投稿日:2024.9.3
姿勢が悪いと歯並びも悪くなる?
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
姿勢が悪いと歯並びが悪くなると聞いたことあるけど、本当なの?と気になっている方へ。
じつは、歯並びは遺伝だけではなく姿勢などの生活習慣の乱れによっても変化することがあります。
今回は、姿勢と歯並びの関係、歯並びを悪くする姿勢、姿勢を改善する方法、悪い歯並びを治す方法などを解説します。
目次
姿勢と歯並びの関係
姿勢と歯並びは関係が深く、整った歯並びだった方も悪い姿勢により歯並びが乱れる可能性があります。
よい姿勢
耳、肩、股関節横の出っ張った骨、膝、外くるぶしの少し前の5つの点が一直線になっている状態。
一直線であると骨盤がまっすぐになりよい姿勢といえます。
悪い姿勢
骨盤が前に傾いたり後ろに傾いたりして、猫背や反り腰になった状態は悪い姿勢といえます。
身体の重心がずれてしまい噛み合わせが一部分に負担がかかるなどして歯並びが悪くなるリスクが高まります。
歯並びだけではなく顔面にも悪影響を及ぼすことがあります。
歯が外側に出たり、顎がズレたりすることで、お口元がボコっとして顔貌にも変化がでます。
歯並びを悪くする姿勢
歯並びが悪くなる姿勢を知り、早めに正しい姿勢に戻すことが大切です。
以下のような姿勢で過ごしている方は、歯並びが悪くなる可能性があるため注意しましょう。
猫背
肩、背中、腰にかけて丸くなる姿勢を猫背と呼びます。
猫背になると、顔が下を向くことが多くなり、下の顎が下方に引っ張られます。
すると、下の顎の位置がずれてしまい上下の噛み合わせが反対になることがあります。
他にも、顎が下方に引っ張られることで、しっかりお口を閉じられずに口呼吸になる方もおり、出っ歯や叢生などといった悪い歯並びの原因となります。
口呼吸になると、歯並びが悪くなるばかりかむし歯や歯周病になるリスクが高まることもわかっています。
理由は、口呼吸をすると唾液の分泌量が減るため「抗菌作用」や「自浄作用」などの唾液の働きが十分に得られなくなるからです。
頬杖
頬杖とは、頬を支えるためにどちらかの手を添える姿勢です。
片側の手を頬に当てて頭の重さを顎で支えることになるため、顎が左右にズレてしまう恐れがあります。
一度や二度では歯並びが悪くなることは考えにくいですが、長時間にわたり頬杖をついている方は、どちらかの顎に負担がかかり歯の並んでいる土手(歯列)がいびつになることがあります。
悪い歯並びになるだけではなく、顎に負担がかかり続ける頬杖は「顎が痛い」「お口が大きく開けられない」「顎から音がポキポキ鳴る」といった症状がある顎関節症になるリスクが高まります。
座った時に足が床につかない
椅子に座ったときに床に足が付かない状態は、歯並びにとって悪い姿勢です。
特に、小さいお子様が大人の椅子に座ることでこのような状態になります。
床に足がつかない状態で食事を摂ると、足をバタバタと動かしたくなりますよね。
すると、食事に集中できなくなり「ながら食べ」「遊び食べ」などの状況を作り出してしまいます。
食事に集中していないと、硬いものをよく噛むことなく飲み込んだり、飲み物で流し込んで食べたりなど「噛む」回数が減ることがあります。
1口30回くらいを目安に噛むことが大切だといわれており、中学生くらいまでのお子様は健全な顎の成長を左右します。
しっかり噛むと、歯や顎に刺激が伝わり適切な大きさに顎が成長するのですが、噛む回数が少なかったり、やわらかいものばかり噛んだりしていると顎が小さくすべての歯が並びきらないリスクが高まるのです。
つまさき立ちやかかと重心
歩くときにつまさきだけで歩いたり、反対にかかとに力をかけて歩いたりなど足全体を使わず歩く方は、身体の重心がずれます。
すると、身体のバランスが乱れるのをカバーしようとして、腰や肩、首などのあらゆる筋肉に負担がかかります。
そればかりか、全身に力をいれるため歯で食いしばる癖がついてしまう方もいらっしゃいます。
