投稿日:2025.3.25
治療前に知りたい!歯列矯正の一連の流れとよくある質問
こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
歯列矯正を検討しているものの、実際どんな流れで治療が行われているのか気になる、という人も多いのではないでしょうか。
特に下調べをせず、相談で受診した時に一からの流れを聞いてもいいのかな?と悩んでしまいますよね。
そんな方に今回は治療前に知っておきたい歯列矯正の一連の流れと、よくある質問について回答していきたいと思います。
歯列矯正の相談に行かれる前にぜひご一読ください。
歯列矯正の一連の流れ
歯列矯正の一連の流れは以下のとおりです。
①カウンセリング
②精密検査
③検査結果と診断
④治療検討期間
⑤契約
⑥装置の作成依頼
⑦治療開始
⑧調整
⑨歯列矯正終了・保定期間へ
それぞれの内容を詳しくみていきましょう。
①カウンセリング(約30~60分)
歯並びが気になり、矯正治療を検討している時はまずカウンセリングに来院してください。
問診票をご記入いただいた後、お悩みの内容に沿ってお話いたします。
患者さんによって矯正治療を検討される理由はさまざまですので、「歯並びによる見た目が気になる」「顎関節に違和感がある」「結婚や就活に向けて」など包み隠さずお話いただければと思います。
さらにご自身の歯並びの何が気になるのか、どうなればいいのかなど詳しくお話をお伺いします。
またお支払方法や抜歯の有無などの希望や不安や疑問点もカウンセリング時に話してください。
詳しくお伺いしたうえで治療内容等をご提案いたします。
※ただし、この時点では精密検査をしていないため具体的な治療方法、個別のリスク等はお伝えすることはできません。
②精密検査(約60~90分)
前向きに検討されている方や、もっと詳しく治療期間が知りたい方には有料で精密検査を行います。
検査内容は以下になります。
・レントゲン・CT撮影:レントゲンやセファロを撮影し、歯や顎の骨の状態を確認します。
・顔・口腔内の写真撮影:顔の歪みや現在の歯並びを確認するために撮影します。
・医師による口腔内診査:現在の口腔内の状態や、むし歯や歯周病の有無などを確認します。
・口腔内スキャナー撮影:スキャニングした3Dデータを元に歯並びの治療過程をシミュレーションしていきます。
採取した資料を用いて不正咬合の診断をおこなうのです。
③検査結果と診断(約45~60分)
精密検査の結果を元に分析しリスクや今後の治療計画をお伝えします。
精密検査から診断の日程までいただく期間は1週間です。
どの治療が適切か、期間はどのくらいかかるかシミュレーションした歯並びと、ご自身が理想とされる歯並びを確認します。
またシミュレーションを確認しながらどのように治療を進めていくのか、担当医より説明いたします。
矯正前に、ご自身の将来の歯並びが確認できるためモチベーションも上がり、さらに安心して治療に臨めるのではないでしょうか。
④治療検討期間
お伝えした治療計画を検討していただきます。
当院では治療計画をしたからといって必ず当院で治療を受けるよう勧めません。
矯正治療は長期の治療ですから通いやすさや、信用できる医院や提案だったかなど、内容に納得いただいたうえで治療を進めていただきたいからです。
⑤ご契約
治療計画に納得いただきましたら、同意書や説明書をしっかりお読みいただき、ご契約書にサインしていただきます。
その際に注意事項やお支払方法などもカウンセラーよりお伝えいたします。
⑥装置の作成依頼
ご希望のお支払い方法(振込・クレジットカード・手数料なしの分割・デンタルローンがお選びいただけます)にてご入金いただいたのち、技工士に装置の作成を依頼します。
マウスピース型矯正や、裏側矯正(舌側矯正)は技工士による装置の作成が必要になるためです。
当院ではグループ内技工所の技工士によって作成しておりますので、スムーズな連携が可能です。
⑦治療開始
装置が完成したらいよいよ治療スタートです。
矯正治療の開始までにむし歯治療や親知らずの抜歯等が必要な方もいらっしゃいますので、ご契約から治療開始までの期間はさまざまです。
装置を装着したあとは、取り扱いや注意事項等についてしっかりお伝えしますのでご安心ください。
⑧調整
装置の調整に3週間から5週間に1回ほどで来院いただきます。
ワイヤーやマウスピースの交換をおこなっていくのです。
また、装置や口腔内に不具合があった場合も急患としてご来院ください。
シミュレーション通りに治療をすすめるためには定期的な来院が大切になります。
