言ったり、口が開きづらい、痛いなどの顎の不具合を感じたら
そのままにせず、一度歯科医院を受診するといいでしょう。
⑤加齢
加齢とともに頬がたるんでしまうのは誰でも起こる自然な現象です。
ですが、頬を鍛えるエクササイズを行うことで頬のたるむみを抑えるのに効果的な場合もあります。
頬のたるみを改善するには次のようなエクササイズがあります。
・頬のVトレ
①目を大きく開き、上の歯が8本見えるように口角を上げて笑います。
②親指と人差し指を開いて、エラの下から頬のお肉を下から持ち上げ5秒間キープします。
③手を外してさらに5秒間笑顔をキープします。
これを3~5セット繰り返しましょう。
このほかにも
・頬を持ち上げる
・割り箸を使ったエクササイズ
・頬を膨らませる
・下唇で上唇を巻き込む
・口輪筋トレーニング
など様々なエクササイズがあります。
頬のたるみの原因は、頬にある筋肉の衰えです。
頬筋が衰えるとその上にある脂肪や皮膚を支えられなくなり、頬が落ち込んでしまいます。
気になる方は頬筋エクササイズを始めてみるのはいかがでしょう。
⑥体調不良・過労・ストレス
疲れやストレスが溜まっている時は、十分な休養や休息を取り体調を整えるのが一番ですが
食事をする前にコップ一杯の水を飲み、口腔内の滑りを良くすることで
ある程度頬や舌を噛みやすくなるのを改善できることもあります。
また、栄養バランスの整った食事も大切ですのでビタミンを意識して取るようにするのがいいでしょう。
⑦肥満
肥満を解消するには、消費エネルギーよりも摂取エネルギーを少なくすることが基本です。
そのためには食べすぎを控え、おやつやアルコールは適量にとどめておきましょう。
摂取エネルギーの目安としては、基礎代謝量(Kcal/日)に身体活動レベルの数値をかけることで求められます。
また、肥満解消のためには十分に酸素を取り込みつつ、息切れしない程度で20分以上続けられる
ウォーキングなどの軽い運動がおすすめです。
最低限、1日30分週3回以上行うとよいでしょう。
有酸素運動を毎日50分、3か月間継続すれば約4キロの内臓脂肪減量が見込めます。
肥満の食事療法としては、極端な食事制限は避け運動を加えながら減量していくようにしましょう。
毎食、主食(ごはん、パン、麺類など)・主菜(肉、魚介類、卵、大豆製品、乳製品など)
・副菜(野菜、海藻、キノコ類など)がそろった組み合わせにして、
栄養素の偏りのない食べ方をすることが上手に減量が出来るコツだと言えます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
歯並びが気になった方は是非一度当院の無料カウンセリングにお越しください。