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投稿日:2024.11.11

ハーフリンガル矯正は本当に目立ちにくいの?

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます!

矯正装置の見た目が気になって、矯正治療を迷っている方もいるのではないでしょうか。
矯正中の装置の見た目も改善しており、装置が見えにくい白や透明の装置を選ぶことができます。

また、マウスピース型矯正も薄く、透明の装置のため、目立ちにくい矯正です。
そこで今回は、目立ちにくいハーフリンガル矯正について詳しくご紹介します。
ほかの矯正との比較もお伝えしますので、矯正選びの参考にしてみてくださいね。

ハーフリンガル矯正とは?

ハーフリンガル 目立たない 矯正装置

ハーフリンガル矯正は、上顎が裏側矯正(舌側矯正)、下顎は表側矯正をする方法です。
歯の表面にブラケット装置をつけて、ワイヤーを使って歯を動かします。
口を開けた時に見えやすい上顎は裏側矯正にすることで、矯正中の見た目を目立ちにくくすることができます。

また、下顎は表側に装置をつけることで話にくさを防ぐことができ、費用を抑えることが可能です。
ハーフリンガル矯正は、表側矯正と裏側矯正(舌側矯正)のそれぞれのメリットを併せ持つ特徴があります。

ハーフリンガル矯正のメリット

表側矯正と比較すると目立ちにくい

ハーフリンガル 目立たない 矯正治療口を開けた時や笑った時に見えやすい部分は上の前歯6本分です。
そのため、その見えやすい上顎は歯の裏側に装置をつけることで、矯正装置が目立ちにくくなります。

下顎は歯の表側に装置をつけても見えにくいため、両方表側に装置をつける表側矯正と比較すると、矯正中の見た目が目立ちにくいといえます。

目立ちにくい矯正の中で費用を抑えることができる

ハーフリンガル 目立たない 矯正治療同じ歯並びで検討する場合、矯正治療の種類の中で費用を抑えることができるのは表側矯正です。
ただし、装置の見た目が気になってしまうことがあります。

目立ちにくい裏側矯正、マウスピース型矯正、ハーフリンガル矯正の中で比較すると、この中ではハーフリンガル矯正が費用を抑えることができます。
矯正中の見た目と費用のバランスが良い治療といえるでしょう。

滑舌に影響が出にくい

ハーフリンガル矯正は、下顎は表側に装置がつきます。
下顎は装置が裏側につくと、舌の動きに制限が出ることがあるため、慣れるまで滑舌に影響が出るケースがあります。
ハーフリンガル矯正は、舌の制限がないため滑舌に影響が出ることは少ないでしょう。

ハーフリンガル矯正のデメリット

ハーフリンガル矯正ができる歯医者が限られている

ハーフリンガル 目立たない 矯正治療ハーフリンガル矯正も裏側矯正のように上の歯が裏側に装置をつけるため、歯科医師の技術力が必要です。
そのため、治療ができる歯医者が限られているため、ハーフリンガル矯正を希望する場合には、あらかじめ治療を行っているかホームページなどで調べておきましょう。

歯並びによっては適用にならない場合もある

かみ合わせが深い歯並びの場合、歯ぐきに装置が当たってしまう場合があるため、ハーフリンガル矯正が適用にならないこともあります。
症状の程度によって適用になることもありますので、まずは相談してみましょう。
また、お子様の場合、歯の萌出量によっては裏側に装置がつかない場合もあります。
その場合には、表側矯正が適用になります。

下の歯が見えやすい方は審美的メリットを感じにくい

一般的に、下の歯は目立ちにくいと考えられえていますが、下の歯が前に出ている受け口などは下の歯が見えやすくなります。
その場合、ハーフリンガル矯正のメリットである審美性があまり感じられない場合があります。

歯並びの症状によって異なりますが、装置の見た目が目立ちにくい方が良い方は裏側矯正にした方が、矯正中の審美性は良いでしょう。

表側矯正とは?

