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投稿日:2024.12.23

矯正治療を途中で辞めるのは危険?デメリットを解説します

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます!

矯正 途中でやめる デメリット「矯正を途中で辞めたらどうなるの?」
矯正治療を始める前は色々なことが気になるのではないでしょうか。

治療を始める前にお伝えしたいのですが、矯正治療を途中で辞めると様々なデメリットがあります。

矯正を続けるためのポイントもご紹介しますので、整った歯並びとかみ合わせを手に入れるために矯正治療を最後まで続けましょう。

矯正を止める原因

1 生活スタイルが変化した

矯正 途中でやめる デメリット矯正治療は、年単位で治療が必要なため、生活スタイルが変化することも少なくありません。
生活スタイルの変化は以下のようなケースが考えられます。

  • 仕事が変わって通院が難しくなった
  • 出産・子育てで通院する時間が取れなくなってしまった
  • 仕事で話す機会が多くなり、矯正器具をつけていることが難しくなった

生活スタイルの変化が分かっている場合は、矯正の種類を変えることで通院負担を軽減できる場合があります。

2 調整の通院が難しい

ワイヤー矯正の場合は、基本的に約1ヶ月に1度程度の調整が必要です。
マウスピース型矯正の場合は、歯並びは歯の動きによって個人差がありますが、1~3ヶ月に1度程度の確認が必要なケースが多いでしょう。

また、ワイヤーが外れてしまった場合やアタッチメントが取れてしまった場合など通院が必要な状況になることもあります。
この通院が難しく、矯正治療を辞めてしまう場合があります。

3 矯正費用の支払いが難しくなった

矯正 途中でやめる デメリット矯正費用は基本的に自費治療のため、費用が高くなる傾向になります。
矯正装置をつける時やマウスピースを作製する際に費用がかかりますし、毎月の調整費用で5千円程度かかる所が多いでしょう。

矯正の調整料を都度支払う方法の場合は、治療が長くなると治療費用が高くなります。
その費用の支払いが難しく、治療を辞めるケースも考えられます。

4 矯正の管理や痛みなどのストレス

矯正治療がスタートすると、ワイヤー矯正の場合は固定式のため取り外す必要はありませんが、装置の周りに汚れが残りやすいです。
そのままになると、矯正中のむし歯や歯周病になってしまうため、丁寧なセルフケアが必要です。

ただ、このケアが億劫になってしまう場合があります。
また、装置をつけた時や調整をした時に歯が動く違和感や痛みを覚えることがあります。
通常は、2~3日をピークに徐々に落ち着いてきますが、この違和感や痛みがストレスになるケースもあるでしょう。

マウスピース型矯正の場合は、取り外し式のため、20~22時間の装着が必要です。
食事や歯磨きを今まで通り行うことができるメリットはありますが、きちんと装着時間を守らないと、治療計画通りに歯が動きません。

マウスピースをつけていない時間が長くなってしまうと、マウスピースが合わなくなってしまい、作りなおしに1ヶ月程度時間がかかることもあります。

このような痛みや違和感、矯正の管理などのストレスで矯正治療を辞める場合があります

矯正治療を途中で止めるデメリット

歯が後戻りする

矯正治療の正しいステップは、歯並びを整える期間の後に「保定期間」があります。
矯正で歯並びが整っても、まだ安定していないため、きれいな歯並びが安定するまでの期間「リテーナー」という装置をつけます。

保定期間は、歯を動かす期間と同じ位の期間が必要です。
矯正治療を途中で辞めてしまうと、保定期間がないため、歯並びが動いていた部分も元に戻ろうと歯並びが悪くなってしまうことがあります。

治療の再開には再度精密検査や治療計画が必要

矯正 途中でやめる デメリット矯正の治療をスタートする際は、精密検査をした上でどのように歯を動かすか治療計画を立案します。

歯並びの設計図ともいえるため、治療計画が矯正の仕上がりを左右します。
引っ越しなどで矯正治療を辞めて、期間が経過していない場合は前の歯科医院から情報を引き継ぐことができる可能性がありますが、期間が開いている場合は精密検査からスタートすることが多いでしょう。

その場合、精密検査をする時間や治療計画を立案する時間がかかります。

今までかかった治療費が無駄になる

矯正治療は、ほとんどが自由診療で治療費の大半が矯正装置の費用です。

そうすると、調整の時の通院費はかからなくなりますが、矯正装置の費用の多くは返金されない可能性が高いでしょう。

歯並びやかみ合わせが悪化する可能性がある

治療を辞めたタイミングにもよりますが、歯並びやかみ合わせが悪いまま治療が中断すると治療前より悪化する可能性があります。

特に、歯を並べるスペースが足りない場合に抜歯をした場合、矯正を途中で辞めてしまうとすき間が開いたままになるケースも考えられます。

見た目が改善したタイミングで辞めた場合は、歯並びが改善しているように見えますが、かみ合わせが悪いままのことがあります。
そうすると、少しずつ後戻りをする可能性が高くなります。

むし歯や歯周病のリスクが高くなる

矯正 途中でやめる デメリットワイヤー矯正の装置をつけたまま治療を中断すると、装置の間に汚れが残ってむし歯や歯周病のリスクが高くなります。
矯正治療中は、ワイヤー矯正の場合1ヶ月に1度程度の通院が必要ですが、汚れが残っていないか確認します。

クリーニングも行うため、衛生環境を保つことができます。
しかし、調整で通わずに放置してしまうと、セルフケアだけになってしまうため、磨きにくい部分や苦手な所に汚れが残ってしまい、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。

矯正を最後まで続けるポイント

通院しやすい歯科医院を探す

矯正治療をスタートする際は、定期的に調整で通院できるか確認しましょう。
通院する立地も大切ですが、診療時間や休診日なども検討して、継続して通院ができるか知っておくと安心です。

自分に合った矯正方法を選択する

矯正 途中でやめる デメリット矯正治療は、ワイヤー矯正でも「表側矯正」「裏側矯正」があります。

また、透明の薄いマウスピースを使用するマウスピース型矯正もあります。
それぞれ、特徴が違うため、比較してご自分に合った方法を選択しましょう。

矯正治療費のトータルの目安を確認しておく

矯正の費用は、選択する矯正の種類によっても異なりますし、歯科医院によっても費用の支払い方が異なる場合があります。

最初に調整料もすべて含まれているトータルフィー制の所と矯正装置の費用、調整費用など都度払いの所があります。
矯正をスタートする前に、費用の説明がありますが、トータルの目安の金額やほかにかかる費用がないかなど確認しておくと安心ですね。

矯正をスタートするタイミングを確認しましょう

矯正をスタートする時は、ライフスタイルの変化がないか検討してみましょう。
お子様の矯正治療の場合、永久歯が生え揃う時期は12~14歳程度です。

この後に矯正治療をスタートすると受験の時期が被ってしまうこともあるため、どのタイミングが良いのか検討してくださいね。

まとめ

矯正治療を途中で辞めてしまうと、後戻りや歯並びが悪くなる可能性があります。

治療した時の通院しやすさや診療時間なども検討しておくと、治療がスタートしてからこんなはずではなかったということが少なくなります。

また、マウスピース型矯正の場合、患者様自身でマウスピースを交換するため、調整期間が長くなることもあります。
カウンセリングの際にライフスタイルについて相談させていただくと治療方法の選択の時にも役立ちますので、お気軽にご相談ください。

また、当院は矯正装置がほとんど見えにくい裏側矯正も数多く治療していますので、矯正装置が気になる方は合わせてお問合せください。

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※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

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