投稿日:2024.5.20
マウスピース矯正中の外食と食べ歩きはどうしたらいい?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
目立ちにくい矯正装置のひとつ「マウスピース型矯正治療」で矯正治療を進めたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、マウスピース型のトレーを装着するため「外食や食べ歩きはどうしたらいいの?」と疑問ですよね。
今回は、マウスピース型矯正の特長やメリット、外食や食べ歩きの際の注意点などを解説します。
目次
マウスピース型装置の着脱時
マウスピース型装置の着脱はある程度タイミングが決まっています。
マウスピース型のトレーを決められた時間きっちりと装着することで歯並びが徐々に整って行くため自己管理が大切な治療方法です。
もちろん事前に着脱の練習や着脱するタイミングの指導をいたしますので、ご安心ください。
目立ちにくい矯正治療のひとつとして人気が高まり当院でもご案内することが可能ですので、気になる方はお気軽にご相談くださいね。
マウスピース型のトレーを装着するのは、基本的に1日20時間以上とされています。
歯並びの状態により個人差があることもありますが、歯科医師が指示した時間をきっちりと守れる方に向いている矯正治療方法です。
一日のルーティーンは以下のような感じです。
1. 起床時に外して歯や装置を磨く
2. 朝ごはんを食べる
3. 歯磨きをしたあとに装置を装着する
4. 仕事や学校へ行く
5. 昼食の際にトレーを外す
6. 食後に歯磨きを行ったら装置を付ける
7. 趣味や部活を楽しむ
8. 夕食時にトレーを外す
9. 夕食後は歯磨きをして装置を付ける
10. 就寝前の歯磨き
11. 就寝
上記のように食事や歯磨き以外の時間はマウスピース型のトレーは装着していただきます。
慣れるまでは忘れることもあるかもしれませんが、習慣化してしまえば1日20時間以上マウスピース型のトレーを装置するのは難しいことではありません。
仕事や学校に行っている間も装置を付けることになりますが、トレーは透明で目立ちにくいため周りの人に矯正治療をしていることに気付かれないことも嬉しいポイントです。
そうとはいっても装置を1日に数回は着脱することがありますので、事前に矯正治療をしていることを公言しておくと気が楽になるかもしれませんね。
周りの理解を得られることでストレスの少ない矯正ライフを送られます。
マウスピース型装置の外し方のタイミング
マウスピース型装置を取り外す3つのタイミングを紹介します。
お手洗いなどで外す
ランチや夕飯などの外食中にお手洗いを利用して洗面台で外すのがひとつのタイミングです。
食事の席で装置を外すことに抵抗がある方や、マウスピース型矯正をはじめて間もない方は個室で鏡のある場所の方がゆっくり周りを気にすることなく着脱できます。
また、装置や手をすぐに水道で洗えるので衛生的にもよいですね。
食前にその場で外す
食事の席でマウスピース型のトレーを外すのがもうひとつのタイミングです。
家族や親しい友人であれば、矯正治療をしていることに理解があり気兼ねなく装置の着脱ができるでしょう。
ただし、周りのお客さんから見るとマナーが悪いと思われることもありますので注意が必要です。
食前に外したい場合は、個室やしきりのある飲食店がよいでしょう。
自宅で事前に外す
外食や食べ歩きが事前にわかっていれば、自宅で外すもしくはお店に入る前に装置を外すとストレスがかかりません。
あらかじめ外しておけばトイレや洗面台に行く必要はありませんので、楽ですよね。
また、結婚式や成人式など人生の大切なイベントの際には写真を撮ることもあるでしょう。
このようなイベントがある場合は事前に矯正歯科の歯科医師に相談していただくことで、より安心して装置の着脱の管理が行えます。
ただし、ご自宅で事前に装置を外す場合であっても食後にそのまま移動したり、2次会にいったりなど予定とは違う行動をする可能性がありますので、装置や清掃用具(歯ブラシ等)は持ち運ぶのが無難です。
外している時間が長くなるほど、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を引き起こすため食事を摂らない場合は早めに装着するのが大切です。
