投稿日:2024.5.13
マウスピース矯正中の1日のルーティンをご紹介!
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆
マウスピース矯正を行っている方や検討中の方は、他の方がどのようなマウスピース矯正中の生活を送っているか気になりませんか?
YouTuberやインフルエンサーなど、SNSで活動している方はリアルを発信している方が多いので、マウスピース矯正をしていることをオープンに話している方が結構いらっしゃいます。
ワイヤー矯正装置への抵抗によりマウスピース矯正の需要の高さと、SNSの影響力も相まってか、マウスピース矯正している方は年々増加傾向にあります。
しかし実際にマウスピース矯正を行ってみると、意外と取り外しや管理が大変なんですよね。
だからこそ他の方がどのようなルーティンでマウスピース矯正を行っているか気になってくると思います。
本日はマウスピース矯正中の1日のルーティンについて説明していきます。
検討中の方は実際にマウスピース矯正中の日常生活のイメージが湧きやすくなると思うので、是非参考にしてみて下さい。
目次
マウスピース矯正中の1日のルーティン
▽起床
まずは朝起きてから、寝ている間にずっと装着していたマウスピースを外して綺麗に洗浄します。
睡眠中はマウスピースの厚みもあるので口が開いている方もいるでしょう。
ただでさえ睡眠時は唾液の分泌量が減るので、細菌が繁殖しやすい状態です。
それに加えて口が開いていると、口腔内が乾燥するので余計に繁殖して臭いも気になります。
雑菌を綺麗に洗い、清潔にしてから良い1日をスタートさせましょう。洗浄の仕方は以下の通りです。
汚れを落とす
水道水で優しく洗い流し、柔らかめの歯ブラシで歯磨き粉を付けずに磨いていきます。
歯磨き粉には研磨剤が配合されている物が多く、マウスピースに傷が付いてしまうので、歯磨き粉は使用しないで下さい。
マウスピースはプラスチック素材でできているので、熱湯を使用すると変形の原因になります。
装着できなくなったり本来の効果がなくなってしまうので、熱湯で洗わないように気を付けて下さい。
洗浄剤を使用する
歯ブラシだけでは洗い流しがある場合や、臭いが気になってくる場合があります。
気になる場合やより清潔に保つために、マウスピース用の洗浄剤の使用がおすすめです。
ドラックストアやネットでも購入できますが、入れ歯洗浄剤とは成分が異なりマウスピースを痛める可能性もあるので、購入の際には注意が必要です。
超音波洗浄機も有効
歯科医院では歯科器具や入れ歯などを超音波洗浄機で洗浄しています。
最近ではコンタクトレンズや眼鏡やアクセサリーの洗浄に、ご自宅で超音波洗浄機にかける方も増えてきています。
ドラックストアや家電量販店でも販売されているので、汚れを落とすために効果的なアイテムです。
毎日のお手入れを怠ってしまうと、細菌が繁殖して着色や悪臭の原因やカビが生える恐れもあります。
この状態でマウスピースを装着し続けると、虫歯や歯周病に罹患する可能性もあるので、マウスピースのケアは重要です。
▽朝ごはん
朝ごはんを食べて、歯磨きをします。
お食事の際は衛生面的にもマウスピースを外して食べるようにしましょう。
起床時にマウスピースを外した際、口腔内が気持ち悪くて歯磨きを済ませる方が多いと思います。
しかし食べ終わった後、歯磨きをせずにそのままマウスピースを装着した場合、汚れを閉じ込めることになります。
マウスピースの中は唾液の循環がなく、酸素もないので菌が繁殖し活発化しやすい環境です。
この状態が続くと虫歯や歯周病になる可能性が高いので、お食事後は必ず歯磨きを行ってからマウスピースを装着しましょう。
一度外してしまうと装着し忘れる方も多いので、必ずいつも同じ場所に置き、ルーティン化することをおすすめします。
▽日中
基本的にマウスピース矯正は1日20~22時間装着しなければいけないので、日中はずっと装着している状態です。
マウスピース装着時はお水以外の飲食は禁止なので、気を付けて下さい。
マウスピース矯正始めたては違和感があり、話にくいかもしれません。