必ず予約通りに来院するようにしましょう。
⑨歯列矯正終了・保定期間へ
計画通りに治療が進み歯並びが整ったら矯正治療は終了し、保定期間に移行します。
矯正終了後は保定装置(リテーナー)を装着し後戻りを防ぐ必要があるのです。
保定期間の長さはさまざまですが、最低でも矯正にかかった期間は必要と思っておくといいでしょう。
歯列矯正を始める前の3つのチェックポイント
歯列矯正を始める前にチェックするポイントについてお伝えしておきます。
1軒の歯科医院で相談して治療を開始するのもいいですが、気になることがあればセカンドオピニオンするのもいいでしょう。
ただし、5、6軒と多く行きすぎてしまうと、情報過多で決められなくなってしまうため2、3軒ほど矯正相談に行くのがおすすめです。
その際に、以下のことにも注目してみましょう。
カウンセリングに行く前に
来院する予定の歯科医院のHPは必ずチェックしておきましょう。
・どの矯正装置を取り扱っているのか
・値段の相場
・歯科医院の立地
歯科医院によってはご自身が考えている矯正装置を取り扱っていない場合もあります。
また自宅からもしくは仕事場から通いやすい立地であるか、大まかな値段設定は予算以内であるかを確認しておくと、いくら相談だけ行くといえども無駄足になることはないでしょう。
カウンセリングで確認するポイント
カウンセリング時に確認するポイントを押さえておきましょう。
・医院の雰囲気
・説明の内容
・歯科医師やスタッフの態度
矯正治療はむし歯の治療と違い、1年から2年と長期に渡り通院します。
信頼できない医院や雰囲気が悪いと通いたくなくなりますよね。
カウンセリングの際に先生の話し方や雰囲気がいいと感じた医院を選ぶのもひとつです。
治療時期の決定
ライフスタイルによって治療開始時期を決定しましょう。
治療期間はどれくらいかかるのか、また治療開始時は歯が動くことによる痛みを感じる人も少なくありません。
受験や、試合前など集中が必要な時期は避けたほうがいいでしょう。
また、結婚式に向けて歯並びが比較的整っている段階まで動かすことが可能かシミュレーションで確認することも可能です。
女性の場合は、妊娠や出産なども考えられます。
何かイベントが控えている場合は、その旨を伝えておくようにしてください。
よくある質問
矯正治療開始前によくある質問について回答していきたいと思います。
ぜひ参考にしてください。
Q1.矯正期間はどのくらい?
歯並びによってさまざまですが、だいたい1年から2年半ほどかかります。
保定期間を含めるともう少し長くなるでしょう。
Q2.選択する装置で期間に差がでますか。
歯列矯正にはワイヤー矯正、マウスピース型矯正などの種類があります。
基本的にはどの装置を選んでも治療期間に大差はありません。
外科矯正が必要なケースは手術があるため長くなる可能性があるでしょう。
Q3.むし歯の治療やクリーニングをしてくれますか。
当院は矯正専門の歯科医院です。
残念ながら、むし歯の治療やクリーニングは他の医院を受診していただく必要があります。
Q4.治療中に痛みはありますか。
個人差がありますが矯正治療中は多少痛みを感じる人は少なからずいるでしょう。
ワイヤー矯正であれば装置が粘膜に当たる違和感や痛み、治療中は歯が動く痛みなどがあります。
ほとんど2、3日で治まる痛みで長引くことはありませんので安心してください。
Q5.食事などの制限はありますか。
ピザや唐揚げなどの硬い食べ物は装置が外れてしまうことがあるため、細かくするなどして食べる必要があります。
また繊維性の食物は装置に引っかかってしまい気になる人もいるでしょう。
表側矯正であれば激しい運動などは一時的に控えた方がいいかもしれません。
まとめ
今回は矯正前に知っておきたい歯列矯正の一連の流れについてお伝えしました。
ご来院いただいた時のカウンセリングの時間は限られています。
1からカウンセリングで聞くのもいいですが、ある程度の知識を持ったうえでさらに聞きたいことをカウンセリングで聞くと、有意義なカウンセリングの時間になるのではないでしょうか。
ご自身の歯並びが気になっている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
スタッフ一同ご予約お待ちしております。
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※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。