投稿日:2024.1.10
顎関節症でも矯正できますか?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
顎関節症でも歯列矯正は可能ですか?
顎関節症でも矯正治療しても大丈夫なの?
顎関節症でお悩みの方にとって、歯列矯正はできるのかという疑問が生じますよね。
幸いなことに、顎関節症でも歯列矯正は可能です。最新の治療法や矯正装置が開発されており、症状改善と美しい歯並びを実現するための希望が広がっています。
この記事では、顎関節症と歯列矯正の関係性について解説し、治療の選択肢や注意点についてお伝えします。
顎関節症と向き合いながら、理想の笑顔を手に入れましょう。
顎関節症ついて
歯列矯正は、歯と顎の位置や力のかかり方を変えることになるので、顎関節症の悪化を招くのではないかと心配する方もいるでしょう。
そもそも顎関節症とはどんな状態なのでしょうか?
まずは、顎関節症についてみていきましょう。
顎関節症とは?
顎関節症とは、顎の関節や周囲の筋肉に痛みや不快感を感じる症状のことです。
顎の関節は、口を開けたり閉じたりするときに動く部分で、耳の前にあります。
顎関節症は、ストレスや噛み合わせの悪さなどが原因で起こることが多く、女性に多いと言われています。
顎関節の症状は、自然に治ることもありますが、放置すると慢性化したり顔の歪みや咬筋筋膜痛などの合併症を引き起こす可能性もあります。
顎関節症の原因
顎関節は、上あごと下あごをつなぐ関節で、口を開けたり閉じたりするときに動きます。
顎関節症の原因はさまざまですが、以下のようなものが挙げられます。
・歯ぎしりや食いしばりなどの癖
・歯並びや噛み合わせが悪い
・ストレスや緊張
・事故やけがによる顎のずれや骨折
顎関節症の症状
顎関節症の症状には、軽度から重度まであります。
個人によって症状は異なりますが、主に以下のようなものです。
・顎や耳の周辺に痛みや圧迫感がある
・口を開けたり閉じたりするときにカクカクしたり、音がする
・口が思うように開かない
・かみしめや歯ぎしりが多い
・頭痛や肩こりが起こる
・聞こえが悪くなったり、耳鳴りがする
顎関節症の治療法
顎関節症は、早期に治療を始めることが大切です。
治療法は、原因や症状によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。
・顎関節を安静に保つためのマウスピースを使用する
・顎関節のストレッチやマッサージ
・歯科医師による歯並びや噛み合わせの調整
・心理的なストレスを減らすためのカウンセリングやリラクゼーション
・痛み止めや消炎剤などの薬物治療
顎関節症は、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。
しかし、適切な治療を受ければ、改善することができます。
上記の症状が当てはまり、顎関節症である方は歯列矯正ができるのか不安になるでしょう。
もし、顎関節症の疑いがある場合は、早めに歯科医師に相談しましょう。
顎関節症と歯列矯正について
歯列矯正は、歯並びを整えることで、美しい笑顔だけでなく、健康的な口腔機能も得られる治療法です。
しかし、顎関節症の方は、歯列矯正を受けることに不安を感じるかもしれません。
結論、顎関節症でも歯列矯正は可能です。
むしろ、歯列矯正によって、顎関節症の改善が期待できる場合もあります。歯並びが悪いと、顎の関節に負担がかかりやすくなるのです。
そのため、歯列矯正で歯並びを改善することで、顎のバランスが整い、関節のストレスが軽減される可能性があるのです。
もちろん、個人差や症状の程度によって異なりますが、一概に顎関節症の方は歯列矯正を避ける必要はありません。
歯列矯正のリスク
歯並びが悪いと、見た目だけでなく、噛み合わせや発音にも影響します。
歯列矯正とは、歯並びや噛み合わせの問題を解決するために、装置を使って歯や顎の位置を調整する治療法です。
歯列矯正は見た目だけでなく、健康や機能面にもメリットがあります。
しかし、歯列矯正にはリスクや副作用もあります。その一つが顎関節症です。
歯列矯正が顎関節症に及ぼす影響は?
