投稿日:2024.7.29
マウスピース矯正を成功させるための6つのポイント!
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
目立つことなく矯正治療ができるマウスピース矯正は20代・30代の若い年代層の方を中心に大変人気のある矯正方法です。
ワイヤー矯正は固定式のため歯科医師に調整をしてもらいますが、マウスピース矯正は自分で取り外しができるメリットがある分、きちんとルールを守って進めていかなければいけず自己管理が大切になってきます。
逆に言えば、自己管理が不十分な場合には治療計画通りに進まず、矯正期間が伸びてしまうことにつながったり、予定していた歯並びにならないことも出てきてしまいます。
今回は、マウスピース矯正を成功させるためのポイントについてお話していきます。
これからマウスピース矯正を始める方や現在マウスピース矯正をしている方にとってもためになるかと思います。
ぜひ最後までご覧いただき参考にして下さい。
目次
マウスピース矯正ってなに?
矯正には複数の治療方法がありますが、その中でも矯正装置が目立たずに治療ができることで人気なのがマウスピース矯正です。
歯の型取りをして、専用の機械を使い理想的な歯並びになるためにどのくらいの期間が必要になり、マウスピースの使用枚数も何枚になるかシュミレーションします。
シュミレーションが完了したらマウスピースを装着して歯を動かしていきます。
歯の移動を進めるために、アタッチメントと呼ばれる数ミリほどの小さく透明なポッチが歯に付けられます。
このポッチは歯の色味に合わせて付けますので、マウスピース同様目立つことはありません。
この小さなポッチを利用して歯に力を伝えて移動を行なっていきます。
マウスピース矯正は痛いの?
矯正治療には痛みのイメージがセットになっていますが、ワイヤー矯正に比べると歯の痛みが少ないのがマウスピース矯正のメリットでもあります。
ワイヤー矯正ではブラケットやワイヤーを使うので、歯の移動による痛みだけでなくワイヤーによる締め付け感や歯ぐきに当たる痛みなど複数の違和感を同時に感じることで負担が大きくなります。
しかし、メーカーにもよりますがマウスピースの厚みは0.5ミリ程と大変薄く、装着してもあまり違和感を感じません。
初めて歯にはめた時の違和感はもちろん少しありますが、1週間もすれば慣れてきますし、歯の移動に伴う痛みもほとんどありません。
ステップが進み新しいマウスピースに変えた時に窮屈さを感じるくらいです。
痛みがひどくて仕事や勉強が手につかない・・。痛み止めを頻繁に飲まないと付けていられない・・。なんて心配はいりません。
安心して始められる矯正治療です。
もしも、1週間経っても痛みや違和感が消えなかったり、痛み止めの薬を飲むほどの痛みが続いれいる場合には他に原因が考えられます。
その場合には担当の歯科医師に相談してみましょう。
マウスピース矯正を成功させる6つのポイント
マウスピース矯正は歯にマウスピースをはめるだけで矯正ができる分、手軽にスタートできるメリットもあります。
また、自分で取り外しができるため自由さがありますが、きちんとルールを守っていかないとステップを進めることにズレが起きてしまい、矯正期間が終了しても理想としていた歯並びになっていないこともあります。
ここでは、マウスピース矯正を成功させるために大事な6つのポイントについて詳しくご説明していきます。
1.マウスピースの装着時間を必ず守る
マウスピース矯正は自分で取り外しができるため、基本的には飲食や歯磨きをする時には取り外して頂きます。
それ以外の時間は歯にはめて、1日20時間以上は必ず装着しましょう!
マウスピースを歯に装着している間に歯が移動して、次のステップに進むための準備をしています。
しかし、食後などにマウスピースを付け忘れてしまっていたり、自由に取り外しができることによって、学生の方などは学校に忘れてきてしまったりなどで装着時間を守れずにいると歯の移動が進みません。
マウスピース矯正は自己管理がとても大切になります!