マウスピース型装置の装着時のポイント
マウスピース型装置の装着時のポイントを紹介しますので、参考にしてできるだけ快適な矯正ライフにしてください。
装着する前に歯磨きを行う
マウスピース型装置を装着する前には必ず歯磨きを行いましょう。
食後は歯の表面や歯と歯の間に食べかすが付着して、放置することで細菌が増殖するため
むし歯や歯周病にかかるリスクが高まります。
とくにマウスピース型のトレーを装着している間は、歯の表面に唾液が触れる機会が少なくなり「抗菌作用」「自浄作用」などの唾液の効果が得られなくなります。
自然に洗い流される細菌や食べかすも歯の表面に付着したままになりやすいため、トレーを装着する前にお口の中を清潔に保つことは大切なのです。
さらに、歯はもちろん装置も清掃するのがおすすめです。
食前に装置を外した後もしくは装置を装着する前どちらでもよいので、歯ブラシでトレーを磨きましょう。
このときに注意したいのがトレーの清掃に研磨剤入りの歯磨き粉を使用しないことです。
アラームやリマインダー機能を使う
マウスピース型のトレーを食前に外したままうっかり付けるのを忘れてしまう方も少なくありません。
習慣化するまではアラームやリマインダー機能を使用してトレーを装着することを思い出しましょう。
外食や食べ歩きの際のマウスピースの取り扱い
外食や食べ歩きの際のマウスピースの取り扱いの注意点を解説します。
1日の装着時間が20時間以下を下回らない
1日の装着時間が20時間以下を下回らないように時間の配分には注意しましょう。
トレーを装着している時間は歯科医師に指定された時間を超えるように心がけます。
そのためにも、食事や間食の時間はできるだけ一定にするのがおすすめです。
時間を決めて飲食することはむし歯になりにくいお口の環境にもつながりますよ。
マウスピースのトレーは必ず外して食事する
マウスピースのトレーは食事前には必ず外しましょう。
これくらいなら大丈夫だろうとやわらかいものを食べても、トレーが破損する可能性があります。
さらにトレーを装着したまま食事を摂ると歯とトレーの間に食べかすが入り込み、余計に歯磨きやトレーの清掃が大変になります。
専用のケースに保管して持ち歩く
マウスピース型のトレーは外すことを考えて専用の保管ケースも持ち歩くようにしましょう。
もし可能であれば、現在お使いのトレーをいれる保管ケースとは別に1ステップ前の装置を保管するためのケースも作りましょう。
理由は、現在使用しているトレーが破損した場合や後戻りが原因で装着が困難になった場合に、1ステップ前の装置を臨時に使用することができるからです。
装置がはめられないからといって何日も放置しておくと、さらに歯並びが後戻りするリスクがあります。
マウスピース装置を付けたまま飲食できるもの
マウスピース装置を付けたままでも飲食できるものは、
・水
・炭酸水
が挙げられます。
お口や喉が渇いたときにトレーを装着したまま飲み物を飲みたいのであれば、これらを選択しましょう。
トレーに着色する心配がなく、糖分が含まれていないためむし歯などのトラブルを引き起こす可能性が低いからです。
マウスピース装置を付けたまま飲食できないもの
固形物はマウスピース装置を付けたまま食べることは避けましょう。
食べられないわけではありませんが、装置が破損する原因になります。
飲み物であっても、お茶やコーヒーなど意外とトレーに着色汚れが付きやすくその後の清掃が大変になります。
マウスピース装置を付けたままは飲食に制限はありますが、外せば基本的には食事の制限はありませんので、普段通りの食事をしていただけます。
まとめ
マウスピース矯正は、自己管理が求められる矯正治療です。
装着時間も短くなればなるほど、歯の変化が少なく、治療期間がどんどん伸びてきます。
治療期間を最短で終わらせるためにも、外食時も常に意識して過ごす必要があります
合わせて読む→マウスピースって本当に歯を動かせるの?
→自分に合った矯正治療とは?~ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い~
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