顎関節症の原因はさまざまですが、歯列矯正が関係する場合があります。
歯列矯正では、装置によって歯や顎の位置が変わりますが、それに伴って顎の関節や筋肉にも負担がかかります。
特に、歯列矯正の初期段階や装置の調整時には、顎関節症の症状が出やすいと言われています。
歯列矯正において全ての人が顎関節に症状がでるとは限りませんが、少なくとも歯列矯正が顎関節に影響することもあることは理解しておきましょう。
歯列矯正の治療と顎関節症の関係
歯列矯正と顎関節症は密接な関係にあります。
歯列矯正の治療は顎関節症を引き起こす可能性がありますが、逆に顎関節症を改善する効果もあります。
歯列矯正で噛み合わせが良くなれば、顎の関節や筋肉にかかる負担も減ります。
そのため、歯列矯正と顎関節症の治療は同時並行で行うことができます。
歯列矯正では、歯や顎の位置を変えるために力をかけますが、その力が適切でない場合や、個人の体質や生活習慣に合わない場合は、顎関節に負担をかけてしまう可能性があります。
また、矯正治療中はお口の中に装置が入っているため、噛み合わせが変わったり、口の中の圧力が変わったりすることで、顎関節に影響を与えることもあります。
そうした場合は、歯列矯正を中止したり、調整したりする必要があります。
このように、歯列矯正と顎関節症は密接な関係にあります。
歯列矯正を行う前には、必ず歯科医師に相談し、顎関節の検査や診断を受けることが大切です。
また、歯列矯正中や治療後も、定期的に歯科医師のチェックを受けることで、顎関節の健康を保つことができます。
顎関節症と歯列矯正の適切な治療選択
顎関節症の方への歯列矯正の適切な選択について、以下の3つのポイントをご紹介します。
1.歯列矯正を始める前に、顎関節症の診断と治療を受けること。
歯列矯正は顎に影響を与えるため、顎関節症がある場合には、その状態に応じて歯列矯正の方法や期間を調整する必要があります。
そのため、歯列矯正を始める前に、歯科医や口腔外科医による顎関節症の診断と治療を受けることが重要です。
2.歯列矯正の方法は、自分のライフスタイルや希望に合わせて選ぶこと。
歯列矯正にはさまざまな方法がありますが、顎関節症の方におすすめなのは、自分で装着や調整ができる取り外し式の矯正装置です。
取り外し式の矯正装置は、顎にかかる力をコントロールできるため、顎関節症の悪化を防ぐことができます。
また、見た目や清掃性も優れており、自分のライフスタイルや希望に合わせて選ぶことができます。
3.歯列矯正中や歯列矯正後も、定期的に顎関節症のチェックを受けること。
歯列矯正中や歯列矯正後も、顎関節症の状態に変化がないか定期的にチェックすることが大切です。
もし、顎関節症の悪化や再発が見られた場合には、速やかに専門医に相談することが必要です。
また、日常生活で気をつけることとしては、硬いものや大きいものを食べないこと、ストレスを溜めないこと、マウスピースやマッサージなどでリラックスすることなどが挙げられます。
顎関節症でも安心して歯列矯正を受けよう!
顎関節症でも安心して歯列矯正を受けるためには、以下のポイントが大切です。
・歯科医師と相談する
歯列矯正を受ける前には、必ず歯科医師と相談してください。
歯科医師は、あなたの口腔内の状態や顎関節症の原因や程度を診断し、最適な歯列矯正法を提案してくれます。
また、歯列矯正中も定期的に診察を受けてください。
歯科医師は、あなたの治療の進行や効果をチェックし、必要に応じて調整や対処法を行ってくれます。
・正しいケアを行う
歯列矯正中は、口腔内の清掃やケアが非常に重要です。
口が開けにくいなど顎関節症が影響すると、歯磨きが行き届かなくなります。
毎食後に丁寧に歯みがきを行い、定期的に歯科医院でのクリーニングを受けることをおすすめします。
・無理な動作を避ける
顎関節症の方は、無理な開口や咬みしめなどの動作を避けることが大切です。
矯正治療中も無理な動作はしないようにしましょう。
歯列矯正は見た目だけでなく、顎関節の機能や全身の健康にも影響する治療です。
歯列矯正と顎関節症治療のバランスの取れた治療が大切となってきます。
顎関節症でも歯列矯正はできます。
あなたも歯列矯正で美しく健康な笑顔を手に入れましょう!
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
≫無料矯正カウンセリングのご予約はこちら☆