お子様の場合には親御さんのサポートも大事になりますので、装着忘れがないように声をかけるなど手伝ってあげるとよいでしょう!
2.マウスピースのステップの順番を間違えない
マウスピース矯正では、1週間に1回マウスピースを次のステップに替えて、徐々に歯の移動を進めていきます。
来院後たくさんのマウスピースを受け取ると思いますが、決められた順番でステップを踏まないと適切な効果を得ることができません。
マウスピースや袋にも「ステップ番号」の記載がありますので、順番を間違えずにマウスピースを使っていきましょう!
ステップを飛ばして間違ったマウスピースを使ってしまうと、歯に強い負担がかかり過ぎて痛みが大きくなったり、歯並びのズレにつながるリスクもあります。
3.マウスピースの交換時期を守る
メーカーによって違いがありますが、1〜2週間で次のステップのマウスピースへと交換します。
交換するタイミングに関しては、担当医から説明がありますので指示に従いましょう。
早く治療を終えたい気持ちもあるかと思いますが、交換期間を自己判断で早めてしまうと、歯への負担が大きくなり正しい歯並びへの誘導ができなくなります。
ステップを進めるうちに歯並びにズレが起きてしまい、一つ前のステップからやり直しが必要になったり、新しくマウスピースを作り直すことになるなど治療期間が長引いてしまうこともあります。
マウスピースの装着時間だけでなく、次のステップへ進めるタイミングも重要になりますのでルールを守っていきましょう!
4.定期的な歯のクリーニングを受ける
これはマウスピース矯正に限らずワイヤー矯正でも言えることですが、矯正治療中は、歯の間に食べ物が挟まりやすい環境になっていたり、矯正装置がお口の中にあることで歯磨きがしにくくむし歯のリスクが高まります。
むし歯ができてしまうと治療を中断したり、矯正治療の変更が必要になることもあり、マウスピース矯正自体ができなくなることもあります。
矯正中は自分でケアをするのが難しいので、プラークや歯石などお口の環境に悪影響を与えるものはできるだけ排除してキレイに保っておけるようプロに任せましょう!
クリニックで定期的にクリーニングを受けることで、むし歯や歯周病にならない環境へと整えることができ、磨き残しやできやすいところのケアに関しては歯科衛生士が教えてくれます。
5.マウスピースを丁寧に取り扱う
マウスピース矯正中は、歯磨きももちろん大事ですがマウスピース自体も細菌で汚れてきますので清潔に保つことが大切です。
マウスピース専用の洗浄剤もありますし、スポンジで磨いて汚れをとることもできます。
熱湯をかけて消毒するのはやめておきましょう!
マウスピースが変形してしまい装着できなくなってしまいます。
また、やむを得ずマウスピースの装着を断念している期間ができた場合、マウスピースは乾燥にも弱いのでそのまま放置せず、専用ケースで保存しておくのがよいでしょう。
そのような場合には、歯科医師や歯科衛生士に相談してみましょう!
6.実績・経験・技術のある歯科医師を選ぶ
これは矯正をする際に大事なクリニックの選び方になります。
マウスピース矯正を成功させるためには、どこのマウスピースブランドを使っているかも知っておくとよいですが、経験や実績のある歯科医師にお願いするのがおすすめです!
経験が豊富な医師にお願いすれば、途中でトラブルが起きた際にもスムーズに対応してくれますし、対応できる矯正治療の数も豊富です。
技術と実績がある医師に任せることで患者様自身も安心して治療に踏み切ることができるでしょう。
また、どんなに実績や経験がある歯科医師だったとしても患者様本人との相性もあると思います。
希望を聞いてくれなかったり、真剣に向き合ってくれないような医師は後々のトラブルにつながるのでやめておいた方が無難です。
自分にあった歯科医師を探すためにもまずは、カウンセリングで話しをしてみるのがいいでしょう。
最後に
歯並びが気になる方は、当院へお気軽にご相談ください。
矯正専門のカウンセラーが詳しくお話させていただきます。
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※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。