投稿日:2023.8.18
歯並びを整えると声が変わることがある?
こんにちは。
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
「歯並びを整えると声が変わるの?」と疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
じつは、歯並びを整えると声によい変化を与えます。
今回は、歯並びを整えると声が変わる理由と、矯正治療をすると声が変わる可能性がある歯並びを解説します。
目次
歯並びを整えると声が変わることがある?
歯並びを整えると声に変化をもたらすことはあります。
理由は、歯並びがよくなることで、滑舌や発音がよくなるからです。
「え?滑舌や発音が変わるって?」
どういうことかよくわからないですよね。
長年にわたり現在の滑舌や発音をされてきた方は、歯並びが原因とは思いません。
しかし、歯並びが乱れていることで滑舌や発音が悪い方はいらっしゃいます。
そのため、歯列矯正で歯並びを整えることで、「見た目だけではなく声が変わった」と感じることがあるのです。
ご家族や友人から、話を何回も聞かれる、声が聞き取りづらいと言われる経験がある方は、もしかしたら歯並びが原因かもしれません。
どんな歯並びが滑舌や発音が悪くなるの?
どのような歯並びが滑舌や発音に悪影響を及ぼすのかをみてみましょう。
出っ歯(上顎前突)
上の前歯が前方に突出している状態で、一般的には出っ歯と呼ばれます。出っ歯の場合、舌で前歯を押す癖があったり、舌の位置が定まらなかったりする方が多く、滑舌や発音が悪くなります。
受け口(下顎前突)
受け口とは、下の前歯が上の前歯よりも前方にある状態です。噛み合わせが悪く、上下の前歯がしっかり噛み合っていません。
そのため、上下の隙間から空気が漏れ出して発音が悪くなることがあります。
すきっ歯(空隙歯列)
すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間がある状態です。前歯全体に隙間がある歯並びや、中心の前歯だけに隙間がある「正中離開(せいちゅうりかい)」という歯並びもすきっ歯のうちのひとつです。
このような歯並びも、声を発するときに空気が歯と歯の隙間から漏れ出すことで、発音を悪くするリスクがあります。
開咬
開咬とは、奥歯でしっかり噛み合わせたときに、上下の前歯が噛み合わずに隙間がある状態です。会話するときに、上下の前歯の隙間から空気が漏れるため、「声が聞き取りにくい」と思われることも少なくないでしょう。
歯並びが悪いと「サ行」「タ行」が言いにくい
歯並びが悪いと「サ行」「タ行」が言いにくい傾向があります。
理由は、以下が考えられます。
1.歯と歯の間から空気が漏れる
2.舌の筋力が衰えている
歯並びが悪くて「歯と歯の間に隙間がある」や「上下の前歯に隙間がある」歯並びは、声を発するときに隙間から空気が漏れることがあります。
特に「サ行」「タ行」など、空気を前に出すように発音する言葉は、滑舌が悪くなるでしょう。
ただし、歯並びがよくなることで、空気が漏れることが改善されるため、発音や滑舌がよくなり「声が変わった」と感じることができます。
また、滑舌が悪いと気付いている方は、自信がなくなり声が小さくなったり、会話するのが億劫になったりすることもありますよね。
歯並びを整えることで、滑舌や発音がよくなるだけではなく、声を出すことに自信が持てるようになり大きな声になり「声が変わった」と思われることも。
次に、舌の筋力が衰えていると舌を上顎にくっつける必要がある「タ行」「ラ行」の発音が悪くなる可能性があります。
歯並びを整えることと同時に、舌の筋肉を鍛えることも大切です。
まとめ
歯並びが気になる方はまずは無料の矯正カウンセリングへお越しください。
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