食いしばりを続けると、歯に負担がかかり徐々に歯並びが変化することがあります。
顎にも負担がかかるため顎の健全な成長にも悪影響が出て、将来の歯並びが悪くなることがあります。
姿勢を改善する方法
悪い姿勢を放置しておくと歯並びが悪くなるリスクが高まりますので、姿勢を改善することが大切です。
猫背改善
猫背になると、下顎が下方に引っ張られて位置がズレたり、口呼吸になったりして歯並びが悪くなることがあるため、よい姿勢を意識することが大切です。
まずは、ご自分が猫背になっていることを意識することからはじめます。
食事するときや歩くときに猫背になっていないか意識してみましょう。
どうしても猫背が改善できない場合は、整形外科などの医療機関に相談してみましょう。
猫背を改善するためには、ストレッチも効果が期待できます。
ヨガのポーズで猫背を改善したり、反り腰にしたりして猫背を一時的に改善することもできます。
腹式呼吸
口呼吸の方は、腹式呼吸を意識してみましょう。
腹式呼吸とは、横隔膜を使って肺を広げるように呼吸する方法です。
姿勢が悪い方は、仰向けに寝転がり腹式呼吸をしてみるとよいでしょう。
腹式呼吸をすることで、口呼吸を意識的に改善してリラックスすることができます。
よい姿勢に促し悪い歯並びを防止するだけではなく、腹式呼吸により
- 消化活動を高める
- 基礎代謝を高める
- 腰痛を防止できる
などを期待できます。
椅子の高さを見直す
お子様の勉強や食事、在宅ワークなどの際の椅子を見直しましょう。
足が床についていない場合は、椅子の高さを見直してよい姿勢で勉強や食事をすることが大切です。
悪い歯並びを改善する方法
悪い歯並びにすでになってしまった方は、放置していても自然によくなることはありませんので早めに矯正歯科にご相談にお越しください。
ここからは、当院で取り扱いのある矯正方法をご紹介します。
姿勢が悪いことで歯並びが乱れた場合は、歯列矯正をご提案させていただきます。
歯列矯正とは、歯1本1本を適切な場所に移動させて歯並びを整える方法です。
当院では、従来の表側矯正に加えて目立ちにくい「裏側矯正(舌側矯正)」や「マウスピース型矯正」も取り扱っていますので、お気軽にご相談ください。
表側矯正
歯の表面にブラケットと呼ばれる四角い装置を貼り付けて、ブラケットにある溝にワイヤーを入れて細いワイヤーで結ぶことで歯並びを整えます。
従来のブラケットは金属で目立つというデメリットがありましたが、当院では白や透明の目立ちにくいブラケットを採用しているため、目立ちにくいのが特徴です。
3週間に1回のペースでワイヤーを交換して歯並びを整え、約2年で治療を終えることが可能です。
裏側矯正(舌側矯正)
歯の裏側にブラケットを貼り付けて、ブラケットにある溝にワイヤーを通すとクリップのように固定することができる装置です。
当院では、セルフライゲーションシステムのブラケットを採用しているため、歯が動きやすく痛みが少ない特徴があります。
また、表側矯正よりも裏側矯正の方が他人に気付かれにくいのがポイントです。
治療の通院間隔や期間は表側矯正と同等です。
マウスピース型矯正
透明のマウスピース型のトレーを歯に装着することで歯並びを整える方法です。
デジタルスキャンによる精密検査で歯の型取りを行うため、型取りが苦手な方も安心して治療がはじめられます。
データをもとに、矯正装置の作成や治療のシミュレーションを行うことができるため、患者様が事前にどのような歯並びに変化するのか目で見て確認することができます。
取り外し式の装置で、目立ちにくいのが特徴です。
最後に
歯並びが気になる方は、どんな些細な内容でも当院へお気軽にご相談ください。
★矯正治療は横浜駅前歯科・矯正歯科へ!
専門のカウンセラーが詳しくお話させていただきます。
≫無料矯正カウンセリングのご予約はこちら☆
★横浜駅前歯科・矯正歯科のInstagramでは、
様々な症例や歯科に関する情報を投稿しています!是非フォローお願いします★
※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。