しかし慣れてくると滑舌の心配なく話せるようになるので、接客業やプレゼンテーションなどがあっても問題ないでしょう。
スポーツや楽器の演奏などもマウスピースを装着していても問題ないです。
ですが注意点として、マウスピースが傷つくような場合には外すことを考慮しましょう。
▽昼ごはん
マウスピースを外してお昼ごはんを食べます。
外出先のランチタイムではマウスピースの取り外しに困る方も多いと思います。
外すタイミングを逃して装着したまま食べてしまわないように、お食事前にお手洗いに行き、流水で軽く洗い、水気を拭いてケースや袋など清潔な場所で保管しましょう。
食後は歯磨きを行ってからマウスピースを再び装着します。
歯磨きができる環境だと問題ないですが、食後すぐにできない場合もあると思います。
その時はマウスウォッシュが有効です。
マウスウォッシュでうがいすることによって飲食物の残留を除去し、細菌の繁殖の抑制に効果があります。
しかしマウスウォッシュは歯ブラシの代わりにはならず、あくまでも一時的な対応策です。
タイミングを見て、できるだけ早く歯磨きを行うように心掛けましょう。
▽帰宅後
マウスピースを外して夜ご飯を食べます。
就寝前は1日の汚れを全て除去するイメージで口腔ケアをしっかり行います。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスと歯間ブラシの併用が望ましいです。
マウスピースも柔らかめの歯ブラシで洗い、専用の洗浄剤や超音波洗浄機で綺麗にしましょう。
お風呂や趣味の時間、就寝中はマウスピースを再び装着します。
睡眠中マウスピースの違和感で眠れなかったり、睡眠の質が落ちてしまうか気になる方も多いでしょう。
マウスピース矯正に慣れるまでは確かに違和感がありますが、多くの方は2~3日で問題なく寝れるようになります。
睡眠の質も低下することはないので安心してください。
また睡眠時にマウスピースを装着することで、歯ぎしりや食いしばりを防止することもできます。
歯ぎしりや食いしばりは無意識に行う行為で、歯が削れたり過度に力が加わるので顎関節症や肩こり、頭痛など全身に悪影響を及ぼすリスクがあります。
歯や全身の健康を守るためにも睡眠時のマウスピースは効果的です。
万が一マウスピースに慣れず、なかなか寝付けない場合は1度担当医に相談してみましょう。
マウスピース矯正と同時にホワイトニングも可能!
取り外しができるマウスピース矯正だからこそのメリットがもう1つあります。
それは歯列矯正と同時にホワイトニングができることです。
歯並びが整ってくると自信がついてくるので、歯に対する意識も上がり、ホワイトニングを考える方も増えてくるでしょう。
ワイヤー矯正の場合は取り外しができないため、ワイヤーを装着している部分に効果を得ることができません。
裏側矯正であればオフィスホワイトニングは可能ですが、表側矯正の方は矯正が完了してから行わなければいけません。
しかしマウスピース矯正はホームホワイトニングとオフィスホワイトニングが両方できるので、矯正が完了した時には歯並びが綺麗で歯も白いとお口元の印象がだいぶ変わります。
ホームホワイトニングの場合は矯正用のマウスピースを使用できるので、ホワイトニング剤の購入のみでOKです。
そのため費用も通常より安くなり、お家にいる時間で行えるので効率が良いですよね。
歯にアタッチメントが付いていたり歯の状態によって注意が必要な場合があるので、ホワイトニングを検討している方は担当医に相談するようにしましょう。
このようにマウスピース矯正中は食前は外し、食後は歯磨きをしてから装着するという事が場面によっては面倒になることもあります。
しかし慣れてきますし、口腔内を清潔にするという習慣が付いてとても良いことだと思います。
さらに歯ぎしり防止の効果やホワイトニングも同時にできるなどメリットもあるので、気になる方はお気軽にお問合せ下さい。
最後に
歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
≫無料矯正カウンセリングのご予約はこちら☆