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投稿日:2025.4.5

矯正治療が終わったらどうなる?リテーナーの役割と一生美しい歯並びを守る秘訣

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

矯正治療で歯並びが整ったばかりの時期は、まだ注意が必要な時期です。
歯を動かす時間と同程度の期間、リテーナーという装置をつける必要があります。
このリテーナーが、整った歯並びを維持するために大切な働きをするため、歯並びがキレイになったからといっておろそかにしてしまうと、歯が後戻りをしてしまう可能性があります。

そこで今回は、リテーナーの役割と一生美しい歯並びを守る秘訣について詳しくご紹介します。

矯正治療後の歯並びの後戻りのリスクとは

矯正治療で歯並びが整ったばかりの時期は、まだ歯が安定していないため、そのままの状態だと元に戻ろうとする後戻りの可能性があります。
そのような状態にならないために、リテーナーという装置を使用して後戻りを防止します

リテーナーの役割

キレイになった歯並びを維持するために、「リテーナー」という保定装置を使用して歯並びを維持します。
そして、キレイな歯並びが歯の周りの歯周組織に定着するのを助ける役割をします。

もし、リテーナーをしていないと、歯並びが動いてしまう可能性が高くなります。
そのため、矯正治療はいくつか種類がありますが、リテーナーはどの矯正治療をした場合でも必要です。

リテーナーの種類

固定式のリテーナー

保定期間 保定装置 fixリテーナー リンガルリテーナー

前歯の歯の裏側に針金のような装置をつけることが多いです。
ブラケット矯正と比較すると、装置は小さくなります。
このリテーナーな取り外しが必要ないため、自己管理の必要がありません。

取り外し式のリテーナー

プレートタイプ

出っ歯が治らないプレートタイプは、内側をプレートが覆っていて、歯の表面をワイヤーで固定するタイプのリテーナーです。
噛み合わせ部分はしっかり自分の歯が当たっているため、奥歯の噛み合わせを維持したい場合に適しています。

メリット

耐久性があるため、長期間の使用に適している
取り外し式のため、清掃しやすい
破損した場合もクリニックで修理できることがある

デメリット

歯の表側のワイヤーが見えるため、装置の見た目が気になることがある
お口に合わせて作成するため、リテーナーを作製するのに時間がかかる

マウスピースタイプ

裏側矯正 表側矯正 虫歯になりにくいマウスピースタイプは、透明の薄い素材で作られているため、リテーナーをつけている時も装置の見た目が分かりにくい特徴があります。
マウスピースタイプも取り外しが可能で、食事や歯磨きの時に取り外すことができます。
奥歯を覆っているため、寝ている時に歯ぎしりをしている場合は、マウスピースがすり減ってしまう可能性があります。

メリット

食事や歯磨きの時に外すことができるため、食べ物が挟まることが少ない
透明の装置のため、目立ちにくい

デメリット

取り外しができるため、装着時間をきちんと守らないと適切な効果が得られない場合がある。(装置が合わなくなってしまうこともあります。)
歯ぎしりが強い方など、装置が破損してしまう可能性がある

リテーナーの装着時間

固定式のリテーナーは、取り外しができるため、装着時間の管理をする必要があります。
矯正治療後、安定してくるとリテーナーの時間が異なりますので、ご紹介します。

矯正治療終了直後

矯正治療後食後は、最も歯が元の場所に戻ろうとする時期です。
リテーナーの装着時間は、食事や歯磨きの時間以外の20時間程度の装着が必要です。
マウスピース型矯正をしていた方は、食事や歯磨き以外の時間はマウスピースをつける習慣がついているため、リテーナーもすぐに慣れる傾向がありますが、ワイヤー矯正をしていた方は、今まで固定式の治療をしていたため、装着時間を注意しましょう。

矯正終了から2年程度

矯正終了後から2年程度経過すると、歯の周りの組織や歯が安定してくることが多いでしょう。
治療前の歯並びや、お口の状況を確認しながら装着時間を変更します。
安定してきている場合には、徐々に時間を減らしていきます。

リテーナーのお手入れ方法

固定式のリテーナー

歯の裏側にワイヤーがついているタイプの場合は、歯ブラシで磨くことができますが、細かい部分はタフトブラシなどを併用すると良いでしょう。

取り外し式のリテーナー

流水下で洗う

水道の下で、指で洗う方法です。
取り外し式のリテーナーは、食事をする時は外しているため、汚れが残ることは少ないでしょう。
そのため、食事や歯磨きの前に流水下で洗う方法があります。

専用のマウスピース洗浄剤を使用する

マウスピース洗浄剤は、そのメーカーによって使用方法が異なりますが、水の中に洗浄剤を入れてつけておくことが多いでしょう。
毎日洗浄剤を使用する必要はありませんが、1週間に1度など洗浄剤を使ったスペシャルケアをすると、細かい汚れやにおいの予防になります。
また、泡のスプレータイプもあるため、ご自分に合った方法を選択しましょう。

歯ブラシを使用する

歯ブラシで洗う際は、注意するポイントがあります。
硬い歯ブラシを使うと細かい傷がついてしまうため、やわらかめの歯ブラシがおすすめです。
義歯用の歯ブラシはやわらかめの物が多いため、傷つけることが少ないでしょう。

リテーナーの装着の注意ポイント

食事や歯磨きの時は必ず外す

取り外し式のリテーナーの場合は、食事や歯磨きの時に必ず外す必要があります。
噛む力が加わってしまうと、破損や変形の可能性があるためです。
また、汚れがついてしまい、においの原因になる場合もあります。
そのため、食事中はケースにしまって保管しましょう。

紛失に注意

取り外し式のリテーナーの場合、食事や歯磨きの時に外すことができるメリットがありますが、ティッシュなどに包んでしまうと、間違って捨ててしまう可能性があります。
また、外してそのままカバンなどに入れてしまうと、紛失してしまう場合もあります。
リテーナーを紛失しないように、ケースを必ず使用し、食事の後はすぐに歯磨きをしてリテーナーをつけるようにしましょう。

痛みが出た場合は相談を

通常はリテーナーをつけていても、痛みが出ることはありません。
リテーナーをつけて痛みが出る場合は、リテーナーが当たっていたり、変形したりしている可能性があります。

無理に合っていないリテーナーを使い続けると、正しい力がかかっていないだけでなく、口内炎がなかなか治らないなど、お口の中の環境も悪くなってしまう可能性があるため、早めに歯科医院に相談しましょう。

紛失や破損した場合は作り直しが必要

リテーナーを紛失してしまった場合には、すぐに作り直すようにしましょう。
そのまま放置してしまうと、少しずつ歯が後戻りをしてしまう可能性があります。

また、破損している場合もそのまま使い続けていると、正しい力がかかっていない可能性があるため、リテーナーの役割を十分に果たしていません。
そのため、早めに作り直しをする必要があります。

まとめ

歯が動いている時期は、見た目の変化もあってモチベーションも保ちやすい時期です。
歯が整ったばかりの時期は、矯正が終わったという解放感もあると思いますが、この時期に正しくリテーナーを装着することで、キレイになった歯並びを維持し続けることができます。
そのため、歯が動いている期間と同じくらいリテーナーをつける保定期間は重要な期間です。

整った歯並びを維持するために、正しくリテーナーを使って、矯正治療で手に入れたキレイな歯並びを維持しましょう。
当院では、裏側矯正やマウスピース型矯正など患者様の希望と歯並びを考慮して矯正治療を行っていますので、お気軽にご相談ください。

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※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

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