ハーフリンガル 目立ちにくい 矯正治療歯の表面にブラケットとワイヤーを使って歯並びを動かす方法です。
従来から広く治療されている方法で、多くの症例があります。

また、大幅に歯を動かす必要がある症例にも対応していることが多く、幅広い歯並びの不正を矯正することができます。
ただし、歯の表面に装置がつくことから矯正中の見た目が気になってしまうことがあります。

以前は金属の装置が主流だったため、特にその傾向が強かったのですが、現在は白や透明の装置も選択できます。

*こちらもお読みください
→ホワイトワイヤー矯正のメリットは?銀色のワイヤーとの違いや注意点をご紹介

裏側矯正(舌側矯正)とは?

ハーフリンガル 矯正 目立たない歯の裏側にブラケットとワイヤーをつける方法で、矯正装置がほとんど見えない特徴があります。
内側から力をかけるため、出っ歯や受け口などの歯を内側に動かす歯並びを得意としています。

ただし、歯の表側に装置をつけるより裏側につける方が難しいため、歯科医師の経験や技術が必要です。
そのため、治療ができる歯科医院が限られていますので、裏側矯正(舌側矯正)をご希望の方はホームページなどで調べてから来院しましょう。

当院は、裏側矯正(舌側矯正)の治療を数多く行っていますので、お気軽にご相談ください

ほかの矯正方法との比較

表側矯正とハーフリンガル矯正

目立ちにくさ

表側矯正は、上下とも歯の表面に装置がつくため、矯正装置が目立ちやすい特徴があります。
ハーフリンガル矯正の場合には、見えやすい上顎は裏側に装置がつくため、目立ちにくいといえます。

費用

上顎は裏側に装置がつくため、その分難易度が上がります。
そのため、表側矯正と比較すると、ハーフリンガル矯正のほうが費用は高い傾向になります。

裏側矯正(舌側矯正)とハーフリンガル矯正

目立ちにくさ

裏側矯正(舌側矯正)は上下とも装置裏側につくため、装置がほとんど見えない特徴があります。
一方、ハーフリンガル矯正は、上顎は裏側に装置がつきますが、下の歯の表側に装置がつくため、下の歯が目立ちやすい方は審美性が気になる場合があります。

費用

裏側矯正(舌側矯正)は、上下とも装置を裏側につけるため、技術力が必要です。
そのため、上側だけ裏側に装置をつけるハーフリンガル矯正と比較すると費用が高い傾向になります。

ハーフリンガル矯正が向いている方とは?

矯正費用と審美性のバランスを取りたい方

矯正費用は、歯並びの症状や装置の種類によって異なります。
同じ歯並びの場合、どの矯正装置の費用が良いか比較して検討しましょう。

ハーフリンガル矯正は、裏側矯正より費用を抑えることができ、審美性も考慮ができます
矯正装置の見た目が気になってほとんど見えない方が良い方は裏側矯正がおすすめですが、費用面と審美性のバランスを検討してどの矯正が良いか考えてみましょう。

話しにくさを避けたい方

ハーフリンガル 矯正 目立ちにくい裏側矯正は、舌の動かしにくさを感じる場合もあるため、仕事でよく話す機会がある方は話しにくさが気になることがあります。
一般的には、徐々に落ち着いてくることが多いですが、話しにくさが気になる方は下の歯に装置がつかないハーフリンガル矯正や表側矯正がおすすめです。

まとめ

それぞれの矯正治療には特徴があり、メリットとデメリットがあります。
患者様の歯並びやご希望によってどの矯正治療がおすすめかは変わってきますが、矯正の種類を選択する時は、どの矯正治療が適用になってどんな特徴があるか知っておきましょう。

特に、メリットだけでなくきちんとデメリットを把握しておくことが大切です。
矯正治療は、歯科の治療の中で治療期間が長いため、治療中に「こんなはずではなかった……。」ということを避けるために事前に知っておくと安心です。

分からないことは、カウンセリングや治療計画を立てた時などお話をする時間があります
患者様の不安を解消してから、矯正治療をスタートいたしますのでご安心ください。

歯並びが気になる方は、どんな些細な内容でも当院へお気軽にご相談ください。

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※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

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